令和5年の居合稽古日記
12月26日(日) 水道橋:五島博 師範

居合・水道橋宗家指導の剣法稽古と同時に行われた私担当の一般居合稽古の報告です。

今年最後の稽古日です。
他の稽古場でも最後の稽古として18本通しを実施しているようですが水道橋稽古でも18本通しを実施しました。
各形とも一本目は動きを確認しつつゆっくり動いてもらい4〜5本づつ実施しました。
18本稽古する中で上手く演武出来ない形や動きを再確認することで今後のクリアーすべき課題を確認し来年からの稽古の課題としてもらいたいと思います。
寒さ厳しくなります折、くれぐれもお体にはご留意しながら良いお年をお迎え下さい。
来年も宜しくお願い致します。

居合20231217

隣面では剣法の稽古が行われました。

12月24日(日) 田町:田澤尊伯 指導補

居合・滝野川冬至も過ぎて、いよいよ年末といった慌ただしい感じがしています。
そんな中、本日は、本年最後の稽古担当となりました。

基本稽古に続き、形稽古は、真、野送り、陰中陽、響き返しそして、前腰を行いました。
稽古回数の多い会員の皆さんでしたので、集中して動いて頂き、締めくくりの意味で、各自の動きを確認する時間を持つようにいたしました。

本日が稽古納めの会員の方もおり、最後は、年末のご挨拶と、新春稽古会等、来年の稽古場での再会を約しながらの散会となりました。

改めて、本年大変お世話になりました。皆様が良い年をお迎えになることを祈念しつつ、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

12月24日(日) 市川:平澤昂円 師範

居合・滝野川今日はクリスマスイブ駅前は大渋滞です。今年は気のせいかイルミネーションも華やかに見えます。

いよいよ今年市川最後の稽古になりました。この数年間の思いを込めて18本を稽古してみました。一本一本の中に様々な思いが去来します、その思いを大切に来年もまた稽古をしていきましょう。
稽古がすべて終わったらいつものように道具の手入れです、柄は歯ブラシで鮫皮の部分を掃除し、きつく絞った熱いタオルで拭いた後乾いた布で良く拭き乾燥したところに置きましょう、刀身はほこりや古い油をぬぐい新しい油を塗り、鍔にも塗っておきましょう。

今年一年本当にありがとうございました。令和6年も皆様にとって良い年でありますにご祈念申し上げます。また稽古場でお会いしましょう。

12月23日(土) 滝野川:宮澤和敬 師範代

居合・滝野川雲一つない晴天のもと肌を刺すような寒い朝でした。
稽古場所は地下にあり、太陽の暖かな日差しは届かない為、施設の方にお願いして暖房を入れてもらいました。

城北エリアでは新人講習があり、新人のKさんと同じ年齢の小井指導員に担当していただきました。これから長く稽古を一緒に続けていきましょう。

本日は稽古回数の多い会員さんだけだったので、説明は最小限にしてテンポ良く稽古を進めていきました。いつものように軸を立て、斬る方向へ身体と膝頭、爪先をしっかり向けて斬ることを意識してもらいました。また、しなやかな動きが出来るように筋肉へ力を込める時、力を抜く時のメリハリをつけることで斬るスピードは早くなることをお伝えしました。

形稽古は「真」「向抜」「胸尽し」「円要」「左月」「両車」「本腰」」「野送り」「夢想返し」を稽古しました。

本日が年内最後の居合指導担当日でした。今年も事故や怪我なく無事に稽古できたことは、稽古へ参加いただいている会員の皆さんのご理解、ご協力があったからこそだと感謝を申し上げます。ありがとうございました。

良い年をお迎え下さい。
また、新春稽古会でお会いしましょう。

居合20231217

12月19日(火)水道橋:三浦無斎 師範代

居合とは基本稽古、形稽古ともに、体の捌きを中心に稽古しました。
基本の1、2では、上半身先行ではなく右半身全体の動きで抜刀することや
振りかぶりの時に手の内を十分緩めることなどを確認しました。

形稽古は、胸尽くし、円要、前腰、神妙剣の4本。
それぞれポイントとなる体捌きを確認しました。

一年間ありがとうございました。
来年も、引き続き、精度を上げるべく共に精進して参りましょう。

12月17日(日)池袋:浅野知義 指導補

居合とは昨日の赤羽に引き続き、形稽古の時間を多く取りました。
適度な人数で、動きの大きい形もしっかりと動けたのではないでしょうか。
多少詰め込んだ感はありますが、何か1つでも皆さんの上達に繋がれば嬉しく思います。

本年最後の指導担当でした。
一年間ありがとうございました。
来年も一緒に稽古していきましょう。

居合20231217

12月17日(日)品川:和田冠玄 指導員

居合とは本日の稽古では敵の存在をイメージして稽古すること、緩むことでの体重移動に合わせての体捌きと抜刀、前に出る足爪先で敵を捉えること等、其々の形に共通することをお伝えして稽古して頂いています。
野送りは右を緩めることで右への重心の傾きに合わせて体を捌き、それと同時に頭上に抜刀、鎬で敵の振り下ろす真向を受け流します。今日は無手で何度か稽古してもらった後抜刀してもらいましたが、体捌きと抜刀のタイミングが一致して受け流すイメージは体感できたでしょうか。緩みによる重心の移動に合わせて体を捌くのは簡単そうですが、やってみるとなかなか上手くいきませんね。繰り返し稽古することですことで、上手くコントロールできるようになりたいものです。
今年は季節外れの暖かさがあったかと思うと、次の日は真冬の寒さになったりして寒暖の差が大きく体がついていかないようなことも多々ありました。令和5年もあと2勝間、健康に留意し新しい年を迎えたいものです。

12月16日(土)田町:山名宗孝 指導員

居合とは本日は基本稽古の後なるべく多くの形を稽古しようと、真、向抜き、左月、右、本腰、胸尽し、円要、両車、野送りを行いました。

基本の稽古から半身の捌きで腰と肩の向き、足先の動きを特に注意頂きました。

本年はありがとうございました。お互い少しずつ課題を克服できるよう元気に稽古に励めますように。来年もよろしくお願い致します。

12月16日(土)赤羽:関口翠覚 指導員

居合とは十分なスペースが確保できましたので、形稽古を多めにし、各自のペースで振っていただきました。外は20℃超えの気温でしたがお稽古場はしっかり暖房が効いていて、こまめな水分補給が欠かせないほどでした。季節外れの暖かさのおかげで、思いがけず良い汗が流せたのではないでしょうか。

本日が今年最後の指導日となります。
一年間ありがとうございました。
来年も皆様と一緒にお稽古ができるのを楽しみにしています。

12月12日(火)水道橋:岩田和己 指導員

居合とは12月に入ったと思ったらすでに半ばとなり今年も残りあとわずかになりました。

本日の水道橋は剣法と居合に分かれての稽古でした。
今回は基本稽古では鞘引きと刃筋に重点を置いてみました。初心に戻って、抜刀時に正しい角度で抜けるようあらかじめ鞘の角度を合わせ、鞘引きして抜くことを繰り返しました。稽古回数を重ねるうち、ついつい抜刀の基本がおろそかになり、正しく刃筋が通っていないことがよく見受けられます。
毎回の基本稽古の時にゆっくり振って正しく刃筋が通っているか確認しながら稽古してみてはいかがでしょうか?

今日の形稽古は本腰、玉光、真、胸尽くし、水月、前腰の6形。
今日の参加者は稽古回数も多い方々でしたので、それぞれの形で、敵の動きを想定しながら、常に敵の正中線をとらえての抜刀を心がけていただきました。
また形の中には転身、体捌きを伴う動きもあり、その都度軸がぶれないように股関節の緩みを十分活かして柔軟に動くようにしましょう。

今回で今年の私の稽古指導は終わりになりました。また来年、心新たにスタートいたします。
これから冬本番の寒さが来ると思いますが、会員の皆様、風邪特にインフルエンザにかからないよう体調管理をお願いします。

12月10日(日)品川:髙橋武風 指導補

居合とは本日は真、胸尽し、右、夢想返しを稽古しました。
形ごとに、座っていたり、転身したたり、腹抜きしたり、また立ち上がりながら転身したりと、難しくなりますね。
しかしどの形も同じで軸を立て、相手を斬る事が目的です。
座技の真にはその基本がつまっていると思いますので、しっかり稽古しましょう。
私の本年最後の指導となりました。
一年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。

12月10日(日)市川:平澤昂円 師範

居合とは12月とは思えない暖かい日が続いていますが、来週はまた寒くなる予報が出ています。体調管理に気を付けて稽古をしていきましょう。

上達の練度は個人差があります、ましてや今までとは違う動きを学びます諦めずに体になじませていくことが大事だと考えます。

今日は右、野送り、響き返し、右の敵、本腰、玉光の6本です。右。右の敵では真ん中で取った柄を鞘なりに鞘走りをしてみてください、仮想敵に対して最短で抜刀するように。野送りは縦抜き。響き返しは腹抜きの基本素振りを大切に。
本腰はしっかり前の敵を斬って捌くように。玉光は真向で来る敵の刀を意識して緩みで後方に捌くように。

今年の稽古回数は少なくなりましたが来年につなげることを心がけ考えながら稽古をしていきましょう

12月5日(火)水道橋:五島博 師範

居合とは師走を迎え何かと慌ただしい時期となりました。

本日は、宗家居合稽古と同時に行われた私担当の一般居合の稽古日です。
前回の水道橋稽古と同様に基本の一二と形稽古を繰り返すなかで個々に気付いた点を伝え稽古を進めました。
休憩時間は皆さんと談笑し楽しく過ごさせて頂きました。

12月3日(日)赤羽:浅野知義 指導補

居合とは数年ぶりに居想会の忘年会が開催されました。
豪華賞品に美味しい料理、仲間との団欒と楽しい時間を過ごせたのではないでしょうか。

思い返せば演武会の開催も叶い、苦しい時代からの脱却を感じられた、よい年になったと思います。

今年の総括のようになってしまいましたが、年内の稽古も私の指導日もまだ残っています。
ともに稽古に励んでいきましょう。

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12月3日(日)市川:平澤昂円 師範

居合とは昨日はコロナ渦で出来なかった忘年会が開催されました、各稽古場から会員さんが集まり楽しい集いになりました。いろいろの方と話しているといつもと違う面が見えてきます。いつも忘年会には毎回着物で参加される外国人のKさんと楽しい着物談義よく勉強されているので驚きました。話を聞いていた方から来年の忘年会には着物で参加しますと嬉しい言葉着物仲間が増えます。

居合の稽古とともに様々な面で多くの方と触れ合い視野が広まることも楽しいことです。

12月2日(土)池袋:小井健熙 指導員

居合とは本日は五用から五箇までを通しました。走り懸りは時間の都合上割愛いたしました。本当は18本全て通したかったのですが…時間配分が甘く申し訳ありません。

ところで、居想会の一般ページ・五用の部分に「それぞれ1本の独立したものではなく、全てで1本の居合形として考えています。」とあります。形稽古では一本を集中して術理を考えますが、折に触れて形を連なったものとして考える機会も肝要かなと思います。

形の解説もそれぞれ行いましたね。例によって、ごちゃごちゃ言ってしまいましたが、基本は稽古初めに行う体捌きから外れず、教本の動きから逸れず。身体に無理がなく、長く稽古を続けられるような身体操作を心がけましょう。

今年ももう12月です。本日は会の忘年会がありますが、これからの1ヶ月は何かと飲食の機会が多くなると思います。寒さも相まって体調を崩しやすくなりますが、普段以上に留意して、今年の残りもしっかり稽古していきましょう。本日もお疲れ様でした。

12月2日(土)田町:大隅幸一 師範

居合とは今年も早くも師走になり残すところひと月となりました。
寒さも一段と厳しくなってきましたが、稽古する会場は暖房等の空調がしっかりしていて快適に稽古できました。

本日の稽古ポイントは、斬り終わりと振り被りで刀のブレを無くしピタッと正しい位置で止めることに注意して稽古していただきました。

敵に隙を与えないためにも極力無駄な動きを無くしていくことにも意識するようにしましょう。
斬るためにタメを作ったり大きく振り被ったりすることがよく見られますので気を付けるようにしましょう。
そのためにも手先や腕の力を使うのではなく、脇を開けずに体全体をうまく使うことを意識してみてください。
自分で注意し意識して稽古を積んでいくことでキット上達していきます。

今月は一年の締めくくりとして今まで稽古してきたことを見直して、さらに来年へと繋げていけるようにできるといいですね。

お互いに頑張りましょう。

11月28日(火)水道橋:岩田和己 指導員

居合とはこのところ朝晩日中の寒暖差はともかく、日中の気温も日により暑かったり寒かったりで、身体が気候に対応できない状態です。

本日の水道橋は剣法と居合に分かれての稽古でした。
基本稽古、形稽古ともにいつもと同様、股関節と膝の緩み、腕に頼らず身体全体を使って動くことに加え、今日は特に目線、刃筋、手の内の緩みに重点を置いて稽古を進めました。
形稽古においては各形のポイントとなる箇所を確認しながら正しく動けるよう繰り返し稽古しました。

早いもので今年も残すところあと一か月となりました。
これから寒さとともに風邪にもかかりやすくなります。体調を崩さないよう気を付けてお過ごしください。

11月26日(日)田町:山名宗高 指導員

居合とは宗家稽古と会場を同じくしての稽古でした。

参加者は30人と賑わい、肌寒い季節となりましたが多くの方々の参加がありました。

一般稽古では、基本稽古の後、真、胸尽し、陽中陰、円要の4本を行いました。
今回は特に半身の際の肩と腰の角度に注意をはらった稽古としました。
腰を回転させるのではなく、腰を縦に捌けるよう、半身の切替から、形稽古での抜刀まで、回転動作にならぬようお伝えしました。
足先が敵を捉えず内側を向いていると腰が回転動作となっているかもしれません。刀を振る前の半身の切替で確認をしましょう。

年末となりましたが皆様体調を崩されず、健康で稽古続けられますように。

居合20230528

11月25日(土)田町:髙橋武風 指導補

居合とは本日は向抜き、胸尽し、左月、夢想返しを稽古しました。
どの形でも同じですが、動きに慣れる事は良い事だと思いますが、慣れる事により動きが漫然となってしまう事があります。
稽古中自分の体がどの様に動いているか意識する事で形の精度が上がってくるかと思います。また仮想敵が何処に居るかを意識すると更に良くなるかと思います。
段々と気温が下がって来ていますので体調に気をつけて稽古を続けて参りましょう。

11月21日(火)水道橋:五島博 師範

居合とは宗家居合稽古と同時に行われた私担当の一般居合の稽古日です。

前回の水道橋稽古と同様に基本の一二と形稽古を繰り返すなかで個々に気付いた点を伝え稽古を進めました。
特に右、円要では転身しながら抜刀しすぎることなく仮想敵時に転身した後間をおかず抜刀するよう指導しました。

本格的な寒さに向かう時節、体調を崩されませぬようご自愛ください。

11月19日(日)市川:岩田和己 指導員

居合とは早朝からすっきりと晴れわたり、すがすがしい一日の始まりとなりました。

今回も市川稽古の指導担当を代行することになりました。
本日の参加者は11名で、新人さんから傳位まで幅広い人員構成です。
基本稽古では股関節と膝の緩みを活かした動き、腕だけでなく体全体で斬ることを念頭に置いてゆっくり確認しながら動いていただきました。
基本の一、二では5人ずつ向かい合って、確実に相手の正中線をとらえて斬ること、視線を相手から外さないことを意識していただき稽古を進めました。
形稽古においても、いつも通り各形のポイントとなるところをお伝えし、ゆっくり各形の一つ一つの正しい所作を確認、修正しながら動いてもらいますが、
軸のブレ、刃筋、剣体一致などゆっくり動くということは意外に難しいものです。焦らず、力まず稽古を続けることを心がけましょう。

昨日今日の2日間、新橋の東京美術俱楽部で年一回開かれる「大刀剣市」が開催されています。全国の刀剣・刀装具を扱う業者70店ほどが出店し、かなりの人が来場しています。
今日、稽古の後平澤先生の引率で何人か刀剣市に行かれました。
私は都合により今日同行できないので、昨日行ってきました(平澤先生も一緒に)。
驚くことに外国人の来場者の多いこと、多いこと!
業者の各ブース内で刀を持って観ているのは圧倒的に外人(西洋人)で、日本人の少ないこと、これで外国人の購入が増え、日本から刀がどんどん流出していくのかと思うと残念に思うと同時にゾッとします。
駄剣はともかく、価値ある刀はやはり日本に残して代々伝えていってほしいと思います。

11月19日(日)品川:大隅幸一 師範

居合とは今日は小春日和で気持ちの良い陽気でした。

本日は、最初の素振り稽古で刃筋に注意していただきました。
日本刀を使っての稽古においては刃筋が通っていることが必要ですので、意識して身に着けるように頑張りましょう。

また、漠然と斬るのではなく、敵のどこをどのように斬るのかも考えて稽古しましょう。

言うことは簡単ですが実際に行うことは難しいですね。
只々稽古あるのみです。お互いに頑張ってまいりましょう。

11月18日(土)赤羽:宮澤和敬 師範代

居合とはメジャーリーグでは史上初となる2回目の万票で大谷選手がMVPになりました。大谷選手は高校時代から体軸を安定させる為に下半身を強化してきました。イチローさんも筋肉を柔らかくしなやかな動きが出来るように専用の機材を遠征先まで持ち込んでトレーニングしていたと言われていす。
腕力に頼らず、軸を中心にしなやかに筋肉を使うことは古武道にも通じる動きです。

本日の稽古では、軸をしっかり立てながら上半身と下半身それぞれの動かし方を意識していただきました。
上半身は力を抜いて柔らくしなやかな筋肉の使い方、下半身は外側へ開いたガニ股の動きにならず、膝頭と爪先まで斬る方向へ正しく踏み出すように意識を集中して動いていただきました。
また、下半身の股関節の緩みや膝抜きによって上半身の動きで生じる力をサスペンションのように吸収する感覚を掴んでいただきました。

形稽古は上半身と下半身の動きが複雑な「本腰」「胸尽し」「円要」「野送り」「玉光」を稽古しました。

今後の稽古も力まず、筋肉のしなやかな動きで居合道を極めていきましょう。

11月14日(火)水道橋:五島博 師範

居合とは秋なのに冬が駆け足で来たと感じるこの頃です。
稽古は、宗家指導の剣法と同時に行われた私担当の居合の稽古日です。
剣法では、茨城居想会より小野指導員が稽古に参加をされました。

居合は、脚の入替え、半身の切替につづき素振り及び抜刀稽古。
形稽古前半は、二刀目の袈裟の角度の違いを再確認し刃筋などに注意し稽古してもらいました。
又、本日は前回と同様に基本の一二と形稽古を繰り返すなかで個々に気付いた点を伝え稽古を進めました。

11月12日(日)市川:岩田和己 指導員

居合とは今朝は雨模様の寒い朝になり、そのせいか比較的少ない人数での稽古となりました。

市川での形稽古は、五用、五応、五箇、走り懸りを横串で4形ずつ行い、5週で破図味、四方を除く18形を終え、次週で18形の通し稽古を行います。
したがって本来今回は18形の通し稽古の予定でしたが、稽古参加2回目の新人さんを考慮し、通し稽古は行わず1週目の真、胸尽くし、水月、前腰を行いました。

今日は傳位の方が3名参加されていましたが、基本稽古、形稽古ともに基本に戻って正しい所作を意識しながら3回ほどゆっくり動いて、刀をとるところから始まって、刃筋、斬り終わりの切っ先の位置、目線等基本的なことを確認していただき、そのあとは各自のペースで稽古を続けました。

傍からみれば、その人の動きの良し悪しはわかるのですが、本人にとってみれば正しく動けているかどうか意外とわからないものです。私自身常にそのように思っており、指摘していただいた時にはすぐ直すよう心掛けています。
ですから指導時には、できるだけ周りを見渡し、個々に注意修正すべき点をお伝えするようにしています。
なかなか一度二度で直すのは難しいですが、常に念頭に置いて稽古を積み重ねていけば自ずと正しい動きができるようになると思います。

11月12日(日)赤羽:関口翠覚 指導員

居合とは急に寒くなました。少し前の暑い日が少し懐かしく感じられます。
赤羽稽古場はしっかり暖房が入っており、外から入ってきた時はとても心地よかったですが、稽古を始めるとあっという間に暑くなり、すぐに冷房の発動となりました。
本日は広々とスペースを使えたので、普段以上に運動量が多かったのかもしれません。
これからは外と室内の気温差が大きい季節になりますので、体調に気をつけたいですね。

各稽古場で忘年会のご案内をしていると思いますが、初めて参加する方も久しぶりに参加する方も大歓迎です。お稽古場とは違った雰囲気で、楽しい時間を過ごしましょう。みなさまのご参加お待ちしています。

11月11日(土)池袋:依田鶴粋 指導補

居合とは西武池袋線の池袋駅近く、雀が集まる植え込みがあります。どうして雀が集まるのかと眺めていると、一斉に向かう場所がありました。すぐ目の前にある製麺所です。こぼれ落ちた粉をついばむため、近くの植木に身を潜めていたのです。しかしある時を境に雀がいなくなりました。不思議に思い製麺所を見ると、軒先に何かがぶら下がっています。黒くて小さな犬のぬいぐるみです。雀たちは犬のぬいぐるみが怖くて来れなくなったのです。平和で笑みのこぼれる対応策に心が温まりました。可愛らしい雀の集団に気を取られ、製麺所では困っていたということに気がつきませんでした。視点を変えるのは難しい。
12月2日に忘年会が開催されます。お稽古にまつわること、プライベートな話、お稽古の時とは違った楽しみがあります。本部、実行委員の方々によるお楽しみもドキドキワクワクしますね。美味しいお食事を囲みながら無邪気に楽しみましょう。エントリーをご検討中の方は、ぜひエントリーして欲しいです。普段とは違う発見があり、観点が変わるのも面白いですよ。

11月7日(火)水道橋:三浦無斎 師範代

居合とは求められている動きを再現しようと頑張って稽古を続けるわけですが、(当たり前ですが)簡単にはいかず苦労の連続ですよね。

体に馴染ませるために、稽古を続けるしかないわけですが、再現が難しくとも、こう動きたいんだ、という意識をしっかり持って動くのとそうでないのとは大きく違うと思います。
自分の課題を明確に意識することが大切なんでは、と思います。

そして、課題解決の糸口は、基本を見直すことにあるのかも知れません。
基本素振りの動き通りに形で再現できているのか、基本の体の動きに則って動いているかなど順に振り返っていくと、意外に正中線とか半身とかの基本の基本を確認することがポイントなのかも知れません。

各自の体が違うので、辿り着く道は一つではありません。
色々考えながら少しずつ、でも着実に、共に精進していきましょう。

11月5日(日)赤羽:浅野知義 指導補

居合とは私が担当する稽古では、半身の構えで肩・腰ラインの一致をまず確認するように声をかけています。

稽古は繋がっていますので、その後の基本稽古、形稽古でも同じです。

動いていて体勢が苦しい、動きにくいなど違和感の原因は肩・腰ラインの不一致(捻じれ)かもしれません。

身体の動きを丁寧に観察しながら稽古すると、色々気づきがあると思います。

11月5日(日)市川:岩田和己 指導員

居合とは市川に新人さんが入会されました。
先週新人講習を受けられ、本日居合稽古への初参加となりました。
基本的な体の使い方、素振り、抜刀、基本の一、二の形を新人講習で実習されましたが、実際に稽古参加となると、なかなか思うように動けず戸惑うことも多々あったと思います。

私自身、新人講習を担当する度、入会して新人講習を受けた時のことを思い出します。入会してすでに8年経ちましたがいまだに当日のことを鮮明に覚えています。講習内容すべて簡単そうに見えて、やってみるとまずできません。まるでマジックのように感じたのを覚えています。
そして8年経ち現在に至っています。

振り返ってみると、よくここまで続いていると思いますが、それでも今も疑問・悩みは尽きません。
ただ言えることは、毎回の稽古で正しい動きを身体に覚えさせることと、稽古の中で指摘されたことを素直に正しく直していくことが結果的に向上への近道ではないかと思っています。

以前にも書いたかもしれませんが、どうすればよいか、なぜこういう動きになるのか等、とにかく疑問に思ったことを稽古場で指導部の人たちに聞くようにしましょう。些細なことでも結構です、喜んで応じてくれますし、皆さんの技量向上に力を貸してくれます。とにかく遠慮せず積極的に聞いてご自身の向上につなげていってください。

11月4日(土)田町:小井健熙 指導員

居合とは体勢を不安定にする、ということはネガティブな状態であると認識されますが、殊武道においては、そうとも限りません。形においても、敢えて不安定な体勢を作ることで推進力を得るものがあります。
 そこで、本日は左月、円要、玉光、前腰を行いました。敢えて前に倒れそうになるような体勢を推進力と捉えて身体を運用する。そのことを意識できたでしょうか。
 稽古の中で意図しない方向に体勢が崩れてしまう場合は体重のかかり方や半身の角度を見直して見ると良いでしょう。この体勢だと、どの向きの力に強く、どの向きの力に弱いか…などなど。安全に、力を抜いて運剣できるように学んでいきましょう。

 身体を不安定にすることについては慣れが必要です。本能的に安定した体勢を取りたがってしまうものですからね。わかっていても身体が思うよう動いてくれない。日々の稽古の中で慣らしていくしかありません。引き続き、ともに精進していきましょう。本日もお疲れ様でした。

居合20230528

10月31日(火)水道橋:五島博 師範

居合とは街路樹も日ごとに色づきを増しており深まる秋を感じますが、朝晩と日中の寒暖差が大きく昼間は半袖の人を見受ける位に暖かいです。

本日は、宗家指導の剣法と同時に行われた私担当の居合の稽古日です。
居合は、脚の入替え、半身の切替につづき素振り及び抜刀稽古。
基本の一二と形稽古を繰り返すなかで個々に気付いた点を伝え稽古を進めました。
形稽古は、左月、胸尽し、右、両車、水月、神妙剣の6本(稽古順)を行い個別に廻って指導をさせて頂きました。。

10月29日(日)市川:髙橋武風 指導補

居合とは今日は急遽指導を担当させて頂きました。

居合の稽古で刀を真っ直ぐに振り下ろす動作があります。全く基本的な事なのですがこれが1番難しいのでは?と感じています。
構えの段階で正しく無かったら成立しませんし、手や足が力んでしまって切り終わりに刀がブレてしまったり、腰が上下してしまい正しく振り下ろす事が出来ません。
これを防ぐためには基本動作の半身の入替を準備運動ととらえずしっかりと稽古する事かと思います。
半身の入替と素振りの動作が一致してくると良い素振りが出来る様になるのでは無いでしょうか。
分からない事があったらいつでも聞いて下さいね。

10月29日(日)池袋:和田冠玄 指導員

居合とは本日の稽古では基本的な動きを出来るだけ正確にすることに注力して稽古してもらってます。
基本素振り真向では、膝の緩みをきっかけに軸をしっかり維持して振ること、切り終わりは腕だけで止めるのではなく、振り下ろす力を両足で等分に受け止めることが大事です。上半身や腕の振りだけでは切り終わりの体勢が安定しませんね。要所で指摘させていただき、確認してもらいながら稽古して頂きましたが安定した切り終わりの感じを体感できたでしょうか。
また、逆袈裟の際の鞘引きをについては手首が折れないように注意して稽古してもらいもらいました。腕だけで鞘引きをするとどうしても手首が折れてしまします。手首を折らずに鞘引きをするには肩甲骨を意識して肘、肩を引くことが大切です。ゆっくり正しい動きで繰り返し稽古することで綺麗な逆袈裟抜刀が出来るようになりたいものです。

10月29日(日)品川:大隅幸一 師範

居合とは今日は肌寒い日になりましたが、寒暖差に気をつけて体調管理をしていきたいですね。

本日は、敵を斬ったとき、突いたとき、付けたときに自分の中心で敵を捕らえているかを確認しながら動いていただきました。
特に、座技において斬り・突き・付けで後ろ足先が内側に巻き込んでいないか注意してもらいました。

座技に限らず全てにおいて敵と正対したときに自分の中心線で敵の中心線を捉えることを意識し隙の無い動きが出来るように頑張りましょう。

全てが難しいでことばかりですが上達に向けて稽古を重ねてまいりましょう。

10月28日(土)赤羽:関口翠覚 指導員

居合とは本日はスペースに余裕がありましたので、各自のペースで自由に振っていただくことができました。少人数の場合、より細かい点にまで目が届くので、今まで言われなかった点を指摘され、意外に感じた方もいらっしゃると思いますが、今後のお稽古に生かしてもらえると嬉しいです。

道端の枯れ葉が増えてきました。朝晩の寒暖差はあるものの、日中は過ごしやすい日続いていますね。
先日神保町から茗荷谷駅まで歩いてみました。土地勘が無いエリアでしたが、お天気が良かったので時間を気にすることなく、寄り道しながら歩きました。目的のないブラブラ散歩もこの季節ならでは、ですね。

10月24日(火)水道橋:岩田和己 指導補

居合とは朝晩はやっと秋らしい気温になったとはいえ、日中の夏日に近い気温には閉口します。

先週、紅葉の景色を求めて青森、岩手、秋田みちのくの旅に行ってきました。
例年であればすでに8割近く紅葉の景色が展開しているはずが、今年はあの異常気象のため1~2割程度で、見ごろはおそらく11月に入ってからになるようです。

4年ぶりの旅行なのにこの状況にはがっかりでしたが、唯一角館の武家屋敷通り、商家の町並みには心動かされるものがありました。
この地区は第二次大戦の戦禍を免れ、二百年以上前に建てられた武家屋敷がそのまま残されており、道幅も当時のままのため街路樹あるいは屋敷内の樹木は百数十年を経て、幹の太さ、高さには圧倒されます。
武家屋敷の中でも特に大きな青柳家、石黒家の屋敷を見学しました。青柳家では数多くの刀剣や槍、甲冑も十数領が展示されていて屋敷や庭の大きさもさることながら、かなりの地位であったことが想像されます。
ということで、今回の旅の収穫は角館でした。

そして、今回の稽古日記は ”おやすみ”です。

居合20230528

10月22日(日)田町:和田冠玄 指導員

居合とは本日参加者の皆さんは級も進んできていまして技量も上がってきています。
 稽古ではより精度を上げていただくように演武のスピードを抑えて出来るだけ正確に動くことを心掛けていただきました。軸をしっかり保つ、前に出る足先でしっかり敵を捉える、そして動作のきっかけは緩みから等、基本的なところを意識していただいています。
 左月と右では座位の中心に軸を垂直立て回転します。左月は左足親指の付け根と右膝、右は右足親指の付け根と左膝のそれぞれ2点で軸を支えてその中心で軸を回転させます。座位の中心で回転しやすいように跪座の状態から回転してもらいましたが軸を崩さず中心での回転は上手く出来たでしょうか。足先と膝ではどうしても膝の方に体重がかかってしまいがちです。正座の状態からの回転ではある程度膝側に体重がかかるは避けられないかもしれませんが、出来るだけ座位の中心で軸を保てるようにしたいですね。

10月22日(日)田町:和田冠玄 指導員

居合とは本日参加者の皆さんは級も進んできていまして技量も上がってきています。
 稽古ではより精度を上げていただくように演武のスピードを抑えて出来るだけ正確に動くことを心掛けていただきました。軸をしっかり保つ、前に出る足先でしっかり敵を捉える、そして動作のきっかけは緩みから等、基本的なところを意識していただいています。
 左月と右では座位の中心に軸を垂直立て回転します。左月は左足親指の付け根と右膝、右は右足親指の付け根と左膝のそれぞれ2点で軸を支えてその中心で軸を回転させます。座位の中心で回転しやすいように跪座の状態から回転してもらいましたが軸を崩さず中心での回転は上手く出来たでしょうか。足先と膝ではどうしても膝の方に体重がかかってしまいがちです。正座の状態からの回転ではある程度膝側に体重がかかるは避けられないかもしれませんが、出来るだけ座位の中心で軸を保てるようにしたいですね。

10月22日(日)市川:平澤昂円 師範

居合とは秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる                                  

過日までの猛暑が嘘のような爽やかな朝です。家の周りの金木犀もやっと咲き始めました。

昇給、昇傳審査に向けて残暑の中頑張って稽古を続けられたことと拝察します。審査の意義を考えるとき自己の目標に向かって意識を集中させているとその時の心持は無になっていくことが大切かと考えます。

審査の形に向かうとき間違っていないか。上手くできるか、最初は誰も同じことを考えますが正しく稽古をしていれば自然と体が体が動きます、結果は正直です、自分の中に違和感が残ればいいと思います。自分は出来ていると思い込むよりこの先格段の差になるのではないでしょうか

少し体を休めたらまた次の目標に向かって歩み始めましょう。

10月21日(土)池袋:依田鶴粋 指導補

居合とは稽古帰りに空を見上げると、穏やかな青空が広がっていました。書店には紅葉の絶景を紹介する赤い表紙の雑誌が並んでおり、どこかへ出かけたくなります。
本日の稽古は各々のペースで行っていただきつつ、個々へもお声がけしながら進めました。全体を見ていると、同じ形に取り組んでいてもそれぞれの個性があり、とても魅力的です。ゆっくり丁寧な動き、仮想敵を意識した無駄のない動き、それに伴い流れる時間にも長短が出てきます。同じ空間内の相対する動きと時間は強く美しく、気持ちがすっきりしていきます。
秋の薄青色の空と真紅のもみじの対比もやはり美しく、気持ちが澄み渡る感じがします。そのようなわけで、来月は京都へ行くことにしました。
週末はお稽古で、時に旅行でリフレッシュできる贅沢をしみじみ感じる1日でした。

10月17日(火)水道橋:大隅幸一 師範

居合とは本日は宗家稽古と一般居合の同時稽古でした。
私が担当しました一般居合稽古についてです。

秋に入ってからは湿度も下がって快適に稽古ができるようになりました。

本日の稽古では、一つ一つを丁寧に動くことと敵の位置をしっかり捉えることをポイントにしました。

本日の形稽古では水月・胸尽し・陽中陰、円要・響返し・野送りを行いました。
それぞれの基本や形で状況は異なりますが、敵の位置や状態をしっかり意識して動くようにしましょう。
敵がどこにいて、どこを斬るのか、どこに切っ先を付けるのかなど、それぞれを意識して稽古することで技が活きてきます。

曖昧な動きにしないように稽古していくようにしましょう。

居合20230528

10月14日(土)滝野川:宮澤和敬 師範代

居合とは爽やかな秋晴れの中、本日も滝野川体育館の武道場で稽古に励みました。

来週の昇級、昇傳審査に向けて4名の会員さんから補習の申請があった為、関口指導員と依田指導補に対応していただきました。
いつも通り平常心で形を演武すれば、大丈夫です。稽古してきたことを全て出しきれるように頑張って下さい。

その他の会員さんには、本日の重点テーマとして「正中線」を意識して稽古を進行していきました。
軸をしっかり立て、その軸を正中線から左右にズラさないように下半身の安定させる動きを意識しながら、刀を振りました。
形稽古は審査指定形の中から「真」「胸尽し」「野送り」「両車」「水月」「響返し」「前腰」「神妙剣」を稽古しました。
引き続き、目標を持ちながら稽古に精進して参りましょう。

10月10日(火)水道橋:五島博 師範

居合とは宗家指導の剣法と同時に行われた私担当の居合の稽古日です。

居合は、脚の入替え、半身の切替につづき素振り及び抜刀稽古。
本日は始めに斬り終りの重心位置の確認のため以下の方法で各自確認をしてもらいました。
何時ものように立った姿勢から重心を右脚に残したまま左足を二足半ほど後ろに運び上半身を垂直に立てたまま左脚の膝を緩め重心が両足の真中に来る様、腰を移動させます。
その位置が斬り終わりの体勢となることを感じてもらいました。

基本の一二ではとくに一刀目の抜き付け時、前への移動を意識するため後ろ膝が伸び過ぎ前掛りの重心になったり頭の位置が上がる傾向になりやすいと感じています。
形稽古では初めの二本をゆっくりと動いてもらい気付いた点を伝え稽古を進めました。

10月8日(日)市川:岩田和己 指導補

居合とは 今まで続いたあの暑さが嘘のように過ぎ去り、一気に秋の気配となりました。

本日の市川はほぼいつものメンバーでの稽古となりました。
基本稽古では、軸と刃筋を意識するとともに、つま先、膝頭を敵の正中線をとらえて真っすぐに進むよう意識して動いていただきました。
また、基本の一、二の振りかぶりから真向斬りへの所作は止まらず連続した動きになるよう繰り返し稽古いたしました。

本日の形稽古は向抜、円要、陰中陽、夢想返し。 いづれも転身を伴う形です。
股関節、膝の緩みと体捌き、転身した後の敵の位置など級の低い方にはなかなか難しい所作も多々あると思いますが、焦らずゆっくり振って所作を身体に覚えさせましょう。
稽古回数の少ないうちから正しい所作をゆっくりした動きで体に覚えさせれば 後々級が上がり傳位になっても無理なく形をこなすことができると思います。
逆に中途半端に所作を覚えこむと級が上がるほど正しい所作に修正することが難しくなりジレンマに陥ります。 基本稽古も含め正しい所作で動けるよう稽古のたびに確認して修正していきましょう。

10月7日(土)田町:小井健熙 指導補

居合とは 本日は正中線を意識して身体を動かして頂きました。稽古場でよく耳にする正中線という言葉ですが
1 自分視点で捉えた場合
2 相手の立場で捉えた場合
以上2点では意味が異なります。例えば、1は自分にとって刀を運用しやすい位置、2は相手が脅威に思い容易く間合いを詰められない位置、、など。まだまだたくさん多くの意味を含みます。

そういった視点を意識しながら陽中陰、胸尽くし、響返し、両車を行いました。特に両車が顕著ですが、刀を軽く扱うためにも正中線上で刀を操作することは肝要です。意識して行いましょう。無理に腕力などに頼って怪我をすることがないように、身体全てを使って刀を振っていきましょう。

上記の形以外…全ての形で正中線は重要な要素です。その切り口で形稽古を行う時、何に注意して動くべきだろうと思案しながら稽古できると楽しいと思います。
本日もお疲れ様でした。。

居合20230528

10月3日(火)水道橋:三浦無斎 師範代

居合とは 宗家稽古と同時に行われた一般稽古の報告です。

稽古回数も増えてきて、それなりに動けるようになると、その一方で 自分が楽に動ける独自の動きが微妙に加わってきます。
本日は、そうしたズレを修正すべく細かいことに目を向けて稽古しました。

自分の中心は意識できているか、足は敵に向かって出ているか、刀は自分の中心に振りかぶっているか、膝の緩みは十分か などなど・・・
チェックポイントはつきませんが、まずは自分で気づいて意識することが 大切かと思います。

地道な稽古の継続こそが前進のカギだと信じて、引き続き共に精進して参りましょう。

居合20230528

10月1日(日)池袋:浅野知義 指導補

居合とは本日は軸を意識して稽古しました。

横一文字や逆袈裟で、右手に頼った抜刀がたまにみられます。
この様な抜刀は横から見ていると、軸が潰れているのですごく目立ちます。

最初に半身の切替を稽古しますよね。
稽古中はあの動きを、常に意識してみてください。
刀を持っても変わりません。全ての動きの基本です。

自分自身で軸の状態をチェックして、精度を上げていきましょう。

居合20230528

当日は、居合と剣術の稽古が行われました。

10月1日(日)品川:五島博 師範

居合とは10月になっても暑さか続いています。
体調に気をつけて稽古を実施しました。

初めの形三本では、後ろの敵の斬つけを確実に体捌きにより躱すこと。
座技では正座時脛が逆ハの字になっている為一刀目の斬りつけ時左足が確実に左膝の真後ろに移動し母指球を中心に転身し仮想敵の斬りつけを躱すこと。
夢想返しも同様に捌くよう伝え稽古しました。
各自に気付いた点を伝えつつ稽古を続けました。

10月1日(日)市川:平澤昂円 師範

居合とはこの暑さもあと一週間ぐらいか、7月から本当に暑かった。夕方都心に出ての帰り道有料道路の正面に大きな月が出ていました。もうすぐ秋ですね。

今日は真。胸尽くし、水月、前腰を稽古しました。同じ形を繰り返し稽古をしますが自分の中で少しずつ変化が見られるように各々が形の中の注意点を確認しながら稽古をしましょう。それぞれのレベルによって体の感じ方が変わってくと思います。満足することなく目標にむかって進みましょう。悩んだら指導部の方に聞いてみてください。みんな同じ道を歩いてきましたきっといいアドバイスがもらえると思います。10月の審査頑張ってください。

9月30日(土)田町:和田冠玄 指導員

居合とは本日の田町稽古は宗家稽古と並んでの稽古でした。
級の方参加の一般居合稽古では軸を意識して出来るだけ崩れないよう、また無駄な動作をなくすよう意識してもらっております。スピードを抑えて動くことで出来るだけ無駄な動作を少なく正しい動きになるに注力して稽古してもらいました。
左月では座位中心で軸を立てたままで正しい回転抜刀を体感してもらうために跪座の状態からの稽古をしてもらいました。左月の場合右膝側に、右では左膝側に偏りがちですが、跪座の状態から始めることで座位の中心で軸を崩すことなくうまく回転抜刀出来たでしょうか。正しい動作を体感することで精度を上げていければと思います。

居合20230528

9月30日(土)滝野川:宮澤和敬 師範代

居合とは今朝は少し汗ばむくらいの暑さでしたが、ようやく朝夕は秋らしい爽やかな気候になってきました。
本日の同時間帯で宗家稽古と一般稽古が開催されていた為、滝野川場所の稽古参加者は近隣の方を中心とした少人数でした。
少人数という点を活かし、ひとりひとりへ丁寧に目を向けることが出来たので、下半身の動きを中心に注意点を確認しながら稽古を進めていきました。
股関節の緩みと仮想敵へ足の指先と膝頭を向けて刃筋を通す点を特に注意していただきました。
また、普段の参加人数では稽古が出来ない所作や膝行など細かな動きについても全員で確認しながら稽古しました。

形稽古はリクエストがあった「向抜」「胸尽く」「円要」「玉光」を稽古しました。

自分自身のチェックを含めて細やかな部分もしっかり稽古していきたいと思います。

9月26日(火)水道橋:大隅幸一 師範

居合とは本日は剣法と居合の同時稽古でした。
私が担当しました居合稽古についてです。

本日の参加者は6月に2級審査に合格しました方々でしたので、2級審査形(左月・円要・野送り)を取り上げて稽古していただきました。

意外と審査の補習時に指摘されたことなどが忘れられているようで、改めて審査を受けるときのことを振り返り、意識して稽古するようにしていただきました。

一例として、左月では左に向き直るときに左足を踏みかえていたり、円要では反転して斬るときの敵の位置、また野送りでも敵の位置が違っていたりしていました。

常に精度の向上を目指して、ただ動いているのではなく一つ一つでも確認しながら稽古していくようにしましょう。

稽古では自ら意識しなければ気付きもありませんので、技量を高めていくためにも意識をもって稽古していきましょう。

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9月24日(日)赤羽:関口翠覚 指導員

居合とは本日も多くの方がお稽古に参加してくださいました。仮想敵を意識して振っていただくと、緩急が出てとても良い形になります。目力も強くなるので、敵を感じて振っている事が伝わってきました。ちょっとした心持ちで一振りが断然よくなりますね。

今朝は空気が澄んでいて、富士山と周りの山々の稜線が見えました。まだ薄い影のようですが、春から夏は霞んで見えないので少し季節が進んだのを感じました。
今夜はエアコン無しで眠れそうです。

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9月24日(日)市川:平澤昂円 師範

居合とは朝起きてみたら初秋の爽やかさ汗もかかず稽古場に向かいました、7月からの酷暑は本当に異常とゆう言葉しか浮かびません

今日は18本の形稽古をしてみました。新人さんには稽古回数の少ない形もあると思いますが形の流れを感じていただければいいと思っています。
各形の最初はゆっくり動いていただきますが初心者の会員さんは漠然と動くのではなく各々気を付ける点を確認しながら稽古をしてみてください。
初傳位以上の会員さんは仮想敵を意識しながら自分の体の動き方を客観的に感じてください。18本を稽古すると形の組み立てや、体の使い方で新しい発見があると思います。

酷暑も一段落したようです10月には昇級、昇傳審査があります目標をもって稽古をしていきましょう。

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9月23日(土)田町:五島博 師範

居合とは宗家指導の剣法と同時に行われた私担当の居合の稽古日です。
今朝は暑さも一段落つき、しのぎやすい朝を迎えましたが稽古場は思いの外蒸し暑く感じましたので給水休憩の回数を多く取る様心がけました。

居合は、脚の入替え、半身の切替につづき素振り及び抜刀稽古。
基本の一二およひ形稽古では体軸の傾きに注意することを、とくに前後左右の傾きに加え上下の動きにも注意し動作するよう伝え稽古していただきました。   

本日は、お彼岸の秋分の日です。
暑さ寒さも彼岸までと申しますが予報では来週は気温が高くなるとのこと。
健康には十分にご留意なされますように。

居合20230528

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9月17日(日)品川:和田冠玄 指導員

居合とは今日も蒸し暑くまだまだ残暑だ厳しい日が続いています。そんな中多くの方が参加されての稽古でした。
稽古では敵を捉えて出来るだけ無駄な動きをなくすように、そして一つ一つの動作を最後まで丁寧にすることを心掛けていただいています。
秋の昇級、昇電位の審査受付が始まっています。明確な目標をもって稽古をすることで一つ上のステージに進めると思います。なかなか踏み切れないでいる方もいらっしゃるとは思いますがこの機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

居合20230528

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9月17日(日)市川:岩田和己 指導補

居合とは今日も朝から気温が高い中、ほぼいつものメンバーの方々が稽古に参加されました。
空調が効いているとはいえ、動けばそれなりに汗をかきます。こまめに休息をとり稽古を進めました。

基本稽古で体ならしと正しい所作を確認しながらゆっくり動いていただき、形稽古は、本腰、玉光、真、野送りの4形。
それぞれポイントとなる点を説明しながら分解してゆっくり振って、そのあと通して動いていただきました。

市川の場合、会員さんは6級から傳位まで幅広いメンバー構成となっています。
同じ説明を聞いても、同じ動きを見ても、級により、傳位により、正しい理合正しい動きの理解度は、回数・経験により大きく異なってきます。
私自身、できる限り教本、動画を観ています。が、確かに理屈ではわかりますが、その通り動けるかといえばなかなか難しいところがあります。日々修行中ですが、とにかく基本動作においても、わからないところがあれば指導部の諸先輩方に伺うようにしています。一人で悩むより短い時間で習得あるいは直すことができるからです。
会員の皆様もとにかく疑問に思ったこと等ありましたら、悩まず指導部の諸先輩に伺ってみましょう! 一人で悩んでいるより案外すんなり解決できるかもしれません。

あと少しで涼しくなるとの予報ですが、無理せず健康に留意して居合の稽古に参加してください。
最近コロナも復活し、インフルエンザまで感染が拡大しています。重ねてご注意ください。

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9月16日(土)田町:髙橋武風 指導補

居合とは本日は向抜き、野送り、夢想返しの稽古を行いました。
前から後を転身しながら切る動作って難しいですね。
切る!を意識し過ぎると力んでしまい中々いまくいかないと思います。
切る!を一旦忘れて、刀を自分の中心を通してあげる。と意識を変えてみると力みにくくなるかと思います。
他の形でも力んでしまう時は意識を変えてみては如何でしょうか。
まだまだ暑い日が続いていますが体調に気を付けて頑張りましょう。

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9月16日(土)赤羽:関口翠覚 指導員

居合とは本日も大勢の方がお稽古に参加してくださいました!
HPにも告知されてますが、10月に定例審査が行われます。いつも頑張っている結果出し、そして次へ進む良い機会ですので、積極的にチャレンジしてください。

昼間はまだ暑い日が続いてますが、日が落ちれば秋の虫が鳴き出しています。残暑もあと少しですね。季節外れのインフルエンザが流行っているようですし、体調第一で過ごしましょう。

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9月12日(火)水道橋:岩田和己 指導補

居合とはこの頃は日が暮れるのが早くなり、昼間の異常な暑さが嘘のように涼しく感じられます。

本日の水道橋稽古は宗家剣法と一般居合に分かれて行われ、私が担当した居合の稽古日記です。
稽古場では空調が効いているとはいえ、やはりかなり汗をかきます。こまめに給水時間を取りながら稽古を進めました。

基本稽古では、股関節の緩み、半身の切替、刃筋等、基本的な動きを確認しながらゆっくり動いてもらいました。
前回も書きましたが、鞘引きをして半身を切って体全体を使った抜刀と斬り、振りかぶりから真向斬りへの連続した動き、敵付けは手首で切先を下げるのではなく手の内を緩めて切先を敵につけるなど、おさらいを兼ね再確認しながら稽古を進めました。できれば意識しなくてもそのように動けるようになると良いですね。

形稽古では、それぞれの形のポイントとなるところを説明し、数回動きを分解して振った後、通して動いていただきました。
形稽古に入って数回振ると、だんだん動きが早くなり基本的な動きがおろそかになってきます。周りを気にせず、ご自分のペースでゆっくり正しい動きを身に着けていただきたいと思います。
本日の形稽古は、向抜、円要、陰中陽、夢想返しの4形を行いました。

9月も半ばになり朝晩は涼しく感じられるものの、相変わらず日中は暑さが続いています。
体調を崩さないようしっかり健康管理していただき、元気に稽古場でお会いしましょう。

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9月10日(日)品川:田澤尊伯 指導補

居合とは品川場所を担当いたしました。

9月になり、暑さも和らく頃ですが、まだまだ暑い日が続きそうですね。
空調の良く効いた快適な稽古場ですが、念のため、休憩・給水をこまめに取るようにいたしました。

基本稽古は、基本の1、2を含めて、軸を意識して動いて頂きました。無手の動きも入れながら、確認しつつ、進めました。

形稽古は、真、胸尽し、本腰、両車、陽中陰、玉光、前腰を行いました。
参加者に経験の幅がありましたので、個々の課題を意識して頂きながら、個別に気が付いた点をお伝えしつつ、多く振って頂けるように進めていきました。

引き続き、ご一緒に稽古をしていきましょう。

9月9日(土)池袋:浅野知義 指導補

居合とは本日は緩みによる移動、を意識して稽古しました。

円要や神妙剣の捌きは、緩みで倒れ込む様なイメージで行ってみてください。
本当に倒れるより前に、身体の反応で勝手に足が出ることがわかると思います。

初めのうちは倒れそうで怖いかもしれません。
少しずつでもよいので、緩みによる動きを実感し、身に付けられるよう稽古していきましょう。

居合20230528

9月9日(土)田町:山名宗孝 指導員

居合とは腹抜きのある形、左月、胸尽し、神妙剣を稽古しました。

刀を力まずに体の捌きと同時に緩んで抜刀できるように、雑にせず丁寧に自分の動きを見直しましょう。

少しずつ無駄な動作と力みをなくせるように。
次の突きや切りの動作の前は、緩んだ体の使い方を意識されると良いと思います。

9月5日(火)水道橋:五島博 師範

居合とは宗家稽古と同時に私担当の一般居合が行われた稽古日でした。
本日も暑さ対策のため前回同様給水休憩の回数を多く取る様心がけました。
脚の入替え、半身の切替につづき素振り及び抜刀稽古から開始しました。
本日の参加会員は一級から三級の会員でしたので所作の内容は理解していると思われるので基本一ニを稽古するにあたり仮想敵に対する心がけを説明しました。

居合の理想とする鞘の内の教えにのっとり敵に対し気攻めでむかい敵の消え無い殺気を感じ先をとって抜きつける。又、手傷をおっても消えない殺気を感じとり真向に切りつける事。
血振り、納刀は敵の動きを注視し何時でも抜き付けられる体制で静に納刀すること。
勝負が付、納刀が完了した後、敵との縁をきるように左足を静に引きもとの位置に戻ることを伝え動いてもらいました。
形稽古では気付いた点を個々に伝え稽古を続けました。

9月3日(日)赤羽:依田鶴粋 指導補

居合とは私は稽古をしているとき、違和感や疑問を持った時、参加している指導部の動きを注視します。自分では違和感のある箇所ばかりにとらわれ、混乱することがあるからです。見ていると自分が悩んでいる箇所ではないところに答えがあったり、疑問の答えの動きがあったりします。ひどいときはそもそも違う動きとなっていて、違和感どころではないときもあります。しかし、その点にも気づくこともできます。
本日の形稽古「前腰」の際に、見取り稽古を取り入れました。師範代、指導員の動きを見ていただけるように列となって進めました。感じることや熱視される箇所は様々だと思いますが、見取り回数を重ねるごとに皆様の動きに勢いが増し、明白な変化が見て取れました。かくいう私も走り懸りの足運びについて、シンプルに考えるヒントを得られたように思います。本日も共に稽古ができ有意義な時間をいただきました。ありがとうございました。

9月3日(日)市川:平澤昂円 師範

居合とは朝晩には少し秋の空気が感じられますこの酷暑もどうやら峠が見えてきたようです。
7月から本当に長かったです。涼しくなったら今までの分を取り戻しましょう。

今日の稽古では刀を真ん中で取ることと鞘走り、鞘引きを注意して稽古をしていただきました、特に右では鞘走りと鞘引きに気を付けないと抜刀が回ってしまいます。
仮想的に向いた時には回転の延長線で斬るのではなく最短距離で逆袈裟で斬れるように稽古をしてみてください。

形の指導の時は会員さん個々に注意することがありますが会員さんの技量によって理解しやすいように話します、どうしても上級者の動きを真似しがちですが物事には段階があります、背伸びをしないように稽古をしたいものです。
これから夏の疲れが出てきます健康管理に気を付け稽古をしていきましょう

9月3日(日)品川:大隅幸一 師範

居合とは強い日差しが幾分和らいだ日でしたが、まだ暑さや湿度が高い日が続いております。
本日も稽古場は空調を快適に保って稽古することができました。

本日も前回品川稽古の時と同様の形(水月・胸尽し・響返し)を稽古して頂きましたが、ポイントは突きを正しい位置に行えるようにすることです。

水月と胸尽しでは、敵の水月(鳩尾:みぞおち)の位置を正しく突くことで、刀の切っ先も上向きや下向きにならないで水平に突くように注意していただきました。
響返しでは、立っている敵の腹を突くことで、敵の下の方の股のあたりを突かないように注意していただきました。

正しい位置をしっかり突くには、上半身だけ使うのではなく下半身の動きも使うことが大事です。
これは斬りの時でも緩む時でも同様です。身体全体をうまく使えるように稽古してみましょう。

8月29日(火)水道橋:岩田和己 指導補

居合とはあっという間に8月も終わり、まもなく9月になります。相変わらず日中は日差しが強く耐えがたい暑さですが、夕方になって日が落ちてくると多少涼しさを感じるようになりました。

本日の水道橋稽古は宗家剣法と一般居合に分かれて行われ、私が担当した居合の稽古日記です。

稽古場では、空調が効いているとはいえ動けばかなりの体力を消耗します。
こまめに給水時間を取り稽古を進めました。
基本稽古、形稽古含めて体軸のブレ、股関節の緩みを生かすなど基本的な動きを確認しながらゆっくり動いてもらいました。
特に鞘引きをして半身を切って体全体を使った抜刀と斬り、振りかぶりから真向斬りへの連続した動き、納刀(鍔元納刀)の手順、細かいところでは、敵付けは手首で切先を下げるのではなく手の内を緩めて切先を敵につけるなど、あいまいな点を再確認していただきました。
形稽古になると、身体全体を使わず腕だけに頼った動きになりがちです。形稽古も基本稽古の延長であることを意識していただき、正しい動きを効率よく稽古に生かしていきましょう。
本日の形稽古は、真、胸尽し、水月、前腰の4形でした。

これからしばらくは暑い日が続くと思いますが、体調を崩さないようまた元気に稽古に参加されますよう願っております。

8月27日(日)田町:和田冠玄 指導員

居合とは今日の稽古では、構え、刀の撮り方、抜き付けなど基本的なところを確認して頂いて稽古いています。
基本の一、ニでは先ずは真ん中て刀を取り、間合いを計りながらさや走り、半身の切り替えに合わせての抜刀。動作の一つ一つを技量に応じたかたちで稽古してもらいました。
一つ一つの動作をゆっくり確認しながらやってみると曖昧にしていたところが見えてきませんか。抜刀に限らず切り終わりまでは一連の動きですから、緩急はあるものの動きが停止するものではませんが、時には一つの動作毎で止めないまでも一拍置くような気持でやってみるのもいいかもしれません。細かいところを曖昧にしないで丁寧に繰り返すことで精度を上げていけると良いですね。

居合20230528

8月27日(日)市川:平澤昂円 師範

居合とは7月からの猛暑に叩きのめされるようです、10数年前にもこんな猛暑が9月中旬まで続いた記憶がありますが年を取ったせいか堪えます。暑さにかまけて緊張感を失わないように稽古をしたいと思います。

今日は5階の研修室になりますこの部屋は一面が鏡なので時々鏡の方を向いて形をしていただきました、鏡でチェックするのは軸の傾きです、前だけではなく横からも見てください出来ているつもりが意外と自己満足になっています。

私も最初のころは鏡に映る自分の姿を見てひとり悦に入っていました、あるとき宗家から鏡は魔物だよとの言葉をいただき最初はよく意味が解りませんでした。何年か稽古をしているとなんだか自分の居合が下手になっていくような気がしてきました。今は気になるところを確認するだけにしています。

8月26日(土)赤羽:関口翠覚 指導員

居合とは朝一番のお稽古場はとても蒸し暑く、室温を下げるのが指導日の最初の作業だったのですが、今日は施設の方が前もって空調を入れてくださっており、快適に準備ができました。心遣いがありがたいですね。

本日のお稽古は、細かい手順の説明はせず各々振っていただき、ポイントや気になった点は全体に向けてお伝しました。全体に向けた注意や修正は、自分事に捉えにくいかもしれません。でもご自身で気づいていない所を指摘されている場合が多いので、『自分はできている』と思い込まず、一旦は耳を傾けて実行してもらえたら嬉しいです。

まだまだ残暑が厳しいですが、しっかり食べて寝て、お稽古をして乗り越えましょう。

8月26日(土)田町:田澤尊伯 指導補

居合とは本日は、田町場所を担当いたしました。
盛夏の疲れの出やすい時節となりました。お休みを取られていた方もいらっしゃるかと思います。明けての生活でペースを掴めるように、体調には留意したいところです。本日は、空調も良く効いて快適な稽古場ですが、水分補給には、注意をして進めました。

基本稽古から開始し、足捌きや斬り終わりの姿勢に留意をして頂きました。形稽古は、仮想的の位置を想定しながら、真、円要、向抜、両車を、また、広く稽古場が使えましたので、走り懸りの前腰、夢想返し、神妙剣を行いました。

自身も含めて、それぞれの課題があると思います。稽古を重ねることで精進していきますので、
引き続き、ご一緒に稽古をしていきましょう。

8月22日(火)水道橋:三浦無斎 師範代

居合とは本日は、自分の中心や半身を意識することなどをポイントとして
基本稽古の素振りや基本の1、2では細かい点も含めて確認をしていきました。

形稽古は、胸尽くし、真、野送り、響返しの4本。
特に最初の3本は、他の形の動きにも繋がる動きを含む基本の形なので、
そうした動きを中心に確認していきました。

動きがスムーズになってくると自分流の動きが加わったりします。
そうしたところを修正するためにも、基本に立ち返って確認することは
重要で、それを繰り返すことで上達していくのだと思います。
引き続き共に精進してまいりましょう。

居合20230528

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8月22日(火)水道橋:関戸光賀

居合とは納刀について大変有意義な質問を師範よりいただきました。
普段気にしていないことでしたので、その場で皆さんと一緒に考えてみました。
答えを導き出す前提は二つあり、一つ目は武術として理に叶った動きであるか。二つ目は所作として合理性を持っているかです。
所作は小笠原流礼法、能、茶道などの動きを目で見ておぼえることが大切で、伝統として残る作法には人間の動きの合理性が潜んでいます。
これらを考慮すれば答えに近づいてくると思います。
さて、その質問と答えですが、ここに書くと長くなるので気になる方は参加していた指導部の方々に聞いてみてください。

参加指導部員
平澤師範、馬場師範、大隅師範、山名指導員、髙橋指導補、田澤指導補

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8月20日(日)市川:岩田和己 指導補

居合とは毎日暑い日が続いている中、今日も朝から曇っているとはいえそれでも気温は35℃を超えていました。
稽古場ではエアコンを効かせてさらに扇風機3台を使用して暑さを抑えています。

本日は、いつものメンバーながら傳位の方々が多く参加されていましたが、基本稽古では鞘引き、抜刀時の刃筋、切先の位置等確認しながら2~3回ゆっくり動いていただき、その後各自のペースで動いていただきました。

今回の形稽古では4形(迎抜、円要、陰中陽、夢想返し)とも転身を伴うため、各形の要点を説明したうえで、敵の位置を意識してしっかり敵の正中線に向かって斬りつけるよう動いてもらいました。
まだ経験が浅く形の背景、理合等十分に把握されていない方々、それぞれの形の背景、理合を理解されている傳位の方々では技量において、主に稽古回数においてその差が出てくるのはどの分野でも同じではないかと思います。
ですから、まだ稽古回数の少ない方々も諸先輩の動き、教本、居合の動画を参考に、我々も含め、ともに稽古に励んでいただきたいと思います。
この暑さの中、なかなか稽古に参加するのもためらわれる方もいらっしゃると思いますが、それぞれご自身のペースで参加・研鑽してくださいますよう願っております。

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8月20日(日)品川:大隅幸一 師範

居合とは毎日暑い日が続きますが、冷房が効いた快適な環境で稽古することができました。

本日は、最初の半身の切り替えしの時から形までゆっくり体幹のブレがないようにして動くようにしていただきました。
早く動くと誤魔化しが効きますが、極力ゆっくりと剣体一致で動くようにするには体幹がブレずにしっかりしている必要があるので難しいです。

本日の形稽古(水月・胸尽し・響返し・陽中陰)では、刀の敵に付ける位置・斬る位置・突く位置が正しく行われているかを各自で確認していただきながら進めました。
理合いの説明も加え何となくを無くすよう意識して動いていただきました。

響返しでは、最初の敵への付けの位置が上下バラバラにならないよう敵の小手を正しく制するように注意していただきました。

陽中陰では、最初の左半身の縦の捌きにより敵の膝下に抜き付けるが難しく、腰を回した抜刀になりがちでした。
皆さん苦労していますので、まずは左半身をゆっくりと切っ先が鯉口から抜けるまで右手の抜刀を我慢し縦の裁きをすることの稽古を繰り返していただきました。

簡単な動きでも難しい動きや捌きでも雑にならないよう繰り返し稽古して精度を上げていけるようお互いに頑張りましょう。

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8月19日(土)滝野川:宮澤和敬 師範代

居合とは屋外は朝から蒸し暑い状況でしたが、武道場の冷房はしっかり効いており、快適な環境で稽古できました。

本日の参加者はコンスタントに稽古へ参加している会員さんだった為、説明は最小限のポイントのみにしてテンポ良く稽古を進行しました。
軸を立てることを意識しながら仮想敵の方向へ足の指先と膝頭を向けて刃筋をしっかり通す点を特に注意していただきました。

Kさんより4級審査の申し出があった為、関戸筆頭師範に審査していただき、無事に合格されました。演武会前より、しっかり稽古を続けてきた成果だと思います。次の目標へ向けて稽古して参りましょう。

形稽古は「左月」「本腰」「円要」「両車」と走り掛りの「前腰」「夢想返し」「神妙剣」を稽古しました。

まだまだ暑い日が続くので、決して無理はしないように、水分をしっかり補給しながら稽古して参りましょう。

居合20230528

8月12日(土)品川:髙橋武風 指導補

居合とは猛暑の中の稽古参加お疲れ様でした。

本日は向抜き、胸尽くし、左月、夢想返しを稽古しました。
どの形にも言える事ですが、どうしても手の動きを気にしがちになってしまいます。
何か上手く行かないな、と思った時は足の動きも気にしてみて下さい。足の位置がズレると切る位置もズレてしまうので足捌きにヒントが隠れているかも知れません。
分からない事があったら遠慮なく聞いて下さいね。
まだまだ暑い日が続きますが、体調に気をつけて頑張りましょう。

居合20230528

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8月12日(土)池袋:浅野知義 指導補

居合とはお盆休みの序盤ですが、多くの参加がありました。
本日は仮想敵も実演しながら、響返しを説明しました。

付ける場所や構えを変化するタイミング、真向斬りはどのような状態を斬っているのか。
などイメージの一助となれば幸いです。

敵の動きがわかると、形の動きも変わってくるはずです。
敵が見える。と言われるような演武を目指して、一緒に励んでいきましょう。

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8月8日(火)水道橋:五島博 師範

居合とは宗家指導の剣法と私担当の居合が同時に行われた稽古日です。
居合の稽古日記です。

本日も続く暑さ対策のため給水休憩の回数を多く取る様心がけました。
脚の入替え、半身の切替につづき素振り及び抜刀稽古、
基本一ニ及び形稽古では始めの二本はゆっくりと動いてもらいました。
形稽古は前回同様に稽古回数の少ないと思われる陽中陰と神妙剣を含め稽古を実施しました、特に陽中陰では抜刀の稽古を繰り返し稽古しています。
稽古を繰り返すことで少しづつ動きに慣れて演武出来るようになることを目指しました。

稽古後に4年ぶりの暑気払いを兼ねての水道橋懇親会が行われ楽しいひと時を過ごすことが出来ました。

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8月6日(日)池袋:依田鶴粋 指導補

居合とは本日は18本通し稽古を行いました。18本通しは体力と気力が必要です。徐々に集中力も奪われ、なかなかハードなお稽古だと思います。稽古場は空調が効いてるとはいえ、朝からの暑さと、初めて18本通しに参加される方もいらっしゃいましたので、宗家、師範の先生へ相談し、各形3本ずつとして進めました。(本来は4本行います。)
それでも大変だったのではないかと思います。給水、休憩中も汗が止まりませんでしたね。しかしながら、「普段考えないことに思いが至る」「まだまだ余裕がある」など、とてもポジティブに取り組んでいらっしゃったことが印象的です。表情もにこやかで、快活で、とても胸が弾みました。
ケガも無く、参加された皆さまと共に18本を完了できたこと、嬉しい気持ちでいっぱいです。ご協力いただき、ありがとうございました。

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8月6日(日)市川:平澤昂円 師範

居合とは昨夜は3年ぶりの花火大会が開催されました、猛暑の中午後2時ごろから場所取りのためか例年より多くの方が会場の江戸川の土手に向かって歩いていきます、コロナ渦で我慢していたのか盆踊り大会もコロナ前より参加者も多いようです、我が家の小さな百日紅の花も鮮やかなピンクの花をつけ暑さ負けした体に元気を送ってくれています。

稽古場は冷房が効いているので快適ですが水分補給と塩分補給の飴を用意し必要な方には利用していただいています。
演武会後基本の稽古に重点を置いて稽古をしていただいています、半身の意識など少しずつ成果が出ているように感じます。耳タコと言われても新人講習で指摘されたことを稽古中に必ず話すようにしています、早く強く振りたい意識があるのか油断していると柄がすぐバット握りになっています。各自で時々確認してみてください。                  

コロナ渦で窮屈な思いをしていた人々の行動様式も少しずつ変わっていくような気がします。来年の演武会会場も決まりました今年の演武会の反省をもとに稽古を積み重ねていきましょう。

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8月5日(土)赤羽:関口翠覚 指導員

居合とは猛暑が続く中、本日は多くの方が参加してくださいました。
赤羽駅前稽古場はそんなに広くないのですが
空調はしっかり効いており、お稽古しやすい環境だったと思います。

本日はたくさんの方に参加していただいたので、基本の一・ニは3〜4名ごとに列を組んで順番に行いました。待ち時間には他の方の見取り稽古ができるのがいいですね。

お稽古を続ける中で何度も壁にぶつかり試行錯誤する事がありますが、人の動き方を観察すると何かしらヒントが見つかると思います。困った時は誰かの力を借りてみてください。

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7月30日(日)田町:関戸光賀

居合とは暑さが続きますが、快適な環境で稽古できることに感謝します。
まっすぐに刀を振り下ろすこと。前身するときに体の軸がぶれないで進むこと。
これをテーマにするだけでも、1日の稽古は終わります。

私の稽古日記は、主に次のサイトに掲載しています。
https://www.facebook.com/iaido.kenjyutsu/?fref=ts
https://www.facebook.com/mituyoshi.sekido/

居合20230528

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7月30日(日)市川:平澤昂円 師範

居合とは連日の猛暑の中の稽古です。給水時間を多めに取ることと会員さんの顔色に注意をしています。稽古に夢中になり体調の自己申告を疎かにされないように気配りをしています。

稽古回数が増えてくるとどうしても形の稽古を多く求められます。ただ残念なことは自分にとって動きやすいように形を変えていってしまいがちです。形の動きを注意しても一度ついた癖はなかなか気が付かないものです。
そんな時自分は基本の動きに戻すようにしています、足の入れ替え、半身の切り替えから形の動きを考えるようにしています。居合は稽古をすればするほど次から次と居合の山が迫ってきます近道ではなく正しい登山道を周りの景色を見ながらゆっくり登っていきましょう。

稽古着や刀の柄は清潔に、そして清々しい気持ちで酷暑を乗り切りましょう。

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7月30日(日)大森:大隅幸一 師範

居合とは連日猛暑が続きますが、本日も先週と同様に人数も少なくスペースにも余裕がありかつ冷房も効かせ快適に稽古することができました。

最初の基本稽古で動きや所作の確認を行っていただき、その後の形稽古は余裕のあるスペースを活かして走り懸り4本を行いました。

走り懸りは、最初の構の体制から走りながら抜刀していくことで難しい形ですね。
走りながら逆袈裟、縦抜きや腹抜きと抜刀もいろいろあるし、右手で柄をとるタイミングなど難しいことも沢山あります。
走るところ以外では、基本2や向抜、右などの形と連動している動きもありますのでこれらの形稽古でのポイントを活かすことができます。
基本も形も一つ一つが別物ではなく繋がりもありますので大事に稽古しましょう。

7月も明日で終わりますが猛暑日はまだまだ続きますので身体に気を付けてまいりましょう。

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7月29日(土)滝野川:宮澤和敬 師範代

居合とは朝から酷暑でしたが、施設の方が事前に武道場の冷房を入れてくれており、開場後も大型扇風機2台を回して冷気を循環できた為、快適かつ安全に稽古を行えました。
暑い中ですが、会員の皆さんが朝早くから熱心に居合稽古へ参加していただき、大変に嬉しく思います。

本日は仮想敵をしっかり意識しながら足の指先や膝頭を斬る方へ向ける点と斬る場所に刃筋を通す点を重点的に稽古しました。

形稽古ではペットボトルを仮想敵のいる場所に置いていただき、斬る敵の位置を確認しながら「左月」「本腰」「隠中陽」「円要」「野送り」「両車」を稽古しました。

まだまだ夏本番で暑い日が続きますが、水分補給と休憩をしっかり取りながら稽古に精進して参りましょう。

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7月25日(火)水道橋:岩田和己 指導補

居合とは東京では梅雨明け前から35℃を超える猛暑日が続いています。
私事ながら、先週日曜日から風邪をひき、熱はそれほど高くないものの、咳とだるさが一週間も続きました。ひょっとしてコロナに感染したかと思いPCR検査をしましたが結果は陰性でとりあえずホッとしました。
それにしてもこれほど長い期間風邪が続いたのは初めてです。

本日の水道橋稽古は宗家剣法と一般居合に分かれて行われ、私が担当した居合の稽古日記です。

本日は2級以上の方々が参加されました。
基本稽古では、力まずゆっくりした動きの中で刃筋、切先の位置など基本的な所作を確認しながら稽古を進めました。
それぞれの級、あるいは傳位において求められる技量を踏まえ、基本稽古の中でも個別に対応させていただきました。
暑さ対策も含め、頻繁に給水時間をもうけるとともに、基本稽古に重点的をおきました。

形稽古では、本腰と陰中陽、似たような形でありながら全く異なる動きである点、陰中陽と野送り(時間がなく形稽古はできませんでしたが)、座技と立ち技の違いだけではなく二刀目の斬りが異なる点など比較説明しながら稽古いたしました。

梅雨が明けたばかりですでにこの暑さです。熱中症には十分注意して自己コントロールしながらこの夏を乗り切りましょう。

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7月23日(日)田町:和田冠玄 指導員

居合とはこのところ連日の猛暑日でばて気味の人もと思っていましたが、稽古参加の皆さんは暑さなど関係なく元気に稽古ができていたようです。
 今日の一般居合は級の方での稽古でした。級の方には少し難しいところかもしれませんが、緩みを起点にして重心の移動と転身、抜刀と上手く同調した動作を目標に稽古してみました。円要、右の敵では夫々緩みによる重心移動とそれに合わせて転身するところを切り取って繰り返し稽古してもらいましたが、うまく動くことが出来ましたか。
 緩みを起点にした重心の移動をうまくコントロールして軸を保ったまま次の動作に移っていくことが自在にできるといいのですが、現実はそんなにうまくはいきません。うまくいかないところを切り取って繰り返し稽古することで少しずつ精度を上げていければと思います。

居合20230528

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7月23日(日)大森:大隅幸一 師範

居合とは本日は人数も少なくスペースにも余裕がありかつ冷房も効かせ快適に稽古することができました。

基本稽古を丁寧に行い、その後の形稽古では参加の方々から自分が苦労していたりよくわからないなどの点がある形のリクエストいただき稽古いたしました。
普段の稽古では人数が多くて細かな点など時間をとって説明できないこともあるので今回は要望のある点に応える方法で稽古を進めました。

今回稽古した形では、
夢想返の、後方の敵を斬ったあとの上段や中段への構に行く際の足先や刀の動きのタイミング。
響返の、敵に剣先を付けた後からの剣先を引いて突きの体制に持っていく際の腕や体の捌き方。
円要の、敵の真向斬りをかわした体制から転身して後方の敵を斬る際の対捌き。
前腰の、構の体制から前に進みながら抜刀して逆袈裟に斬る一連の流れのタイミング。
陽中陰の、敵のひざ下を斬る際の対捌き についてでした。

いずれも、なかなか難しいですよね

要望のあった点を絞って自分でも動きながら説明させていただき、その後は各自で繰り返し稽古していただきました。

皆さんには少しでも解ってもらえ今後の稽古に活かしていただけたらと思います。

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7月22日(土)田町:三浦無斎 師範代

居合とは基本稽古では、軸を立てることを意識して稽古いたしました。
当然、毎回意識をしていることの一つかと思いますが、改めて、自分の
動きを見直してみるのも良いかと思います。

形稽古では、真、本腰、陰中陽の3本を続けて稽古しました。
敵の位置が異なるので、そこを意識して動いて頂きました。
一つの形の追求もさることながら、他の形との類似点や異なる点を考えながら稽古するのも良いかなと思いました。

引き続き精度を上げられるよう共に精進して参りましょう。

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7月22日(土)赤羽:関口翠覚 指導員

居合とは本日は参加者が少なめでしたので、動きの大きい形を行いました。
神妙剣と右の敵、本腰では、まず足の動きだけを練習しましたが、稽古する機会が少ない形なのか、特に稽古回数の浅い方は体に馴染みにくいようでした。体に覚えさせるには繰り返しが重要なので、今後のお稽古でもできるだけ取り入れたいと思います。

もうすぐ地元の花火大会が4年ぶりに開催されます。こうして催し物が復活すると、以前の生活が少し戻ってきた事を実感できますね。

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7月18日(火)水道橋:大隅幸一 師範

居合とは本日も猛暑日で暑さが身に応えた1日でした。
体調には気を付けてまいりましょう。

宗家稽古と一般稽古の同時稽古でした。
私が担当しました一般稽古についてです。

1級と2級の参加者でしたので、注意していただく点を絞って説明し各自で動いていただきました。

正しい動きや所作を意識して出来るだけ精度を上げていけるよう頑張って稽古していただきました。

どうしても慣れてきて気が緩むと悪い癖が出てきたり動きや所作が曖昧になってきたりしてしまいます。
また早く動きたい気持ちも分かりますが、まずは正しく出来ているかを常に意識して確認してみることも必要です。

特に注意された点は、一つ一つでも直すようにしましょう。
ついその場限りで流してしまわないように心掛けて精度を上げるように頑張りましょう。
私自身も気を付けなければならないことで頑張ります。

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7月16日(日)品川:五島博 師範

居合とは今日も朝から高い気温で稽古終わりの正午近くでは帰りの陽射しの強さと高温でまいりました。
皆様には健康に留意してお過ごしください。

本日は脚の入替え、半身の切替につづき素振り及び抜刀稽古。
基本一ニ及び形稽古では始めの三本ゆっくりと動いてもらい刃筋、切先位置など確認しながら稽古してもらいました。
又、形稽古は5本の内稽古回数の比較的すくない陽中陰と神妙剣を前回の指導に続き実施しました。
陽中陰では右手で抜刀せず左半身の捌きで抜刀する稽古を繰り返した後通して動きました。
又、神妙剣でも抜刀の姿勢に注力し稽古しました。
難しいと思える動きも繰り返し稽古を続けることで上手く動作出来るようになると思うので上記二本の形をしばらく繰り返し稽古しようとおもいます。

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7月16日(日)池袋:依田鶴粋 指導補

居合とはお稽古の帰り道、浴衣姿の方を何人も見かけました。見た目には涼しげですが、今日のような日中35℃を超える日であれば、なかなかの気合が必要かと思います。
お稽古場所は空調が効いていますが、動き出すと汗が止まらなくなります。休憩中、給水中は「蒸しますね」といった会話はありますが、稽古が始まると瞬時に空気感が変わります。姿勢正しく、精悍な表情に場は引き締まります。暑いはずなのに、繰り返し動き、確認し、修正を重ねていきます。集中力、体力、思考力、そして今の時期の暑さなど、たくさんの課題があり、なかなか大変なことをお稽古中は行っていると思います。しかしながら、表情は涼しげで、軽々とした身のこなしに、清々しさを感じました。
浴衣の着用者は暑さとの戦いはあるかもしれませんが、表情は凛とし、美しい姿勢はやはり涼しげです。私も心情は表情に出さず、平然とお稽古を続けていきたいと思います。

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7月16日(日)市川:平澤昂円 師範

居合とは朝から熱中症アラートが発表されました。汗びっしょりで会員さんが参加されました。幸いなことに稽古場は冷房が効いていますが天井の換気口を開けコロナ対策の空気の循環に気を付け稽古をいたしました。

前回に引き続き半身の切り替えと基本の一、二を重点的に稽古をしています。素早く振りかぶるにはどこに気を付けたらいいのか考えながらです。

形稽古は右、野送り、響き返し、右の敵です
繰り返し稽古をしてきますと慣れや自己流に陥りやすくなります。形の中で伝えるポイントを少しずつ変えて指導することで
新しい視点にきずいてもらい再度形を見直してもらうように稽古をしています。

新人のYさん5級合格です、最初は女性なので刀に振り回されている印象でしたがコロナ渦でも稽古を欠かさず。休暇で実家に帰った時でもしっかり振っていたようです。マイペースでいいので楽しく稽古をしていきましょう。

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7月15日(土)田町:髙橋武風 指導補

居合とは連日暑い日が続いております。みなさん体調はいかがでしょうか。
本日は下半身の動作に注意して稽古を行いました。
形には決まった動作があり、その動作を正確に再現する事が求められます。
難しい事に見た目で動きを追って行くと本来の動きから遠ざかってしまう事がよくあります。
その時は、何故その動作をしているのか形の意味を良く考えてみましょう。
また、例えば右手を上げるのではなく左手を下げてみる等、視点を変えてみると良いかも知れません。
分からない事はいつでも指導に質問して下さいね。
まだまだ暑い日が続きそうですが、無理せず頑張りましょう。

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7月11日(火)水道橋:五島博 師範

居合とは本日は、宗家指導の剣法と居合稽古が同時に行われた稽古日です。
私は居合を担当しました。
稽古は、日が落ちてもかなり暑い夕暮れから開始です。
稽古場は冷房が効いておりますが、稽古を開始すると冷房が物足りなく感じましたので何時もの倍ほど給水休憩の回数を心がけました。

脚の入替え、半身の切替につづき素振り及び抜刀稽古、
基本一ニ及び形稽古では始めの二本はゆっくりと動いてもらいました。
又、左月、右ではあえて全員跪坐をしてからの抜刀動作を稽古し左月での左脚、右での右脚の開きを抑える感覚を確認してから通して動いてもらい稽古を進めました。

剣術稽古の一駒。

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7月9日(日)品川:田澤尊伯 指導補

居合とは本日は、品川場所を担当いたしました。
梅雨が続いていますが、本格的な夏を前に熱い時期になっていますね。
空調も良く効いて快適な稽古場ですが、水分補給には、注意をして進めました。

本日は、基本稽古から開始し、足捌きや斬り終わりの姿勢に留意をして頂きながら、進めました。形稽古は、真、胸尽し、左月、両車、響返し、玉光でした。

動きの中で“くせ”となり易い点をポイントとし、正しい場合との結果の差を意識してもらうように意図しました。一方で、自身の説明が簡潔さの点で改善の余地があるとも感じました。精進していきたく。

引き続き、ご一緒に稽古をしていきましょう

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7月8日(土)田町:五島博 師範

居合とは梅雨とは思えぬほど日差しの強い暑い日が続いております。
梅雨明けはまだですが、夏という雰囲気のこの頃です。
本日は、宗家指導の剣法と居合稽古が同時に行われた稽古日です。

私が担当した居合日記です。
最初に脚の入替え、半身の切替につづき素振り及び抜刀稽古と続きます。
基本ニでは脚の入替えによるその場での動きで抜刀と振りかぶり斬撃の動作を3本ほど繰り返して稽古し体全体と剣体一致を意識した稽古を実施しました。
形稽古(右の敵、円要)では転身する一歩目の左脚の緩みに注力し膝抜きの要領で強く踏み込まづに緩みを使った転身を心がけてもらい稽古しました。
基本は大切です。しっかり自己点検しながら稽古していきましょう。

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7月8日(土)滝野川:宮澤和敬 師範代

居合とは朝から猛暑でしたが、武道場は冷房が効いており、快適な環境で稽古できました。
剣法稽古の参加者が同日開催の田町場所へ参加していた為、滝野川場所は居合初心者を中心とした参加者でした。

稽古歴の浅い新人さんにとって良い機会だと思い、稽古始めの刀礼時に上座から序列による順番がある点、免状を受領する際の作法と膝行膝退を使った動きなど所作や礼節に対する内容を車座で実演しながら説明しました。

傅位者が多く参加している普段の稽古ではテンポ良く進行して稽古する為、細やかな部分まで全て伝えきれていませんが、本日は普段より倍の時間を使って基本的な動きを徹底的に稽古しました。

正中線を中心に左右バランス良く均等にチカラを使う点、軸の重心を体重移動によってずらしていく身体の捌き方を稽古しました。上半身だけでなく下半身と連動した体捌きを駆使することで、腕力や筋力に頼らない古武道ならではの動きを体感していただきました。
基本は大切です。しっかり自己点検しながら稽古していきましょう。

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7月2日(日)秋葉原:和田冠玄 指導員

居合とは梅雨明けはまだのようですが蒸し暑い日が続いています。そんな中での稽古でしたが稽古場は空調があって参加者の方も快適に稽古できたかと思います。
 今日稽古では前に出る足の爪先で敵を捉えることに気を向けて頂いて稽古しています。基本素振りで、上段の構えから左膝の緩みの直前に爪先が開いたり、連続動作の振りかぶりでは構えた時の前に出る足先が開いたりしている方が多いようでしたので、その点に気をつけて頂いています。
 連続した動作の中で前の足爪先が開くことが癖になっている方はそれを気にしながらの動作が窮屈に感じますね。特に上段に構えたところから振り下ろすとき、膝の緩みから体重移動できればいいのですが、緩む前に前左足の爪先の動きをきっかけに振り下ろす動作に移ることもあります。所謂、無駄な起こりの動作の一つです。癖になっていることは気に留めて稽古しないとなかなか抜けませんね。稽古を繰り返すことで少しずつでも精度を上げていければと思います。

居合20230528

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7月2日(日)市川:岩田和己 指導補

居合とは昨日の梅雨空から一転し、今日は朝から晴れ上がり早朝は気持ちがよかったものの稽古が終わって外へ出た途端に夏のような日差しです。

本日は無級・六級の方から初傳位の方まで幅広い方々の参加でした。
基本稽古・形稽古ともにゆっくりした動きでありながらそれぞれの級・傳位に応じた動きを意識して稽古していただきました。
先週火曜日水道橋稽古での反省を踏まえ、回数を繰り返すにしたがってとどうしても力みが出たり、軸がブレたり敵の位置が不明確にならないように今回は基本稽古・形稽古で最初から最後まで、各自のペースでの動きは避け、形稽古も最初から最後までゆっくり動いて、敵のどこにつけるか、どこを斬るのかを意識した動きを重視しました。特に形稽古においては、各形の一つ一つの動きを分解して、ゆっくり動きながらそれぞれの正しい所作を確認しながら稽古しました。

年を経るごとに、これから梅雨が明けた後の暑さを考えるとめいってしまいますが、会員の皆様も暑さに負けず共に稽古を続けていきましょう。

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6月27日(火)水道橋:岩田和己 指導補

居合とは梅雨とは言いながら東京では雨も少なく夏のような暑い日が続いています。

演武会も終わり、また初心に帰って正しい所作をゆっくりした動きで稽古を進めました。
基本稽古では、鞘走り、鞘引きを意識した抜刀、また腕による斬りではなく身体全体で斬ることを意識して、力まずゆっくりと動いていただきました。

形稽古においても基本稽古での要点を念頭に置いて、一つ一つ確認しながら稽古を進めましたが、回数をこなすうち、だんだん力みが出て軸がブレたり、剣体一致の動きができなくなります。周りに惑わされることなく、各人ご自分のペースで修正すべき個所をゆっくりした動きで直して正しい所作を身につけていただきたいと思います。

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6月25日(日)大森:山名宗孝 指導員

居合とは梅雨の晴れ間の暑さを感じる陽気でしたが、空調も効いたホールで稽古を行えました。

間隔も広く取れたので動きのある形を中心に形稽古を行いました。
動きたい方向へ進む際に、緩みにより足が送られる動きを意識して稽古しました。軸足を作って蹴って進まぬよう注意して頂きました。

これから暑さが厳しくなりそうですが、皆様健康で稽古を続けられますように。

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6月25日(日)田町:和田冠玄 指導員

居合とは今日の稽古では前の足つま先でしっかり敵を捉えることを意識して稽古してもらいました。
連続した動作の中ではどうしても次の動作に備えてつま先が開いてしまうところがあります。前に出た足の爪先でしっかり敵を捕らえているか、そこに注意して稽古してもらいましたが少し窮屈さを感じたのではないでしょうか。無意識に動いているときに感じなかった窮屈さが、爪先の開きや無駄な動きを無くす稽古になるように思います。
基本の一、基本の二では間合いを詰めるときに前に出る左足、一刀目の切りつけの際に前に出る右足は比較的敵を捕らえやすいのですが、二刀目の振りかぶりで前に出る左足の爪先はどうしても開き気味になりますね。自身の体の細かい動きは見えませんので難しいとは思いますが、爪先の向きに注意を払って稽古してみてください。
前に出る足の爪先でしっかり敵を捕らえて半身の切り替えの動作に同調するように、後ろの足の爪先の向きが変わるようにできるといいですね。

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6月24日(土)市川:平澤昂円 師範

居合とは今日は朝から真夏の日差しで稽古場に着くまでにひと汗かいてしまいました。冷房を強めに給水時間を多くとり稽古を進めました

4月の中旬より狭窄症による痛みに加え左膝軟骨の炎症が重なり思うような稽古が出来ませんでした。担当する稽古場では岩田指導補に助けていただきました。6月の演武会も何とか乗り切りやっと狭窄症の薬も効き始め今日の稽古を迎えることが出来ました。

演武会の動画を見ると恥ずかしい限りです、いつもの悪い癖が見て取れます、狭窄症のせいにはできません根本的に直していかない、、健康で稽古が出来ればまた励みになります。

今日の形稽古は向抜、円要、陰中陽、夢想返しです。
形だけでなく基本の一。二を含め抜刀、刃筋に気を付けて稽古をしていただきました。細かい事の積み重ねが次の自分の居合に繋がると信じています。

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6月24日(土)赤羽:三浦無斎 師範代

居合とは演武会も終了しましたので、基本の確認ということで、”半身”の動きを
メインに基本稽古をいたしました。
特に、基本の1、2の一刀目の動き。上半身が先行するのではなく、半身の動きで下半身と上半身が連動して動く、を確認いたしました。

形稽古は、胸尽し、円要、野送り、玉光、前腰、夢想返しの6本。
それぞれのポイントをお伝えして稽古しました。
そもそも敵の位置を把握することが難しい円要では、二人一組で位置を
確認して頂きました。
胸尽くしでは、自分が捌く時に敵との中心線のどこに捌き、どこに向かって突くのかなど、慣れてしまって”なんとなく”ではなく、敵の位置を正確に意識して動くことを確認しました。

基本的なことを今一度確認して、さらに精度を上げるべく、共に精進して参りましょう。

6月24日(土)田町:大隅幸一 師範

居合とは本日は人数も少なかったことから形稽古(左月・両車・陽中陰)は難しいものを選びいつもより時間を多くとって稽古していただきました。

基本稽古では物打ちを敵の斬るべきところへ届くようにして斬ることに注意していただきました。

形稽古においては、分解して一つづつを丁寧に動いてもらった後に通しで動くようにしていただきました。
敵との理合いも意識して最初は正確に動けるよう努力することが大事です。
無暗に動くことをせず、基本をしっかり身に着けるようにしてください。
自分で意識しなければ先に進むことができないので、私も気を付けるように努めています。

6月20日(火)水道橋:五島博 師範

居合とは梅雨の晴れ間に夏の気配が感じられた稽古日です。
道端に紫陽花が季節を教えてくれます。

演武会が終わり水道橋場所も通常稽古内容となりました。
脚の入替え、半身の切替につづき素振り及び抜刀稽古。
基本一ニでは抜刀と振りかぶりの稽古を別途繰り返してから通して動いてもらいました。
形稽古の始めの二本はゆっくりと動いてもらい姿勢だけでなく剣尖の位置、刃筋を確認しつつ動いてもらいました。
又、形の動きのながれを説明後、動いてもらい各々の気付いた点を指摘して稽古を進めてみました。
ひとつひとつ丁寧に稽古を積み上げて参りましょう。

6月18日(日)池袋:依田鶴粋 指導補

居合とは演武会の動画は、自身の演武を客観的に分析できる手段の1つだと思います。本日ご参加された会員の方から、演武会の動画をご覧になって、反省点についてお声がけがありました。自身を冷静に、厳しく精査することは簡単なことではありません。私は自分と向き合うには、心のゆとりがないと難しいです。そのため、できれば見ないで「できている気分」でいたいと思ってしまいます。単なる甘えです。ただ、それでは目標のない稽古時間になります。客観視する重要さと「できている気分」の成長のなさを反省しました。
本日はお稽古参加者が少人数でしたので、個別に細かい点をお伝えしました。動きにくくなるかと思いましたが、どなたもよりのびのびと、力強く取り組んでいらっしゃるように感じました。改善に向け何度も確認しながら刀を振る姿勢、即座に修正される箇所など、お稽古に対する向き合い方や集中力の凄まじさを学ばせていただきました。これからも学びながら進んでいけたらと思います。貴重なお時間をありがとうございました。

6月18日(日)市川:平澤昂円 師範

居合とは梅雨の合間の酷暑のようです水分補給に気を付け稽古を始めました。
演武会が終わりました今年の演武会はいかがでしたでしょうか参加された会員さんそれぞれにいろいろの思いがあると思います。画像。動画を見てニッコリしたりガッカリしたり、稽古場とは違う姿と向き合うことは次の一年の糧になると考えています。

先日TVを見ていましたら座禅のお話がありました。無心で座ることは難しいことです、いろいろな思いが浮かんでくると思いますがそのことを追わないようにとのことでした。稽古で呼吸を入れ無心で形をと言われてもなかなか出来ません出来るかどうかわかりませんがヒントをいただいた思いです。

仕事柄保育園に行くことが多いのですが、コロナ、インフルエンザ、麻疹が流行ってきています、感染対策に気を付け稽古をしていきましょう。

6月18日(日)品川:大隅幸一 師範

居合とは本日は演武会が無事に終わったこともあり、基本を再度見直していただく稽古としました。

本日のポイントとしては、基本1と2では、最初に敵との間合いを詰める際に鞘走りを忘れないようにしていただくこと。
形の向抜と夢想返しの一刀目は、縦抜きから敵の額を叩き斬ってしっかり仕留める動きをすることに注意していただきました。

陰中陽と野送りでは、抜刀から受け流しの捌きを縦抜きの緩みを意識して動くようにしていただきました。

慣れてくると速さを求めるあまり間違った動きに繋がります。
正しい動きや捌きを身に着けてから徐々に速さを付けていけるように稽古してみてください。

6月17日(土)赤羽:関口翠覚 指導員

居合とは夏を思わせるような暑い日でしたが、空調の効いた快適な環境でお稽古できました。赤羽稽古場の空調は気難しく、20℃設定の冷房でも涼しくならない事があるので心配でしたが、今日は機嫌がよくてよかったです。
演武会も無事に終わり、久しぶりに通常のお稽古に戻りました。
早速審査の申し込みがあり、本日KさんとMさんが5級に合格されました。入会依頼コツコツとお稽古してきたお二人なので、とても嬉しいです。
KさんとMさん、おめでとうございます。これからも一緒にお稽古頑張りましょう!

6月17日(土)田町:田澤尊伯 指導補

居合とは本日は、田町場所を担当いたしました。
先週、演武会でしたので、演武会の感想で会話が弾んでいました。充実した良い経験をされたことが伝わってきます。

本日は、基本稽古から開始し、鏡がある稽古場でしたので、時に、ご自身の体の使い方を確認頂きながら進めていきました。形稽古は、真、胸尽し、右、前腰。

私もですが、自分で動いている“つもり“と実際の体の動きが一致していないことがあります。稽古の中で、時に、どう自分の体が動いているのかを確認してみてください。気がつくことが出来ると、次に動きを練っていくことが出来ると思います。

ご一緒に稽古をしていきましょう。

6月4日(日)池袋:関戸光賀

居合とは20分ほど皆で刀を振った後、演武会へ向けての自主稽古としました。
演武会一部は居合となりますので、各人自分のテーマに沿って稽古をし、二部は複数の人が呼吸を合わせて行う「合わせ居合」と組太刀主体の剣法です。
自分の為すべきことが明確になっていますので、私が指示をしなくても各人が黙々と汗を流していました。

そんな中フランス女性の入会希望者が見学されました。市川の稽古場所にも二人の見学者があったようで、はやり病から少しずつ抜け出し、日本中に活気が戻ってくる気配を感じます。

居合20230528

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6月4日(日)市川:平澤昂円 師範

居合とは演武会に向けての市川での稽古は今日が最後です。会員さんそれぞれ稽古に余念がありません。

自分の目標にむけて集中して稽古をする大切さを感じられる数か月だったと思います。自信をもって舞台に上がりましょうそしてまた次の高みに向かって歩き始めましょう。

今日は10代の女性2名が入会希望で稽古場を訪ねて見えられました。来年の演武会に向けて新たな年が始まりますみんなで精進していきましょう

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5月28日(日)田町:関戸光賀

居合とは演武会に向けてのシュミレーションをおこないました。
いろいろな方からの質問も増えてきています。普段何気なくやっていたことに疑問を持ち再確認する機会でもあります。

居合20230528

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5月27日(土)田町:三浦無斎 師範代

居合とは演武会も近づいて参りましたので、短めの基本稽古の後、自主稽古といたしました。

間近に迫ってきて、稽古場にも良い緊張感がありました。その分、力みが出たりすることもありますので、自分の体をさらに内観していくことが必要かと思います。

体と心の両方を整えて本番に臨めるよう、さらに集中して、共に稽古をを続けて参りましょう。

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5月27日(土)赤羽:関口翠覚 指導員

居合とは本日は本番同様、独演を含めた全ての演武通したシミュレーションを行いました。
演武会当日は緊張で頭が真っ白になる事もあります。だからこそ、普段からお稽古やシミュレーションを繰り返し行うことで、緊張の中でも自然と体が動くようになります。
演武会も近づいてきました。もう一踏ん張り頑張りましょう。

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5月21日(日)池袋:和田冠玄 指導員

居合とは今日は演武会に向けての稽古です。
初めに準備として基本稽古で体を動かした後は各グループに分かれて2部の演武を中心に自主稽古をしてもらっています。
宗家も参加いただいており、全体を通して個別に指導いただきました。それぞれ気づくことまあったかと思います。
3週間後に演武会を控えて、皆さん御自身の課題を意識しての稽古でその真剣さが伝わってきます。少しでも技量精度を上げて本番に臨めるといいですね。これから梅雨入りを控えて蒸し暑い日もあります。体調に気を付けて頑張っていきましょう。

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5月20日(土)田町:大隅幸一 師範

居合とは本日は演武会も3週間後に控えているので、基本稽古を行った後は1部の各自の形と2部の合わせ居合の自主稽古をしていただきました。

各自が演武する形も精度を上げてきているようで私自身も頑張らなくてはと刺激を受けております。

合わせ居合も各組で全員が揃って稽古する機会は少ないと思いますが全員揃わなくても揃ったメンバーで頑張って稽古しておりました。

本番の日が迫ってくると緊張してきますが、演武会に向けて稽古していることが本番でもきっと自然に発揮できるようになると思います。
そのためにも一緒に稽古に励んでまいりましょう。

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5月16日(火)水道橋:関戸光賀

居合とは演武会に向けての稽古も熱気を帯びてまいりました。
「合わせ居合」という演武会の演目では、場の気配と言ったものを意識しなければ成立しません。普段自分と向き合う稽古では意識しなかったことを学ぶよい機会です。
演武会までにいろいろなことを吸収し成長していただければと思います。

居合・水道橋

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5月14日(日)池袋:浅野知義 指導補

居合とは本日は実際に一部の流れで演武してもらいました。

見られながらの演武は緊張しますね。

緊張すると、焦って動きが速くなりがちです。

開始前の一呼吸半、忘れないでください。

少しは落ち着けるはずです。

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5月14日(日)市川:平澤昂円 師範

居合とは先週の稽古もはっきりしない天気でしたので心配しましたが幸雨が落ちることはありませんでした。

いつものように基本稽古は半身を意識して動いていただきました。
基本素振りは真向斬り、左右の袈裟斬り、腹抜き、縦抜き、基本の一、二です。

演武会に向けて稽古場には緊張感が漂い始めます、一部の演武は礼をして演武位置に着いたら各自の演武をしますがなかなか無心にとはいきません、私などはどうしても不安感が先に立ちます克服するのは稽古しかないと思っていますが心の中は堂々巡りです。

演武会に参加されない新人の方にも形稽古に参加していただきました。演武会に参加される会員さんと一緒に稽古をしていただき次回は同じ緊張感を共有できればと考えています。

あと約一か月自分の課題を見つめていきましょう。

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5月14日(日)品川:五島博 師範

居合とは5月も早いもので中旬となりました。
緑が美しく気候としても過ごしやすい季節です。

本日も基本稽古から開始を致しました。
真っ向、左右袈裟の素振りに続き腹抜き、横一文字、逆袈裟の抜刀稽古を実施。
基本の一二に続き形稽古は座業の真を座業の基本稽古として実施しました。
その後演武会一部の自主稽古を20分ほど行い最後に二部の自主稽古を多目に稽古してもらいました。

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5月13日(土)田町:田澤尊伯 指導補

居合とは本日は、雨がぱらつく天候でしたが、青葉の美しい季節となりました。演武会まであと、1ヵ月ですね。

基本稽古では、基本の二を互いに見取り稽古をして頂く時間を作りました。演武を見る・見られる機会は、審査等を除き、多くはないかと思います。改めて各人の技のスピードや残心、所作の間は、独自のものがあると実感されたかもしれません。

形稽古は、真、胸尽し、向抜きを行い、その後は、自主稽古の時間を取りました。
合わせ居合、剣法、そして、ご自身の演武形と、各人で課題に取り組んで頂きました。

GWも終わり、通常のペースに戻っていく時期かと思います。体調に留意して、 ご一緒に稽古をしていきましょう。

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5月9日(火)水道橋:関戸光賀

居合とは演武会での入退場や所作など、これまで何度かやってきましたので30分ほど一緒に稽古をした後自主練をおこないました。それぞれに課題がありますので有意義な時だったと思います。
指導部の方々は、自分の稽古をしつつ時には指導もしなければならないので大変かと思いますが、視野を広げ指導部心得を尊重して稽古を進めてください。

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5月7日(日)市川:平澤昂円 師範

居合とはいよいよ第一部の演武順と合わせ居合の組み合わせが発表されました。
第一部の演武では稽古してきたことを思う存分披露してください。
第二部の合わせ居合はメンバーの気持ちを合わせなければなりません、そこには独演と違い技量の違う会員さんがそろって演武をします。合わせ居合は一人で演武するのと違いお互いの気配も感じながら演武をしますから各組のリーダーは個々の技量を見極め自分の組をどこまで引き上げるか考えなければなりません、みんなが同じ目標にむかって合わせ居合を完成させたときの充実感は何物にも代えがたいものです。

私には合わせ居合で苦い経験があります、組の技量を考えず自分の形に固執して級の若い方に難しい動きを求めた結果は今思えば単なる自己満足以外の何物でもないことであり合わせ居合の本質からは程遠い結果になりました。

今その経験は稽古場で会員さんの気持ちを考え指導内容をそれぞれの技量になるべく合わせるようにしています、そして稽古に参加したみんなが成長していくようになればいいと思っています。

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5月6日(土)滝野川:宮澤和敬 師範代

居合とは今年のGWは、コロナ禍前の賑わいが各地で戻り、海外旅行者を含めて人流の動きは活発になっています。
日中は半袖シャツで過ごせるほどの初夏みたいな陽気ですが、空調の効いた武道場で快適に稽古していただきました。
本日は演武会へ向けて形稽古を中心に稽古しました。

最初の30分は、基本稽古を中心に実施して「袈裟斬りの刃筋と野送りにおける首筋へ斬りつける刃筋との違い」や「向抜きや夢想返しで行う前から後ろへの振り被り」など形稽古で使う技を意識しながら稽古していただきました。

次の30分は形稽古を行って舞台をイメージしながら『演武開始位置から終了位置へ正確に戻れる移動歩幅』を稽古しました。特にズレが大きくなる「前腰」と「神妙剣」について各自の歩幅を確認しながら正しく演武終了位置へ戻れるように繰り返しました。

最後の30分は「指導部、傳位、級の3組に分けた自主稽古時間」として、各組を巡回しながら個別の質問へ答えて稽古しました。

演武会まで一人ひとりが意識を高く持ち、心技体へ磨きをかけて稽古へ精進して参りましょう。

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5月4日(木)田町:関戸光賀

居合とは演武会のシュミレーションをおこないました。
回を重ねるごとに無駄な動きが減り、所作に余裕が出てきました。
余裕が生まれる分、自分の動きが見えてきます。
自分を知れば課題が見えてきます。
明日もまた一歩前に進みましょう。

居合・田町

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5月3日(水)池袋:小井健熙 指導補

居合とは演武会が迫ってきました。各稽古場で歩法、礼法を学んでいるかと思われます。これらは普段の稽古でなかなか意識できないものですので良い機会と捉えて今一度確認しましょう。
 着座、礼、立上り、歩法に共通するのは敵から見て隙を作らないことです。例えば、礼も地面だけを見続ける「土下座」のような礼では、相手が突如襲撃してきた時に気付けません。いずれの動作も、すぐそばに油断ならない敵がいると思えば、隙なく動く意識も芽生えます。
 関連して、本日の稽古では目付けも意識して頂きました。稽古の間ずっと「眼前に意識を集中し続ける」というのも当たり前と言えば当たり前ですが、今一度確認できたでしょうか。
 形稽古は左月、右と野送り、玉光をセットで行いました。居想会のホームページに掲載されていますが、形とは単一のものでなく連なって考えるものです(本来なら全部の形を通して行いたいところですが...)。各形の動作をミクロの視点で見直し、高めつつも、マクロの視点で形全体を一体に考えられるように、引き続き一緒に稽古していきましょう。

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5月3日(水)田町:髙橋武風 指導補

居合とは演武会まで1ヶ月程となりました。
居合の形も大事ですがそれ以上に礼、立ち座り等の所作が非常に重要となってきます。
所作が正しくできるかどうかによって形の見え方も変わってきます。
演武会までまだ時間がありますので正しく所作を身に付けておきましょう。
分からない事があれば遠慮なく指導部に聞いて下さいね。

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4月30日(日)田町:五島博 師範

居合とは晴天の日は、新緑の香りに季節を感じます。
大型連休中の稽古日です。

始めの基本稽古は宗家の指導により武道における脚運びの稽古、半身の切替、真っ向切、腹抜き、縦抜きを稽古しました。
その後、演武会のシュミレーション(入退場、独演形の入替え)を実施、シュミレーションも数回の経験を繰り返しているため総じてスムーズに進めることができました。

演武会稽古が本格的となり皆さんの目が真剣になっております。
本番の舞台上の自分の演武を想定しながら一緒に頑張りましょう。

居合・田町

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4月30日(日)市川:平澤昂円 師範

居合とはいよいよ明日から5月です、街には外国の方も多く見受けられコロナ前の街の賑わいが戻ってきました。この3年が何だったのだろうかと大きく変わったところと変わらないもの自分の中で問い直しています。

今日から演武会のシュミレーションを始めました。市川では前回の演武会に参加された方が多いので気になった点を指摘させていただきました。今回特に注意したのは舞台の袖では自分の軸に気を付け姿勢をチエックしましょう、まずは礼の形、前の演武者が礼をして動き出したら、次の方は礼の位置に進みます。舞台上を進む姿、目線、すべての演武者が間合いやスピードに気を付け一本の糸で結ばれてるように感じられれば舞台上に緊張感が醸し出されると思います、
各自の演武とともに参加者の心が一つになるような演武会を作っていきましょう。

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4月29日(土)赤羽:関口翠覚 指導員

居合とは各稽古場で演武会を想定した稽古が始まっています。足運び、目線、お辞儀の角度などなど気をつける事がたくさんありますが、身につけてしまえば自然に動けるようになりますし、絶好の機会だと思います。
一部や合わせ居合の組み合せの発表ももうすぐ。楽しみですね。

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4月29日(土)田町:大隅幸一 師範

居合とは本日は演武会シミュレーションで帯刀しての入退場と入退場に真の形の演武を入れての2パターンを行いました。
本日参加された方々はすでにシミュレーションを行っており、また前回の演武会にも参加されていましたのでスムースに出来ました。

基本と形(向抜き・胸尽し・響返し・野送り)の稽古では、特に注意していただきたい点を説明し各自で注意するようにしていただきました。

皆さん演武会モードに入ってきているのを感じるようになりました。
目的に向けて稽古していると動きや所作も普段より良くなってきています。
演武会では今まで稽古してきたものをそのまま自然に出せるようにしていけたらいいですね。
一緒に稽古に励んでまいりましょう。

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4月23日(日)秋葉原・居合:和田冠玄 指導員

居合とは今日の稽古では、前半に全員で演舞会の1部の入場退場の稽古。最初に模範の入場退場を見ていただいてから、序列順で3人1組になって稽古してもらっています。帯刀無しで一巡、帯刀有りで二巡、合わせて三巡稽古しました。礼、目線、立ち位置、歩き方などなど、思い出しながら稽古できたかと思います。1巡目より2巡目、2巡目より3巡目と皆さんの動きがよくなっていくのがわかります。それぞれご自身でも気が付いたのでなないでしょうか。
後半は居合と剣法に分かれての稽古です。
居合組の方は入場から退場まで演武形も入れて、通しでの稽古をしています。2部の合わせ居合は組も指定の形も決まっていませんので、仮に真、胸尽くし、野送りの3本で稽古してみました。演武会を経験した方は思い出しながら稽古でした。初参加の方にも大筋の流れは理解頂けたかと思いますがどうでしたか。歩き方など身のこなしや演武の立ち位置など普段の稽古ではあまり気にしないでいることがたくさんあります。演武会までの一月半、細かいところにも気を向けて稽古することで曖昧なところをなくして演武会に臨みたいものです。頑張っていきましょう。

居合・秋葉原

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4月23日(日)品川・居合:五島博 師範

居合とは品川場所も演武会稽古を開始しました。
前日の田町稽古同様に、基本稽古、演武会稽古、形稽古の3分割で稽古を進めました。

基本一ニに続き演武会稽古では舞台への入場、演武開始の位置取り、終了の礼と退場の流れを繰り返し実施。
最終のシュミレーションでは真を一本演武してもらいました。
形稽古では各形の剣尖位置や体軸の保持、視線を注意し稽古を進めました。
又、各々の気付いた点を指摘して稽古を進め皆さんの技量の向上に繋がれば幸いです。

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4月23日(日)市川・居合:平澤昂円 師範

居合とは真夏を思わせる陽気だったり。急に朝晩寒くなったりと気候の変化に戸惑います、演武会に向け稽古もさることながら体調管理に気を付けましょう。

 各稽古場では演武会に向け形稽古やシュミレーションなど今までとは違う稽古場の雰囲気になります、舞台の上での演武は様々な思いが交差します解決策はひたすら稽古をし自分に自信を持つことだと思います。そしてありのままの自分を見つめること日常生活ではなかなか経験できません。

 今日は所作に重点を置いて稽古をしてみました。武道としての所作はどうあるべきか考えながら学んでいきましょう。また今回事情があり演武会に参加できない会員さんも一緒に稽古をしながら来年の演武会につなげましょう。

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令和5年の居合稽古日記-
4月22日(土)田町・居合:三浦無斎 師範代

居合とは演武会の稽古が始まりました。

鏡が使えましたので、目線、歩き方、礼の仕方、立ち座りなどの所作を各自確認して頂きました。
日頃の稽古の時から意識をしていきたいのですが、演武会となると「見られる」ことも考えなければなりません。
そのために緊張する自分の心とどう向き合うかもポイントとなるかもしれません。

形の動きだけでなく、その前後の所作、心持ちなどをどう作っていくか、本番まで考えながら、共に精進して参りましょう。

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4月18日(火)水道橋・居合:岩田和己 指導補

居合とは東京ではすでに桜も散り、日中は汗ばむほどの気候になりましたが朝晩の気温差が大きく油断すると風邪をひきそうです。

平日の夜の稽古は、仕事の関係上なかなか参加できない会員さん、何とか都合をつけて熱心に参加される方々とさまざまです。

本日の稽古は宗家剣法と居合に分かれて行われ、私は居合を担当しました。
基本稽古では、毎回同じですが軸を立てること、股関節の緩み、鞘引き優先の抜刀、腹抜きでは刀身と鞘の角度を一致さて抜刀するよう意識してゆっくりした動きで稽古を進めました。
形稽古は、右、野送り、響返し、右の敵、本腰、玉光の6形
形稽古では各形のポイントとなる点をお伝えしていますが、それぞれ繰り返し動くうちに動きがだんだん速くなり、軸のブレ、敵の位置があいまいになってきます。ゆっくり動いて正しい所作を体に覚えこませましょう。

今週末から各稽古場では演武会稽古が始まります。
演武会で昇級・昇傳審査を受ける方、そうでない方もそれぞれ課題をもって稽古して行きましょう。

居合・秋葉原

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4月16日(日)秋葉原・居合:和田冠玄 指導員

居合とは来週からはいよいよ演武会に向けての稽古が始まりますね。今日は少しだけ演武会を意識しての稽古をしています。
基本稽古の前に正しい立ち方や立ち座りで注意すべき点を確認してもらいました。あらためてやってみると何かぎこちなさを感じた方もいらっしゃったかもしれません。その違和感を大事に修正していけるといいと思います。
基本稽古では、形の取り方、抜きつけの動作の基本、軸のブレなど一つ一つを丁寧に、正確に動くことに注意を払ってもらって稽古しています。いつもの稽古で曖昧な動作や違った動きなど気付いたことがあったかと思いますが、少しずつ修正していきたいですね。
形稽古では形のポイントなるところを確認いただきましたが、それぞれご自身の課題も確認できたかと思います。これから演武会に向けての稽古が本格化します。課題・目標を意識して稽古することで少しでも技量を上げて演武会に臨みたいものです。頑張っていきましょう。

居合・秋葉原

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4月16日(日)市川・居合:平澤昂円 師範

居合とは早いもので4月も半分過ぎてしまいました。私事ですが2月下旬にヘルニアが悪化しこの一か月満足いく稽古が出来ませんでした。先週の火曜日にしばらくぶりに宗家稽古に参加いたしましたが思うように体が動きません、形の前に注意点を確認しながら動くのですが思いと動きがちぐはぐで自分では宗家稽古について行けると思っていましたがそんなに甘いものではないことを実感しました。これから6月の演武会まで踏ん張りどころです。

各稽古場では演武会の審査形が稽古されていますが市川では市川がメインの会員さんもいらっしゃるので形の確認の意味をかね18本を稽古しました。審査を受ける方も18本の形の中で審査形の持つ意味を考えながら稽古をしていただくといいと思います。来週からの演武会稽古につなげていきましょう。

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4月15日(土)品川・居合:田澤尊伯 指導補

居合とは 本格的な雨となりましたが、稽古には、熱心な会員の皆さんが参加されました。
はがきの配布も始まり、審査に向けて補習を希望される方もあり、演武会の季節だと改めて、実感しています。

本日は、基本稽古は、基本の1、2も含めて、振りかぶりの位置や、足幅といった基本を確認しながら進めました。改めて確認してみると、修正点に気が付けると思います。

形稽古は、真、円要、左月、両車、水月、玉光を行いました。昇級審査の形を中心に実施。
多く振って頂くことを意識したので、少し休憩が少なかったかと帰宅後に反省しました。

引き続き、ご一緒に稽古をしていきましょう。

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4月11日(火)水道橋・居合:三浦無斎 師範代

居合とは宗家稽古と同時に行われた一般稽古についてです。

基本稽古では、半身を意識した稽古をしました。どちらかの足に乗った (軸にしてしまう)動きではなく、自分の中心を意識して動くことをポイントとしました。

演武会で審査に臨む方がほとんどでしたので、参加の方のリクエストの形を稽古しました。
円要、左月、前腰、夢想返し、野送りの5本。

動きに慣れてくると、速さで誤魔化して、本来求められている動きがおざなりになったりします。それぞれの形のポイントとなる動きをしっかり理解した上で、出来ていること、出来ていないことを把握して、次の段階を考えていきましょうー過信にも過小評価にも陥らないように。

演武会まで2ヶ月を切りました。集中して稽古することで、精度はどんどん上がっていきます。演武会を目標として、さらに共に精進して参りましょう。

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4月9日(日)田町・居合:大隅幸一 師範

居合とは今日は天気も良く、田町の稽古場付近では木々の柔らかな新緑と八重桜やアメリカハナミズキとツツジの花が咲いていて明るく気持ちのよい日でした。

本日から演武会での昇級・昇傳審査に向けての補習が始まりましたので、基本や形の中で気を付けてもらいたい点を指摘してから各自で注意しながら稽古していただきました。
今回指摘させていただいた点は常日頃の稽古においてもよく見受けることです。

本日稽古していただいた形では、向抜の縦抜きから敵の額をしっかり叩き斬ること、円要での反転から敵を逆袈裟に斬る際に右足を出し同調させて斬ること、水月では横一文字からの緩み・突きからの抜きの際の切っ先の高さ、野送りでは敵の首の頸動脈を斬るので袈裟斬りにならないことなどに注意して稽古していただきました。
意識して稽古している時はできるようになっていても、気を抜くと元の悪い癖に戻ってしまいますので注意しましょう。

基本でも形でも正しい動きをしっかり理解して稽古するようにしましょう。
教本を読む、HPの動画を見る、指導部に聞いてみるなどいろいろ学べる機会がありますので自分なりに活用してみてください。

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4月8日(土)滝野川・居合:関口翠覚 指導員

居合とは指導担当をするたびに感じるのは、会員の皆様が稽古をを重ねるごとに技量をあげているという事です。
前回はあやふやだったところが、今回よくなっているのを見ると、本当に"すごいな"と思います。
できなかった事ができるようになると、次の課題が生まれます。課題は尽きませんが、お稽古中に発信した言葉が課題の解決と次へ進むためのきっかけになれば嬉しいです。

愛犬の散歩中ツバメを見ました。季節も確実に進んでいますね。

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4月8日(土)品川・居合:和田冠玄 指導員

居合とは今日の基本稽古では前に出る足爪先で敵を捕らえることに注意を向けて稽古をして貰いました。
最初の間合いを詰めるときや最後の切り終わりでは敵を捕らえてますが、斬りつける直前や振りかぶりの時は次の動作に備えて無意識のうちに足爪先は外に開いてしまいますね。そして動作を急げば急ぐほど開きやすくなります。癖になっている動作はゆっくり正確に動こうとするとその部分が窮屈に感じることがあります。そして少しずつ動作を早めていくとその窮屈さが増していくことがわかります。そういう窮屈さを感じて少しずつ修正していくことも大切かなとも思います。

そして形稽古では。
今日は演武会で昇級審査を申請している方が多く参加されていましたので、審査対象の形から選んで稽古しています。
野送りでは最初の体捌きからの転身、緩みでの前後の重心移動、言葉では理解はするものの実際の動作は難しいですね。
転身は回るのではなく、緩みによる前から後ろへ移動する重心の動きを感じながら転身してその力を刀に乗せて後ろの敵に向かって切りつけます。ただ力任せに切り付けて勢いで軸が崩れないよいうに。そんなことをイメージして稽古してみてはいかがでしょうか。

演武会まで後2か月ほど、長いようでも稽古回数を数えるとそんなに余裕はありません。目標とそれに近づく課題を一つでも多くクリアーして本番に臨みたいものです。
頑張って稽古していきましょう。

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4月4日(火)水道橋・居合:五島博 師範

居合とは桜は、あっという間に葉桜の木々が増え新緑の準備となりました。
只今、八重桜が満開でとても綺麗です。

稽古は、宗家指導の剣法と居合が同時に行われました。
私は、居合を担当させて頂きました。
脚の入替え、半身の切替につづき素振り及び抜刀稽古。
基本一ニと形稽古では振りかぶりの稽古を別途繰り返してから通して動いてもらいました。

ある程度形の動きを解っている方達が多かったので稽古では動きのながれを説明後、動いてもらい各々の気付いた点を指摘して稽古を進めてみました。

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4月2日(日)池袋・居合:依田鶴粋 指導補

居合とは本日は腹抜きのある形を稽古しました。
審査補習の時、指導担当から胸尽しが「模範的にダメ」と言われたことがあります。改善点と取り組み方を丁寧に示してくださいましたが、一人で悩んでも改善できないと思いました。複数の指導担当にご指摘をいただき、最終確認で起点の指導担当の元へ行きました。「模範的にダメなところはなくなった」と言ってもらえましたが、追加で「言いたいことはある」とも言われました。その時は、更なる向上を後押ししてもらえた気がして、とてもうれしく思いました。
私にとって審査や年1回の演武会は、居合を続けるうえ道標になります。個人に向けて具体的な「ダメ出し」に直面することは、近い未来の自分を想像しやすくなります。起点、通過点、着地点いずれにするか自分で決められるところも良いところです。何といっても、期日が決まっているので悩み続ける必要がありません。
各々、目標や目的は様々だと思います。1つ言えることは、審査や演武会は、突然一人で送り出されることはないということです。最善の形にできるよう、お力添えをしたく思っています。少しでも多くの方とご一緒できたらいいなと思います。

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4月1日(土)池袋・居合:浅野知義 指導補

居合とは緩み 必ず稽古場で聞く単語ですね。

手の内、膝、股関節…
色々な部位を緩めてください。と言われていると思います。
個人の感覚にもよるので明確に伝える、受取るのが難しい点です。
苦戦している方も多く見られます。

たまに普段と違う地域の稽古にも参加してみてください。
自分の感覚に合う説明があるかもしれません。

演武会稽古で集まることも増えますので、指導部に色々聞いてみるのもいいですね

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4月1日(土)田町・居合:髙橋武風 指導補

居合とは家の近くの桜並木で新品のランドセルを背負った子供が写真を撮っていました。今日から新年度の始まりですね。
本日は左月、円要、前腰の稽古を行いました。
刀を抜居合の稽古は基本的に1人で行っているので相手を想像するのは難しいとは思います。
しかし相手があっての居合だと思いますので、素振りや形稽古の時に自分の剣を相手に届かせる様に意識してみて下さい。
意識するだけで動きが変わって来ると思います。
是非試してみて下さい。

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- 祝開場 -

4月1日(土)大森・居合:山名宗孝 指導補

居合とは穏やかな天気の中、大森の稽古場が開始されました。

基本稽古では、剣体一致と足先の向きに注意して進めていきました。一つ一つの動作を確認できても、基本の一や二、形として通してみると、勢いにのまれるせいか、確認した動作が改めて課題となっているよう見受けられます。
動き出しの一歩目を大事にし、緩みから動き出せるよう皆様にお伝えいたしました。私自身の課題でもあります。
下半身の緩みが滑らかな脚運びと操刀にもつながると思います。改めて抜刀や振りかぶりの際に力みがないか、ご自身でチェックされては如何でしょうか。ご自身で気付きがあれば大きな進歩になります。

本日はお陰様で無事に大森場所初回の稽古が行われました。今後ともよろしくお願い致します。

居合・大森

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3月28日(火)水道橋・居合:岩田和己 指導補

居合とは今年は桜の開花が例年より早まりましたが、満開になるに従い雨の降る肌寒い日が続いています。近所の桜も満開になるやいなや雨で花びらを散らしていますが気温が低いせいかまだ花見を楽しめそうです。

本日の水道橋稽古は宗家居合と一般居合に分かれて行われ、私は一般居合を担当しました。

基本稽古では、刀を真ん中での取り方、膝・股関節の緩みを生かし身体全体を使う基本の動きを確認しながら稽古を進めました。
形稽古は、左月、両車、陽中陰、神妙剣の4形。

稽古をしていますと、基本稽古と形稽古は別物のようにとらえている方が見受けられます。
形は、一つ一つの基本動作が集まった、あるいは応用した動きです。
またそれぞれの形の動きには意味があり、形稽古においては単に形の動きをなぞるのではなく、なぜそういう動きになるのか、基本動作がどう応用されているのかを考えながら稽古をすればその形の正しい動きを習得できると思います。

とはいうものの、私自身悩みながら稽古を続けていますが、やはり難しいです。

居合・秋葉原

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3月26日(日)秋葉原・居合:小井健熙 指導補

居合とは各稽古場で皆様の稽古を拝見しておりますが、刀を振る際に力が入り過ぎている方が散見されます。そのため、本日は力を入れずに体重移動で刀を振る意識をもって稽古をして頂きました。
 体重移動で、とよく言われますが、そのためには先ず「自分のどこに重心があるかを意識する」必要があります。本日行いました左月、玉光、野送り、右の敵は、自分の重心の意識を持ちやすい形として選んだつもりですが如何だったでしょうか。特に、敢えて不安定な体勢を次の動作に繋げる、という折で体重、重心の移動を感じられると良いかと思います。
 体全体で刀を振れれば、自ずと力強い一振りになります。それを腕力だけで振ろうとすれば疲れてしまいますし、何より体や刀を壊してしまいそうですよね。長く刀を楽しむためにも、変に力まず、自然に刀を振れるようにしていきたいところです。
 体の末端部位ではなく、今日の様な体全体で動き始める動作を意識することで、客観的に速い動作になります。なかなか主観では意識しづらく、ともすれば見た目の速度を追い求め、結果腕力に頼った運剣になりがちですので留意しましょう。勿論、自戒でもあります。
 本日もお疲れ様でした。引き続き頑張っていきましょう。

居合・秋葉原

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3月26日(日)市川・居合:平澤昂円 師範

居合とは例年より早く桜が開花しましたが今日は冷たい霧雨に包まれています。
コロナも落ち着いて町は少しずつ3年前の賑わいを取り戻しつつあります。
市川の稽古場も4月より今まで稽古をしてきた7階に戻ります、

2月より腰の調子が悪くこの数週間は稽古を休ませていただきました、その間過去の稽古日記を読み返してみました。その時に何を考えていたのか、どんな指導をしていたのか恥ずかしさもありますがその時々の自分を直視する時間でした。十数年稽古をしてきてただ動きを伝えることに懸命になったとき、指導に少し余裕が出てきたとき、自身に対し懐疑的になったとき、いろいろの自分がいます。今はまた基本の大切さをお伝えするようにしています、それはすべての動きは基本稽古に源があり、基本稽古を深く理解することが本質に迫ることが出来ると考えているからです。

演武会に向け稽古場が熱くなります。ある時期夢中になって稽古をすることがいい思い出に繋がります。自分なんかとは思わずに一歩踏み出しましょう。

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3月25日(土)田町・居合:和田冠玄 指導員

居合とは今日はあいにくの雨でしたが多くの方に参加頂いています。
稽古では緩みでの重心の移動に意識を向けて頂きました。野送りは緩むことでの重心の移動に合わせての抜刀です。左足の力で右へ踏み込むのではなく、右を緩めることで重心が右へ移り傾いていくことで体を捌きます。そしてこの動きに同調させるように抜刀して敵の真向を受け、しのぎます。一瞬の動作なので中々難しいですが、自然に傾いていく体に合わせて抜刀することを意識して稽古してみるのも良いかもしれませんね。

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3月25日(土)滝野川・居合:宮澤和敬 師範代

居合とはすぐ近くにある桜の名所の飛鳥山公園は満開の桜となっていますが、今朝は少し肌寒く感じる気温で冷たい雨が降りしきる中、稽古熱心な会員さんが多く集まってくれました。

演武会稽古に備えて、本日の指導ポイントは『首から背中、腰までの背筋を真っ直ぐ伸ばすことを意識して軸を立てる』という点と足のつま先、膝頭を斬る方向へしっかり向けることも意識しながら刀を振っていただきました。

また、目線を高く上げる点、目標物を決めて身体や頭が前後左右にぶれないようにする点、緩急のメリハリをつける点など形稽古を通じて稽古していただきました。

演武会へ向けて集中力を高めて共に精進して参りましょう。

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3月19日(日)品川・居合:田澤尊伯 指導補

居合とは品川場所を担当いたしました。

桜も咲き始め、春めいた陽気になってきました。しかし、気温の下がる日もあり、時期的に、少し早いかもしれないですが、これを「花冷え」というのか?と思ったりしています。

本日は、基本稽古として、真向、袈裟、横一文字、抜刀は、腹抜き、縦抜きを行いました。w
気が付いた点をお伝えしつつ、各人の課題に合わせて稽古して頂けるように、時間をやや多めに取りました。基本の1・2も同様に進めました。

形稽古は、真、胸尽し、右、野送り、向抜き、前腰を行いました。
基本稽古で確認した点を、形の中でも意識して動いて頂くようにしました。直ぐに出来ないと感じている動きがある場合、稽古の中での反復で、身についてくる面もありますので、焦らずに稽古を重ねていきましょう。

引き続き、ご一緒に稽古をしていきましょう。

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3月18日(土)田町・居合:髙橋武風 指導補

居合とは今日はあいにくのお天気でしたが大勢の稽古参加がありました。皆さんお疲れ様でした。
本日は真、胸尽し、左月の稽古を行いました。
居合の稽古となると刀、手元に気持ちがいきがちですが是非足捌きの細かい部分にも気を付けてみて下さい。
何か上手く行かないと感じている時に足捌きを改善すると良い方向に向かうかも知れません。
本日の稽古で左月の足捌きを重点に行いました。
正確な足捌きになると形の出来栄えがかなり改善されると思います。
折り目が正しい折紙が美しく見えるイメージですかね。(個人的な見解です)
また気温の差が大きくなっていますが、体調に気をつけて頑張りましょう。

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3月14日(火)水道橋・居合:五島博 師範

居合とは脚の入替え、半身の切替につづき素振り及び抜刀稽古、
基本一ニと形稽古では振りかぶりの稽古を別途繰り返してから通して動いてもらいました。
ある程度形の動きを解っている方達の稽古なので稽古では動きのながれを説明後、動いてもらい各々の気付いた点を指摘して稽古を進めています。

剣術の稽古

隣で行われた剣術の稽古。
動画は写真をクリックします。

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3月12日(日)秋葉原・居合:和田冠玄 指導員

居合とはここのところ暖かい日が続いています。今日は外にいて風に吹かれていても気持ちのいい日よりでした。花の便りも聞こえてくるようになりましたね。
今日の稽古では「前の足、爪先でしっかり敵を捉える」ところに気を向けてもらって稽古してみました。敵に向かう最初の攻めや間合いを詰めるところではしっかり敵を捉えるられています。それが一刀目、振りかぶってニ刀目と連続の動作になると次の動作に備えて、無意識に足(爪先)を外に向けてしまいます。右半身から左へ、左から右へ切り替わる連続の動作の中で、敵をどう捉えているか、ご自身でチェックしてみては如何ですか。

古武道の稽古

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3月12日(日)市川・居合:平澤昂円 師範

居合とは来週からの会場使用の際のマスクの扱いについて説明がありました。基本利用者の判断でお願いしますとゆうことです。判断が難しいですね。

演武会に向けての基本稽古ではただ振るのではなくしっかりした刃筋の確認に気を付けていただきました。形稽古では仮想敵に対する刃筋に繋がります。

形稽古は左月、円要、野送りです。
仮想敵との関係で形の動きにはそれぞれ意味があります。自分勝手に動いて自己満足するのではなく、真摯に形と向き合いましょう。
動きの先にお相手の姿が垣間見えるようになればいいと思いますが、なかなか大変です。

目標を決めて自分自身を見つめる稽古は後で楽しい思い出になります。頑張りましょう。

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3月11日(土)池袋・居合:浅野知義 指導補

居合とは急に暖かくなり、桜の開花も近そうです。楽しみですね。

本日は半身をしっかりと意識して稽古しました。

半身を使った動きが出来ていれば、肩と腰は同じ向きになります。

逆に手足先行で動くと、肩と腰がねじれてしまいがちです。

半身の入れ替えを毎回行うのは、全ての基本となる動きだからです。

刀を持った状態でも、同様の動きが出来るように稽古していきましょう。

古武道の稽古

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3月11日(土)田町・居合:三浦無斎 師範代

居合とは本日は、敵の位置確認がポイントとなる形の稽古をしました。
両車、円要、野送りの3本です。

居合の稽古では、「仮想」の敵しかいません。
その敵が真正面に居てくれるとわかりやすいのですが、自分が動いたりすることで斜めの位置になったりする場合があります。
敵の位置が正確でないと、「斬る」ことにはなりませんよね。

 形の動きだけをなぞって、なんとなく敵を斬るのではなく、自分で
敵の位置、動きを想定して、そこに向かって斬っていけるように
確認していきましょう。

演武会に向けて、さらに精度が上がるよう、引き続き共に精進して参りましょう。

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3月7日(火)水道橋・居合:平澤昂円 師範

居合とは3月1日より奈良に春を告げる東大寺のお水取りが始まります。中学から大学まで2月の期末試験が終わると友人と奈良、明日香を巡り最後に東大寺の松明の火の粉を浴び一年の無事を願いました。私が大和伝の刀が好きなのはここに起因するかもしれません。

6月の演武会に向けて真。胸尽くし、野送りを稽古しました。この3本は逆袈裟.逆体の袈裟、腹抜き、真向斬り、縦抜き、軸を戻しての袈裟斬りと抜刀の基本を学ぶ上で大切な動きです。真では軸上に上体をまっすぐ上げることを始めとして座技の基本が詰まっています。胸尽くしは腹抜きと体捌き、野送りは縦抜きと正中線をずらした時の動きなど学ぶことが多く技量のはっきりわかる形ですしっかり稽古をしましょう。

今日は演武会で2級を目指す4名の会員さんが参加されました。演武会には会員なら誰でも参加できます、自分なんかとは思わずに参加してみてくださいただ漠然と稽古をするのではなく舞台の上の自分を想像し目標をもって稽古をすることもいい経験になります。

古武道の稽古

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3月5日(日)赤羽・居合:関口翠覚 指導員

居合とは本日のお稽古では体の軸を意識していただきました
。上下左右のブレを無くすためには、膝や股関節の動きをを柔軟に使って軸を保つことが大切です。
フェンシングをしている家族に聞いたところ、フェンシングでも軸が重要だと言っていました。敵を牽制する時、攻めの突きをする時、敵の攻撃を避ける時など、常に次の動きに備え膝と股関節のゆるめて軸を真っ直ぐに保つそうです。
競技スタイルは違いますが、基本的な体の使い方は同じなんですね。

庭の雪柳がほころんできました。いよいよ春の到来です。寒暖差の大きい時期でもありますので、体調管理に気をつけてお稽古に励んで参りましょう。

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3月5日(日)市川・居合:平澤昂円 師範

居合とは梅の花も桃の花も早咲きの桜も今年は色鮮やかに見えます。コロナも一段落し見る側の心の持ちようかもしれません。

3月になりますと稽古内容が演武会モードになり一段と熱が入ってきます。演武会を楽しみにされている方、技量を上げ進級、昇傳を目指す方思いは様々です。
私事ですが5月に入会し6月の演武会に無級の部で参加させていただき真、胸尽くし、野送りをさせていただきました。あとでDVDを見ました何とか動けているなとゆう感じでした。しっかり稽古をして参加されている今の会員さんと比べると恥ずかしい限りです。
 毎回参加していますがいつのころからか次の演武会に向け目標を作るよう心がけています。今回はいつも宗家が竜虎会員に言われる渋い居合のきっかけが掴めればいいと考えています。

演武会に向け形の細部を見直し、思い込みや。勘違いの部分を直していきましょう。もとより居合は他者と争うものではありません自分の居合を見つめる貴重な時間です。みんなで演武会を盛り上げていきましょう。

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3月4日(土)田町・居合:山名宗孝 指導補

居合とは有傅位者の方と入られて間もない方のご参加でした。
基本の稽古では半身と足運びで足先の動きに注意していたました。
基本の稽古の後、形は向抜、夢想返し、本腰、円要、左月を行いました。
なるべく多く振って頂けるよう進めようとしましたが、新人の方向けな解説が多くなってしまい反省しております。

古武道の稽古

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2月28日(火)水道橋・居合:岩田和己 指導補

居合とは冬から春へ三寒四温を繰り返すとは言え、一気に19℃を超す陽気になり、昼間は歩いていれば上着を脱いでも暑く感じるほどでした。
杉花粉も昨年の3倍ほどに達しているようです。

本日の水道橋稽古は宗家剣法と居合に分かれて行われ、私は居合稽古を担当しました。

基本稽古では、軸のブレと股関節の緩みを意識した動き、腕に頼らず体全体を使って斬る、斬り終わりの切っ先の位置と手の内の緩みなどそれぞれの正しい所作を確認しながら稽古を進めました。
形稽古は、向抜、円要、陰中陽
それぞれの形のポイントとなる点を説明し、ゆっくりとした動きで稽古を進めました。
基本の一、二、形稽古も繰り返し行うにつれ、だんだん速くなって動きが雑になってきます。とにかくゆっくり動いて正しい動きを身につけていただきたいと思います
また稽古中、気になった点についてはそれぞれ個別に対応させていただきました。

3月に入るとそろそろ6月の演武会モードになってきますが、基本の動きを意識して、ゆっくりと剣体一致を心がけて稽古いたしましょう。

古武道の稽古

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2月25日(日)田町・居合:山名宗孝 指導補

居合とは当日は武道場で昇傅審査と稽古が行われ、担当の稽古報告を致します。
普段より稽古に参加されている方々でしたので、皆さんのペースで進めて頂き、気になる点を全体、個別にお伝えしました。
基本の稽古の後、形は真、夢想返し、陽中陰、神明剣を行いました。
動作のきっかけが緩みから行えれば、緩急ができて、一連の動作に流れができると思います。
自身の居合と向き合い深めて行きたいですね。

審査受けられた皆様合格とのこと。おめでとうございます。

古武道の稽古

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2月25日(土)赤羽・居合:関口翠覚 指導員

居合とは基本の一、ニを序列順に3つのグループに分けて行いました。軸がブレずに動くためには、体の進行方向と後ろの足の向きが同じ方に向いている事が大切ですので、その辺を後ろから見ていただく事が目的です。
形稽古も含め、一つの動きを理解していただくために説明の仕方を工夫していますが、なかなかピンと来ない事も多いですよね。そんな時は、遠慮なく質問していただけると嬉しいです。

2月も残りあと少し。花粉も飛び始め辛い季節ではありますが、6月の演武会に向けてお稽古に励んで参りましょう。

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2月25日(土)田町・居合:大隅幸一 師範

居合とは田町駅近くの公園横では白梅が満開でその隣にはミモザアカシアの黄色い花が咲いており春をより深く感じられました。

本日は明日の初傳位の昇傳審査を受ける方が3名おりましたので、審査形を稽古していただきました。

最初の基本稽古は単なる動きにならないように敵を意識して緩急ある動きに心がけるようにしていただきました。
形稽古では普段の稽古でもよく見受ける特に注意しなければならない2~3点を説明し、その後各自で動いていただき、修正していただきたい点がある方には個別に指導させていただきました。
最後は水月・響返し・野送り・前腰・夢想返し・終わりの刀礼と全体を通しての動きで締めて終わりにしました。

明日審査を受ける方々は緊張しながら真剣に稽古しておりました。
全員が無事に合格するよう願っております。

明日の審査が終わりますと演武会が待っております。
3月からは演武会モードの稽古も始まりますのでそこに向けてより一層稽古に一緒に励んでまいりましょう。

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2月21日(火)水道橋・居合:平澤昂円 師範

居合とは暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので23日以降は15度前後の気温になると予報がされていますが、今日は北風が強くまるで冷蔵庫の中に入ったようです。寒さに負けず宗家稽古。一般居合稽古にいつもと同じに元気な会員さんが集まりました。稽古場は暖かくしっかり汗のかく稽古が出来ました。

わたくしが担当させていただきました居合の稽古では初心に戻って基本動作を細かく説明させていただきました。稽古では緩みを指摘されます。なかなか理解するのは難しいのですが膝のゆるみ。股関節のゆるみ。手の内のゆるみ少しずつ稽古の中で体感することが大切と考えます。
全体で稽古をすると周りに負けないように動きたくなります
が、惑わされずに基本に忠実に動きましょう。

昨日歌手の(ちあきなおみ)の特集をテレビで見ていましたら
作曲家の船村徹さんが譜面と。歌詞の裏側を歌えるのは神様の美空ひばりとちあきなおみだけだと話しておられました。物事の本質を見つめる難しいことです。

古武道の稽古

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2月18日(土)滝野川・居合:宮澤和敬 師範代

居合とは昼間の陽射しは暖かい日もありますが、朝晩はまだまだ冷え込む日が続きます。

本日も多くの会員さんが元気に稽古へ参加していただきました。
会員さん2名が6級審査を受けられて、合格されました。おめでとうございます。
昇級、昇傳位審査は技量向上の目安として目指す目標を持ちながら稽古することで自然に張り合いも出てきて、稽古中の集中力を高めて頑張れるものです。次の目標に向けて稽古していきましょう。

一般稽古では仮想敵をしっかりイメージして足のつま先、膝頭を斬る方向へ向けて刀を振ることを意識していただきました。
また、腕力や筋力任せで力が入り過ぎて身体の動きが固くなってしまっている為、全身の力を抜き、筋肉を柔らかく使うことで瞬発力を生み、鋭い斬りに繋がることをお伝えしました。

これからも一緒に稽古を楽しみながら精進して参りましょう。

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2月18日(土)田町・居合:田澤尊伯 指導補

居合とは田町場所を担当いたしました。

近所では、梅の花も咲き始めている様子。何となく春を期待したくなりますが、まだまだ寒い時期かと思います。

本日は、基本稽古として、真向、袈裟、逆袈裟、抜刀は、腹抜き、縦抜きを行いました。基本の一、二については、意識しないと蹴る動きになり、上下の動きや、撞木を大きくきった足運びになる場合があるので、緩みから動き始めることを意識して頂きました。また、個人差はありますが、しっかり前の敵を切ること、そして、切り終わりの剣体一致も確認点としてお伝えしました。

形稽古は、各自のペースで回数を振って頂ける形で、真、胸尽し、水月、野送り、陰中陽、前腰を行いました。共通して、敵対動作を意識する点と、刃筋と切り終わりの位置を、皆で確認しながら進めました。

私事ですが、年末に掛けて少し稽古に出られない時期がありましたので、通常の稽古では、ゆっくりと等速で、大きく動くことを意識して取り組んでいます。波はあるのでしょうが、長い目で取り組んで行きたいですね。各人のベースで向き合っていけるのが居合の良さの1つだと、改めて、感じています。

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2月14日(火)水道橋・居合:五島博 師範

居合とは夜明けが少しずつ早くなり、日が長くなったのを感じます。

本日は、宗家指導の剣法と居合が同時刻に行われた稽古日です。
私は居合を担当させて頂きました。
脚の入替え、半身の切替につづき素振り及び抜刀稽古。
基本一ニと形稽古では一刀目の抜き付け及び二刀目の斬りつけ時に体軸の姿勢及び重心位置(左右の足の真中に重心を置く事)を注意する事を伝え稽古を実施。
また、形稽古では各々の気付いた点を指摘して稽古を進めています。
最後に本日稽古した4本を通しての演武と刀礼を実施し稽古を終了しました。

古武道の稽古

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2月12日(日)田町・居合:和田冠玄 指導員

居合とは今日は田町の広い稽古場全面使用で剣法と居合同時の稽古で、どちらも10名くらいの参加で余裕のあるスペースで稽古ができました。
 居合の稽古ではでは敵の攻撃に対して体をさばきながらの抜刀に着目してもらいました。緩みで体を捌く動きに合わせて抜刀します。胸尽しでは敵の攻撃に対して緩むことで後ろに体重が移動します。その動きに抜刀を同調させます。体重が移動始めた時から半身になって右足で体移動を止めた時が腹抜きの抜き終わりのタイミングです。力で体を捌くのではなく緩むことで自然に任せて体重が移動していくように、とはいえ軸はしっかりコントロールして崩れないようにすることが肝要です。稽古では緩むことでの体重移動を無手で何度かやってもらいましたが少しは抜刀のタイミングが感じられたかと思います。
「力ではなく緩むことで自然に動いていく体の動きに合わせる」ということに少しだけ気を向けて稽古してみてはいかがでしょうか。

古武道の稽古

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2月12日(日)市川・居合:平澤昂円 師範

居合とはぽかぽか陽気に誘われ少し早く家を出てお屋敷が続く道を散策しながら稽古場に向かいました。少し前までは蝋梅が咲いていた庭には白梅が咲き始めました。マスクを外しての稽古までもう少しの辛抱だと思います。

新春稽古会が終わりました、コロナ渦でもしっかり稽古をしてきた懐かしい顔に出会えました。後期高齢者(嫌な言葉ですが)を前にして同じ年の仲間と居合の稽古に参加できることは素晴らしいことだと思います、次は6月の演武会の舞台で会える楽しみが増えました。

コロナが落ち着いてきて稽古場にも新しい会員さんが参加されるようになりました。今日の稽古では新人講習で指導されたこと、軸や正中線の意味、座技でまっすぐ上がるにはどこに意識をぽ向けたらいいか、基本素振りと形との関係など長く稽古をされている方には,又かと思われたかもしれませんが初心忘るべからずです。楽しく稽古をしていきましょう。

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2月11日(土)田町・居合:三浦無斎 師範代

居合とは基本の1、2の稽古では、「右半身全体の動きの中で抜刀すること」と「右足に乗らずに敵を追い込む」の2点をポイントとして稽古しました。
まだ稽古回数の少ない方は、無理な抜刀をしようとするあまり、上半身と下半身の動きが一致しない、ということが起こりがちです。
慣れていらっしゃる方は、早い抜刀を目指すがゆえ、手や上半身先行の動きになりがちです。(自戒も込めて)
 ゆっくり動くなり、体の使い方を丁寧に確認していくことも大切だと思います。

形稽古は、左月、胸尽くし、響返し、野送り、玉光の5本。
鏡が使えましたので、ご自身の正中線を意識して、それぞれ確認しながら稽古しました。鏡を使って確認できた動きを鏡なしで再現できるよう、体に馴染ませていきましょう。

引き続き共に精進して参りましょう。

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2月7日(火)水道橋・居合:関戸慧澪 師範

居合とは2月は「梅春(うめはる)」とも言われ、私の好きな呼び方です。
冬の終わりから春の訪れまでの期間のことを言います
春が待ち遠い。

本日は、宗家の有傅位者稽古と級中心の稽古が同一場所・時間の稽古日です。
私担当の一般稽古日記です。
本日は「歩幅」をテーマに進行。
級の場合、刀を振ることに一生懸命で歩幅まで気にかけることが出来ないことが多く緩みがうまく使えず直立になったり前傾斜になったりします。
本日は、隣面の宗家稽古の有傅位者の歩幅を見取り稽古をさせて頂きました。
実際に見せて頂くことにより自分達の歩幅の狭さを実感し目から頭に入力をして頂けたようです。
そして実際に動いて頂き身体の使い方の難しさを感じたと思います。
何をすべきかが理解できていれば技量は向上を致します。

本日は、疑問点などを語る対話時間を多く取りました。
なにわともあれ今日の稽古に参加して良かった、楽しかったと思って頂けたら幸いです。

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2月4日(土)池袋・居合:浅野 知義 指導補

居合とは本日は初傳位の審査形を稽古しました。

各自それぞれ課題はあると思いますが、
うまくいかないなと思ったら少しずつ難易度を下げて、
どこが出来ないのかを明確にしてみるといいかもしれません。

難易度の下げ方
 ゆっくり動いてみる
 刀を持たず、無手で動いてみる
 動きを分解してみる
などが考えられます。

例えば夢想返しの転身がうまくいかない場合。
ゆっくり動いてみることで、あいまいな部分が明確になるかもしれません。
刀を持たずにうまく動けるのであれば、課題は手の内、刀の扱い方にあるのかも。
足捌きだけでもうまく動けないのであれば、転身の仕方、運足がわかっていないのかも。
と課題を明確にすることができます。

教本や動画で課題の部分を確認するのもよいですし、
指導部に直接相談してもらってもかまいません。

焦らずにひとつずつ解決していきましょう。

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2月4日(土)田町・居合:小井健熙 指導補

居合とは本日は縦抜の稽古をということで、それに因んだ形を行なっていきました。
 まず縦抜そのものについては、しっかり鞘引きを行うこと、抜刀の際に刀の通り道を自分の身体が阻害しないように半身をきることが肝要です。それらを怠り、焦って抜刀をすると怪我をしてしまうかもしれません。しっかり基本動作を確認しましょう。慣れてきた方は一息で抜刀、斬りまで行えるように心がけましょう。
 形は向抜、野送り、玉光、陰中陽を行いました。全ての形に共通しますが、仮想敵の意識を持つことが形の鋭さや隙の無さに繋がります。剣法を普段から行っている方は眼前に武器を構えて迫る人を想像しやすいですが、居合のみの稽古だとなかなか意識をすることが難しいと思います。本日は立ち技2種において、前方にいる私が斬り動作を行う瞬間に形を発動する稽古を行いました。普段は自分だけの呼吸と間で動いていると思いますが、敵という他人の呼吸・間で動くという意識を醸成できたのではないでしょうか。
 仮想敵の意識は目線を正しくすることにも繋がります。特に初心者のうちは、自らが運剣した刀の行く末ばかりに気を取られがちですが、目的は綺麗に刀を振るではなくて、敵を斬ることです。正しい運剣ができれば、自ずと綺麗に刀は振られます。
 自戒ですが、想定される敵の位置、動きは教本でこまめに確認しておきましょう。自分がどこを斬りたいか明確に把握し、刀を振るうことで迫力のある形になると思います。

 本日もお疲れさまでした。引き続き、稽古を頑張っていきましょう。

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1月31日(火)水道橋・居合:五島博 師範

居合とは新年の挨拶から早いもので1月も最後の日となりました。
本日は、宗家指導の剣法と居合が同時に開催されました。
私が担当した居合の稽古日記です。

脚の入替え、半身の切替につづき素振り稽古。真っ向斬りでは仮想敵の額に向け大きく斬りつけること。動き始めでは左肘をおとさずに拳を前に送り敵の額に刀が届く処で肘をいっぱいに伸ばし斬りつける事。
また、基本の一二では一刀目の抜き付け終りに頭の浮き上りや体軸の傾き注意する事を伝え稽古しました。

形稽古の左月、右では転身時の体重を膝に預けすぎて軸が膝の上に偏ることのないように反対の足(母指球あたり)へも体重を乗せることを意識して動いてもらいました。
最後に本日の稽古形4本を通し終の刀礼を全員で行い本日の稽古を終了しました。

古武道の稽古

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1月29日(日)池袋・居合:依田鶴粋 指導補

居合とは数日前の寒波の影響で、住まいの倉庫の一部がはがれ、遠方の家族宅の水道管破損…と対応に追われた1週間でした。非日常の出来事ばかり…。週末のお稽古は私にとっては日常ですので、普段を実感し、気持ちを整える術でもあります。
本日、多くの方がお稽古に参加してくださいました。お互い前後の間合いを気にしていただきながら進めました。軸を意識してほしいこと、ご自身の動きやすいように調整した形にしないよう、細かいところをお伝えしました。オリジナルの動きやすい形は、いずれ修正することになります。正しい動きができた時、身体が無理なく動けたことを体感していただけると思います。私はその間の行き来を繰り返しますが、面白さの一つかとも思っています。とはいえ、オリジナル形はケガの原因にもつながりますのでご注意ください。
お稽古で日常に戻れましたが、寒波の影響対応はまだしばらく続きます。日常と非日常を行ったり来たりして過ごそうと思います。

古武道の稽古

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1月28日(土)田町・居合:大隅幸一 師範

居合とは本日は来月の昇傳審査を受ける方がおりましたので、審査形(水月・前腰・響返し・夢想返し・野送り)を中心に稽古しました。

特に意識していただくポイントとして、敵を意識した斬りと動きに注意していただくよう伝えました。
実際には居ない敵ではありますが、自分なりに敵の位置や動きを想定して斬りや間などを意識して緩急のある動きにも意識して稽古してもらいました。
最初の動きでは単に動いている感があったものの注意するようにしていただいた後ではメリハリのある動きで敵を意識しているよう変化が伺えました。
実際に居ない敵を想定することは簡単ではないかもしれませんが模索しながらでも頑張ってみましょう。きっとより居合が楽しいものになってくると思います。

自分に対しての戒めでもありますが、何事も意識せずには先に進みません。
お互いに頑張ってまいりましょう。

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1月24日(火)水道橋・居合:関戸慧澪 師範

居合とは当日の夜に雪の予報が出ている19時からの稽古です。
天候の稽古有無の判断は交通網の乱れと指導者の安全の確保が出来るかで決めます。
幸いに曇り空でしたのと本日指導が宗家と私で稽古場まで徒歩のため稽古は実施となりました。
雪予報の中でも参加者が多く大変に嬉しく思いました。
稽古参加ありがとうございました。

本日は宗家指導の初傅位以上の稽古と級以下の一般稽古が同一場所、同一時間の稽古日です。
私担当の一般稽古日記です。
日曜日と同じテーマで「前重心にならない、前にツッコまない」
個別アドバイスとし、出来るだけ多く個別に声かけを致しました。
皆さん、前向きで技量のUPが見え頼もしいです。

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1月22日(日)池袋・居合:関戸慧澪 師範

居合とは大寒の頃、特に朝の寒さが身にしみます。
稽古場は元気な面々にお会い出来、稽古により前を向く事ができます。
軽やかに身体を動くと嬉しくなります。

本日は宗家指導の初傅位以上の稽古と級以下の一般稽古が同一場所、同一時間に稽古を行いました。
私担当の一般稽古日記です。
本日のテーマは「前重心にならない、前にツッコまない」
基本稽古も形稽古も上記テーマに絞って行いました。
形稽古については、参加者に沿った形で2級審査形と初傅位審査形をセレクトしました。
出来るだけ個別にアドバイスをし、級別にポイントを伝え何を一番に直すべきかを伝えました。
審査を視野に入れた稽古と致しましたが、受審に関わらず常に指導部が指導されている内容と同じです。精進ください。私も精進します。

古武道の稽古

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1月22日(日)福井・居合:新谷仙常 指導補

居合とは今日福井は朝から、雪となりました。
今週は火曜日からこの冬一番の寒気到来の予報です。
稽古は
・足の入替え、手刀を付けて半身から半身への入替え

・帯刀しての、真向切り、袈裟切り、腹抜き、縦抜き ・基本の1、2v b ・真からの18本通して稽古しました 寒い時期に無理に動きますと怪我をしますので、充分準備運動 (素振りや、立座り)して稽古開始しました。
稽古場には大きな鏡が有りますので、中心線がぶれない様に 気を付け稽古しました.

古武道の稽古

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1月22日(日)市川・居合:平澤昂円 師範

居合とはここ数日の朝の寒さは体にこたえます。私などは稽古場まで自転車で行けますが、小一時間かけて稽古に参加される会員さんもいらっしゃいます。稽古内容をどうするのかいつも考えています。2月の進級、昇傳審査に向けて稽古場も熱をおびてきます。稽古の後の暖かな冬の日差しはまさにご褒美です。

稽古に行く前にBS-NHKの奇跡のレッスンとゆう番組を何気なく見ていました、毎回スポーツや芸術の分野での一流指導者が子供たちに一週間のレッスンを行い技術だけでなく心の変化を呼び戻す番組です。
今回はソウルオリンピック銅メダリストの小谷実可子さんがシンクロナイズドスイミングのように水中で演技をするアーステックスイミングの高知県のクラブを指導する話です。
泳いで数か月の小学生から県大会レベルの10人の技量の違う子供たちをまとめ上げ発表会に進む話です。時間ぎりぎりまで見入ってしまいました。なかでも印象に残った言葉は指導には覇気が大切であるとゆう言葉でした。考えさせる言葉でした。

最近はコロナも少し落ち着いてきたせいか入会希望者、入会者も増えてきました。新人さんから傳位者まで様々な方が稽古に参加されます。会員さんに自分の指導がどう見えているのか自問自答、試行錯誤です。

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1月21日(土)目黒・居合:馬場敏 師範

居合とは本日新たな稽古場、目黒の最初の稽古でした。
私の担当する代官山稽古場の約半分ほどの広さですがまだ新しい施設で快適でした。城南地区ばかりでなくどなたでも参加できるので、普段お会いできない方々にもお会い出来て私的には稽古場同様に新鮮でした。
本日の参加は私含め17名でした。
稽古の印象はこの人数で一杯の感じですが工夫しながら稽古してみたいと考えております。
他の団体との入れ替わりも無くこじんまりと静かな会場です。
池尻大橋駅からは約10分程です。
次回以降新たに参加を希望の方は、本部の稽古風景写真等を参考にして見てください。

古武道の稽古

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1月21日(土)田町・居合:和田冠玄 指導員

本時は今年に入って初めての指導担当でした。1月も下旬にはいり遅くなりましたが新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
本日の稽古参加者は皆さん稽古回数も多く重ねている方でしたので、形の手順は一通り理解していらっしゃるものとして、できるだけ多く振ってもらうようにしています。軸を保つことそして前の足つま先で敵を捕らえる等、基本的な点に留意して稽古していただくようお伝えして、夫々のペースで稽古をしてもらいました。前足つま先で敵を捕らえるのは一動作の素振りでは比較的問題なくできていると思いますが、形になると2つ3つと動作が重ねっていくにつれてそれが難しくなります。そして早く動こうとすればするほど次の動作に備えてつま先は外に開いてしましますね。ご自身ではなかなか気付きにくいとは思いますが、動くスピードを少し抑えてチェックしてみてはいかがでしょうか。
今日の稽古に仕事の関係で海外に赴任されて一時帰国されたUさんが稽古参加されていました。赴任先ではお一人で普段の稽古場と同じように刀礼から形稽古まで一通りの稽古をしているそうです。滞在期間はそれほどないのですが何回か稽古参加を予定しているそうで、その間に指導を受けることでご自身ではなかなか気がつかない課題を見出して赴任先での自主稽古に役立てられるといいですね。今度の帰国の際はUさんの自主稽古の成果を楽しみにしています。
このところ連日真冬の寒さが続いています。そしてコロナは日本でも海外でもまだまだ治まりそうにありませんしインフルエンザの流行もきこえてきます。コロナに関しての行動規制はだんだん緩和されてきて行動しやすくはなっていますが、手洗いうがいなどの基本的な感染対策はしっかりやっていくことが大事ではと思います。。

古武道の稽古

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1月17日(火)水道橋・居合:岩田和己 指導補

居合とは本日の水道橋稽古は宗家剣法と居合に分かれて行われ、私は居合稽古を担当しました。

基本稽古では初心に帰って、それぞれの正しい所作を確認しつつゆっくり動いていただきました。
しっかり鞘を引いての抜刀、刀を腕ではなく体全体で振ること、ゆっくり動きながらも剣体一致の動きとなっているか、頭と腰の高さが一定に保たれているか等々に時間をかけて稽古いたしました。

形稽古は真、胸尽くし、水月、前腰の4形
本日の参加者はそれぞれの形の手順がわかっている方々でしたので、形の説明は省き、所作を分解して動きを確認しながらゆっくり稽古を進めました。
基本稽古も形稽古も動きは同じはずですが、形稽古になると同じ動きができていない方が見受けられます。
いかにすれば基本稽古の動きを形稽古と一致させることができるかを考えながら稽古を行えば自ずと技量も上がってくると思います。
とにかく、周りに惑わされずゆっくり正しい動きを心がけましょう。

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1月15日(日)市川・居合:平澤昂円 師範

居合とは昨日は久しぶりの雨でした。空気がしっとりし喉にやさしく感じられます。4月まで広い会場がコロナワクチンの接種会場になりひとまわり狭いところで稽古をしています、会員さんの間合いが狭いので注意が必要であると同時に緊張感が増した稽古が出来ました。

前回の稽古の中で基本稽古の大切さをお話しさせていただきました。基本動作の足の入れ替え、半身の切り替えが形の中にどのように反映されているのか、基本素振りの腹抜き、縦抜きと形との関係、形の動きに慣れてきたら一歩進んで考えてみましょう。私には居合の奥深さはまだまだ分かりませんが稽古の中新しい発見に出会える楽しさがあります。

2月に新春稽古会が開催されます、演武会は緊張感が増さりますが新春稽古会は懐かしい顔に会える大切な機会です、コロナ渦居合を学ぶ仲間が多く集えることはお互いの励みにもなります。それまで感染対策をしっかりし稽古をいたしましょう。

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1月14日(土)池袋・居合:関口翠覚 指導員

居合とは今回の稽古は比較的人数が多かったこともあり、基本の一、ニは4人ずつ4グループに分けて行いました。ひたすら前に進めるので、個人的に好きな稽古の方法です。今回は序列順でグループ分けをしたので、技量の上の方々の後ろ姿を見て何かしら盗んでいただけたら嬉しいです。

稽古が終わると雨が降ってました。乾いた日が続いたので、恵の雨ですね。気温が上がったせいか、近所の梅の花が咲いていました。前を通るとほんのり梅の花の香り空間がとても心地よかったです。

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1月10日(火)水道橋・居合:三浦無斎 師範代

居合とは宗家稽古と同時に行われた一般稽古の報告です。

半身を意識した稽古を行いました。
日常生活では、まずそんな場面には出くわさないと思いますので、「意識する」ことが重要かと思います。

形稽古は、腹抜きと縦抜きを別途稽古しましたので、それらが含まれている 形を中心に稽古しました。
ある程度慣れてくると、それぞれの形で求められている動きが出来る様になってきますが、形での動きを正確に理解していないと「似て非なる」動きになってしまいます。
速さで誤魔化してなんとなく動ける、という状態ではなく「ゆっくりだけど正確な動き」を目指していきましょう。

本日は、今年初めての担当でした。
今年もよろしくお願いいたします。
新しい年に際し、居合や剣法の目標を決めて稽古するのも良いかもしれません。
引き続き共に精進して参りましょう。

古武道の稽古

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1月8日(日)池袋・居合:関戸慧澪 師範

居合とは松の内も過ぎ、この3連休が終わると平常の生活に戻ります。
東京は天気に恵まれ穏やかなお正月でした。
稽古も昨日から開始です。
本日は、宗家指導の剣法と私担当の居合稽古が同時刻、同一場所での稽古日です。

居合稽古日記です。
冬休みでしたので、久しぶりにストレッチから開始し身体をほぐしました。
個別にひとつテーマを与え、それに沿って稽古を進めて頂きました。
その方にとって一番目立つ動きのポイントをお伝えしましたので次回の稽古でも引き続き集中すると技量がUP出来ます。
特に稽古数が少ない方は、焦らず一つ一つ身につけていくように。
本年も宜しくお願い致します。

古武道の稽古

居合の隣では剣法の稽古がおこなわれました。

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1月8日(日)市川・居合:平澤昂円 師範

居合とは爽やかな青空のもと稽古に向かいました、道すがら成人式に参加される和服姿の新成人を見かけました。私の成人式は70年安保で社会が騒然としていた時におこなわれました。アルバイト帰りで米軍払い下げの服を着ていきましたので入り口で訝しく見られた思い出があります。新成人を見て懐かしく思い出されました

正月のなまった体のままではいけないので足慣らしをかね、千葉県の中央に位置する久留里城跡に行ってきました。房総では最大級の山城跡ですが麓の3の丸、急な坂を600M上った2の丸、さらに左右が崖の細道の先にある本丸と息も絶え絶えになりました。途中空堀あり、縦堀あり、いくつかの曲輪がありと楽しい時間でした。二の丸の資料館には地元の方の数振りの刀と5領の具足が展示してありました。中でも日露戦争の戦勝記念に村人が3~40人各家伝来の鎧兜に身を固め写っている写真がありました。江戸時代は2万石の土地柄です維新後帰農されても大切に伝えられていた様子がうかがえます。

私たちの学ぶ居合も長い歴史の中で伝えられてきました、そのことを大切に今年も稽古をしていきたいと考えています。

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1月7日(土)赤羽・居合:宮澤和敬 師範代

居合とは新年明けましておめでとうございます。
年末の稽古納めに続いて稽古始めも居合指導を担当させていただきました。
皆さん元気に参加していただき、嬉しく思います。

本日は『重心の位置』を意識しながら稽古しました。
足の入れ替え、素振り(真っ向、袈裟、横一文字)、抜刀稽古(腹抜き、縦抜き)、基本の1と2まで股関節の緩みを使って重心が片足へ偏らないように注意しました。

形稽古は立ち技のみ稽古しました。
「胸尽し」「野送り」「玉光」は全員一緒で稽古しました。「円要」「両車」は安全スペースの確保もあった為、「指導部+傳位者」と「級+新人」に分けました。
「指導部+傳位者」が先にフロアで稽古して「級+新人」は舞台へ上がって待機していただき、注意ポイントを見取り稽古してから、フロアへ入れ替わって稽古していただきました。

今年も事故、怪我のないように安全第一で稽古していきたいと思います。
一緒に稽古へ精進して参りましょう。
本年もよろしくお願い申し上げます。

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1月7日(土)田町・居合:小井健熙 指導補

居合とは明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いします。

年末年始はどのようにお過ごしでしたか。あまり身体を動かせなかった方も多いのではないでしょうか。本年の稽古では、普段以上に力まず、またゆっくり動くことを意識して頂きました。ゆっくり、しかし剣体一致というのは想像以上に難しいです。初心者の方は特に慣れている方がビュンビュンと刀を振ることに憧れ、速度をもった振りになりがちですが、基礎固めのうちにしっかりと剣体一致を心がけると方が引き締まります。慣れている方は、今一度初心に戻り剣体一致が行えているか確認しましょう。

本日は基本稽古に時間を多く割きました。基本動作には型の要素が詰まっております。昨年達成できなかった身体運用を思い出し、今年の目標を見据える機会となれば幸です。
型稽古は右と胸尽くしを行いました。
右の転身は、ゆっくり動作すると自分で自分を誤魔化していたことに気づけます。転身、立ち上がりが教本の動きや理合に沿っているか確認しましょう。
胸尽くしは、抜刀・突きの動作ともに左半身の運用が行えているか確認して頂きました。利き手が右手の方は特に左半身への意識が疎かにならないように気をつけましょう。

本年も、引き続きともに精進していきましょう。

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