一般社団法人 居想会が平成23年(2011年)に行った居合・居合道・剣術の活動記録です。
演武会、講習会、合宿、親睦行事など、当時の居想会の歩みを写真とともに紹介します。居合道を学びたい方は、入会案内、居合道の稽古日程、居合・剣術の稽古場所もご覧ください。
今年は大きな震災に見舞われ、直接被害がなかった会員の方でも
生活や仕事で大きな影響を受けた年でした。そんな中で皆一生懸命時間をつくり稽古に参加している姿に、私も元気づけられました。
居合や剣術の稽古は、非日常的な時間と空間ですので、そうしたひとときの中で心と体をリフレッシュして、来年もまた勉学やお勤めに励まれることを祈願いたします。
今年もあとわずか、健康にきをつけて元気に乗り切りましょう。





今回の講習会では、基本の大切さを知って頂きました。たち座り、足運びは居合の基本です。
真っすぐに重心を沈めてブレルことなく座り、立つときも同様に重心位置を変えずに等速で立ち上がります。
歩みと走りは、私達が普通に行っているものと異なります。足の裏で蹴りだすことなく重心を前に送り出
すことにより進みます。これらのことは 稽古場だけではなく、日々の生活の中に取り入れて体に覚え込ませて
ゆく事で、居合の上達が期待できます。抜刀は体の中心よりおこない、全ての動きを一致させることが大切です。
腕に頼らず肩甲骨の開き始めを左右の拳に同調させることで、起こりが見えず、加速度運動になりません。
動き出しは起こりのはじまりで、停止は全ての動きが同時に終了するときです。
講習会では、基本的な体の使い方に時間をかけて知ってもらえるので、日々の稽古とは違う発見があったのではないでしょうか。





今年の合宿は、場所を移し佐久での稽古。
寝食を共にしての合宿は、互いのこころのふれ合いの場所でもあります。仲間が増えるということは、居合や剣術の楽しさを語る友が出来ること。
ストイックに自分に向き合い、こころと体を作っていく古武術の世界に身を置いているからこそ、人との絆を大切に思うのかもしれません。


















同じ釜の飯を喰う。自然とこころ同士が近づいてきます。

日常の稽古の成果がよく表れた、演武会でありました。
居想会は設立して六年が経ち、ようやく古武術の会らしい技が披露できるようになってきました。
居合についてはスポーツ的な動きから、より古武道的な動作を得て飛躍的に美しい形を得ることができました。無駄の無い動きは美に通じるということでしょう。
そして剣術は、伝書より紐解いた教えを形としたことにより、無外流流祖 辻月丹の思いに少しでも近づくことができました。この剣術形は、これから居想会の大切な財産となり核となる教えとなるでしょう。
これからもこうした技に磨きかけ、互いに稽古をするもの同士、世代を越えた絆を高めて日々の稽古を楽し
く過ごしてゆきましょう。
関戸光賀
























今年一年、心身共に健康で古武道の稽古できることを願う新春稽古会にふさわしく、今年も東京武道館の大武道場にて、明るく元気な三時間の居合稽古を終える事ができました。
技量別に分かれての稽古の他、指導員による居合演武、剣術演武、無外流の座学など「あっと言う間に
過ぎてしまった」との感想は正直うれしく思いました。
剣術演武では無外流の「十剣秘訣」を初めて皆さんの前で演武できましたことは新春にふさわしいこと
でもありました。
居想会は今年も社団法人の居合の会として、力一杯元気に成長してゆきたいと思います。
関戸光賀





