東京都内で居合道と剣術の稽古を行う古武道・古武術の居想会です

                居合人の声


居合指導部
居合指導部員 平成29年5月
 指導部心得
1. 特定の者に偏った指導をせず、等しく平等の事。
2. 年齢、性別、修行目的などの違いに気を配る事。
3. 技の説明は長からず、要点を明確にすべき事。
4. 指導者同士互いに相和し、 信義誠実の原則に努める事。
5. 会員の精進の妨げとなる言動を慎む事。
6. 慢心は敵と心得「更に参ぜよ三十年」を念頭に、 朝夕鍛錬の事。
 
 ● 関戸光賀 宗家

居合指導者・関戸光賀

居合や剣術など古武道の稽古は、スポーツのような競技と違い、他の人と成果を比べるものではありません。自身の技量の向上に喜びを感じるものです。
稽古では、まず形の動きを憶え、その過程を通して武術として合理的な身体の動かし方を学びます。最初はなかなかうまく身体を動かすことができませんが、稽古を重ねるうちに動きが自分のものとなってゆきます。
スムーズな身体さばきができたら、次により正確な刀の操作法を知り、少しずつスピードを早めてゆきます。
大事なことは運動神経でも体力でもありません。不器用でもコツコツ積み上げてゆくタイプのひとの方が、最終的にうまくなります。

 
 ● 関戸慧澪 師範

居合指導者・関戸師範

若い人、年配者に限らず、今の人は総じて前屈みで猫背の姿勢の方が多くなっているようです。居合の稽古の第一歩は、この姿勢の正しくすることから始まります。
背筋を伸ばし胸を張り、凛とした姿勢を身につけるだけでも、気持ちの良いものです。
私自身が不器用なので、出来なくてあたりまえ、出来れば尚良しと考えています。私の良いところは多分不器用な人の気持ちが分かる事でしょうか。
ぜひ一緒に「のんびり武道」の精神で、一歩一歩居合の面白さを体験してみませんか。

 
 ● 本間夢雪 師範

居合指導者・本間師範

居合の稽古は足運び一つとっても、普段の生活では使わない身体の使い方をします。
慣れない動きは最初のうちは窮屈に感じるかもしれませんが、繰り返す事によって筋肉は動きを覚えるものです。私自身、あまり運動神経がよい方ではありませんし不器用ですが、繰り返し稽古をする事によって出来る事の範囲が拡がりました。不器用でも真面目に取り組む事によって必ず上達します。自身の経験から、基本を大切に丁寧な指導を心掛けて実践してまいります。
何事もそうかもしれませんが、居合は本当に青天井で終わりがありません。
幸いな事に現代に生きる我々は生死をかけて刀を抜かずに済むのですから、慌てずじっくり体得していきましょう。

誰でも初めは初心者です、興味を感じたらまずは見学してみて下さい。

 
 ● 深谷真紀 師範代

居合指導者・深谷師範代

新しく何かを始めるということは少し勇気が要ります。「どんな雰囲気なんだろう・・」「どんなふうにやっているんだろう」「自分に馴染めるのか・・」などなど。私は体験稽古を受け入会しましたが、体験稽古の申込みを行うまでに約1週間毎日ホームページを見て迷っていました。もし、私のように迷っている方がいらっしゃったら、少し勇気を出して見学や体験稽古を受けてみて下さい。実際に自分でその場を見て、空気を感じてみることが一番です。

稽古は精進の場であると同時に、純粋に自分の時間を楽しむよい場所でもあります。自分のための有意義な時間を一緒に過ごしていきましょう。

 
 ● 五島博 師範代

居合指導者・五島指導員

50歳も半ばを過ぎ何か新しいことを始めたいと思い居合を選びました。
居合道は年をとっても技量を上げ続けることが可能であり球技や他のスポーツと異なり勝ち負けを競うものではありません。また、日本文化を知る入り口として武士の魂といわれている刀の知識や扱いを知ることも楽しいものです。
頭の中で考える身体の動きと実際の動きを一致させることは難しいものですが、少しづつ技量を上げ理想に近づけるように一緒に修行しましょう。
居合道を始めることを決断するのに遅すぎるということはありません。

 
 ● 馬場敏 師範代

居合指導者・馬場指導員

明和7年より3年間、江戸桜田上屋敷で勘定組頭を勤めた8代前のご先祖様
<元より身分に過ぎたる勤め方故、役中様々危なき事共御座候得共、昼夜丹心を入れ相務候>
こう書遺している。どうみても文系の次郎兵衛さん、改革派、反改革派の狭間で剣の腕はどうだったのか?

昔のサラリーマンは羽織袴で2本差し、単にそんな姿を体感したくて始めた居合です。
体や脚の捌き、剣の扱いを稽古するうちに己を厳しく律する武士の生き様も理解出来るようになります。

お稽古ごとの一つでもあり、また今やスポーツとも云われる古武道居合は私にとって自分磨きの場でもあります。

 
 ● 平澤昂円 師範代

居合指導者・三浦指導員

若いころの交通事故の影響か60歳を前にして歩くとき前傾姿勢が多くなりました。このままいくと早晩腰が曲がると整形外科医に指摘され、防ぐには体幹を鍛えるように指導されました。そんな時居想会のホームページに出会いました。明るく楽しそうな会の方の笑顔を見て見学をした日に即入会です。最初のうちは半身の切り替え。緩み。縦の動きなど耳慣れない言葉だらけ、若い人の動きがうらやましく感じられました。
あるとき宗家から年配者は年配者の味のある居合とゆう言葉を聞き心を強くした次第です。ゆっくりでもいい居想会の居合を自分のペースで稽古してみようと。良き師、楽しい仲間に恵まれ見学した日の直感が間違ってはいなかったことを実感しています。居合いは奥が深いと言われます体が動く限り稽古をしていく所存です。

 
 ● 盛岡篤志 指導員

居合指導者・盛岡

時代劇や歴史上の人物に憧れた方、刀が好きな方、武道の延長上に辿り着いた方、健康目的に始められる方など、居合を始めようと思われる方の目的や動機は様々であると思います。私の場合は、単純な動機なのですが、幼少の頃から時代劇が好きで袴を穿いて刀を腰に差したかったからです。
しかし、「袴を穿いて刀を差す」、たったこれだけのことで、今までの私には見えていなかった新しい世界が見えてきました。
居想会では、居合や剣術を学べるだけではなく、日本の歴史や文化も同時に学べます。また、稽古後などアフターでは、同じ無外流を学ぶ剣士同士、年齢や性別に関係なく交流を深め、自分自身の見聞を広める手助けになっています。
もし、居想会の稽古内容や雰囲気に不安を感じるようでしたら、是非、体験稽古会に御参加ください。また、ホームページ上に掲載されている行事や稽古風景の写真を見て頂ければ、自ずと居想会自慢の「雰囲気の良さ」が伝わってくることかと思います。数ある稽古事の中でも、いつ始めても始めるのに遅いということがないのが居合だと思います。
是非、古の時代に一歩足を踏み入れてみませんか?古の時代にこそ新しい自分が見えてくるのかもしれません。

一緒に流祖辻月丹資茂の目指した江戸無外流を学んでいきましょう。

 
 ● 大隅幸一 指導員

居合指導者・大隅指導員

居合は、仮想敵を相手に自分自身で基本や形の稽古を積んでいきます。また、現在では殆ど使うことの無い、体捌きや所作があって慣れない動きに戸惑うことがありますが、いずれも理に適ったもので繰り返し一歩一歩真面目に稽古を積むことで、身に付き上達していくことができます。
刀を振ってみたい方やストレスを解消したい方など動機はいろいろあると思いますが、老若男女を問わずそれぞれの体力や目的に応じて稽古ができると思います。興味を持ったら実際に見学や体験などを通して体感してみてください。

 
 ● 菊池刀夢 指導員

居合指導者・小野

物心ついた頃から歴史が傍らにあり、日常から離れ、ただ一心不乱に己が好きなものに打ち込むものとして選んだのが居合であり、剣法でした。

居合は、常に己との闘いの連続。己とは自分でもあり、仮想敵でもあり、心がそのまま形に現れる。刀は己が心を正直に映し出す、心技一体の武道です。心穏やかに、自分と向き合い、自己の特性を理解し、よりよくしていくためには、どう動けばよいか、日々精進していくことができる、正に真剣勝負なとても魅力的な古武道です。

剣法は、常に相手がいます。木刀を通したコミュニケーション、対話があり、そのやり取りを楽しむ古武道です。こちらは他者理解、相手の呼吸を読み、相手との間合いを図るなど、刻々と変化する世の中にどう対処するかと同様に、相手に合わせ変化し続ける柔軟さが求められます。瞬時に対応する力が身につく奥が深い古武道です。

グローバルな社会の中で、国の垣根は取り払われつつありますが、だからこそ、世界の国々と対等に、また、分かりあっていくためにも、日本の伝統や文化が見直されている今、居合道という形で私達と一緒に居合や剣法を初めて見ませんか。

 
 ● 小野桂舟 指導員

居合指導者・小野

居合は現代スポーツにはない日本古来の体の使い方をベースにして稽古します。「柔よく剛を制す」の諺とおり、普段使わない膝・股関節の緩みや、骨格や肩甲骨の滑らかな動きにより、しなやかな動きが身に着きます。勝ち負けではなく、自分の体と対話しながら地道に稽古することにより、体幹が鍛えられ徐々に体の変化を感じ嬉しくなります。また、袴を履いて刀を帯刀する事により、侍文化の一部を体感できるのも楽しいものです。是非、体験会に参加し、居合の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。
私は、居想会本部に入会し稽古してきましたが、会社退職に伴い2016年9月より新たに茨城居想会での稽古を開始しました。茨城のみなさん、茨城でも居想会の稽古ができますので、一緒に稽古しましょう。

 
 ● 三浦無斎 指導員

居合指導者・三浦指導員

「日本とは」、「日本人とは」—海外駐在生活で、海外の人と接するたびに繰り返されてきた疑問。
積み上がった本から、武士道にヒントありかと。経験なくしては掴めずと、たどり着いたのが居合道の居想会。

とにかく初めは戸惑うことばかり。 半身を切る? 緩みで動く? 中心を取り合う?
動いてみても、増えるのは「?」ばかり。 そもそも、これは古武道。普段の動きと違って当然。
それでも稽古を続けていくと、「なんとなくこんな感じ」と思える時が。しかし、その時に現れるのは次の課題。
ブレ幅ゼロを目指すものの、遠い道のり。 そして、仮想敵。 斬ろうと思えば体は乱れ、動きに囚われれば、斬れない、手ごわい。 己が成長すれば、仮想敵も成長する、相対しているのは常に己か。
一方、実際に相手がいる剣法。形稽古だとしても相手の動きは常に違う。「間合い」が支配する。距離、早さ、力、角度、それへの対応。そもそも間合いというのが出てくるだけで、体がついていかない。何度も何度も、繰り返し、繰り返し。

孤独でストイック? 是非、見て確かめてください。 稽古中は真顔、たまに半べそ、たくさんの笑顔と暖かい空気。素晴らしい先生方と仲間がいてこそ。動機は様々でも、そんな全てを包み込んでしまう大きさがあります。武士道の片鱗を掴めるのか、信じて向かいます。あなたも何か動かされるものが見つかる場になるかもしれません、居想会は。

 
 ● 黒田玄雲 指導員

居合指導・黒田

学生時代もそろそろ終わりを迎える、という時期に 「何か変わった趣味を一つ持ってみたい」という動機で居合に興味を持ちました。 最初は軽い気持ちから始めた稽古でしたが、すっかりこの世界に魅了され 今まで取り組んできた趣味の中でも一番長く続けています。
現在では、居合だけでなく木刀を使った剣法稽古を通じて 「より相手を意識する」こと、さらに厳密に身体動作を身につけるという、新しい(そして遠い!)目標を持って 不器用ながらも少しずつ頑張っているところです。
お仕事・学業が忙しい方でも、平日・週末とどこかで稽古場が開いていますので ご自身の生活に合わせて、無理なく続けてゆくことができます。 私自身、自営の仕事と育児・家事をしながら、少しずつ時間を作って稽古を続けています。
また、普段の生活とは違う「非日常」な時間があると良い気分転換になります。 「袴を身につけて刀を差す」 これだけで充分に「非日常」であり、普段の生活ではありえない光景ですよね。
さらに今まで知る機会もなかったような新たな学びもあり 有意義な時間にできると思います。  居想会がどんな稽古をしているか、そもそも居合の稽古とはどんなものなのか少しでも興味を持たれた方は、ぜひ一度稽古場へ見学にいらしてみてください。 お待ちしております。

 
 ● 和田冠玄 指導補

居合指導者・宮澤

仕事の関係で出張や地方への赴任が多く、スポーツ等で体を動かすことから遠ざかっていましたが、東京での勤務に落ち着いたことを機に、何かやろうかと思い始めていました。そんな中で何気なくホームページを見ていて、居合も悪くないなと思い、気軽にあまり深く考えもせず始めました。ただやるからには途中で投げ出すようなことはしないように、長く続けようとは強く思っていました。
居想会に入会して稽古を始めたころを思い出しますが、最初は分からいことばかりで、戸惑いの連続でした。稽古着・袴の着付けには時間がかかるし、緩かったりきつ過ぎたり、稽古途中で着崩れしたりで、そっちの方が気になり稽古そのものに集中できず苦労したことを覚えています。稽古では、「体軸の保持」「剣体一致」「丹田」等々、普段は耳にすることのない言葉が行きかう中で、初めは見様見真似で一緒に動いているのがやっとでした。そんな稽古も、回を重ねていく毎に、少しずつ言葉もその意味も含めて聞きとれるようになり、体もそれなりについていけるようになります。そして、基本や形の手順が分かってくるにつれて面白さも出てきますし、また難しさも感じるようになります。抜刀、切付、振りかぶり、体捌き等々、少しできるようになるとまた新しい課題が出てきて、これの繰り返しのような気もします。
入会以来稽古を続けていいますが、「ある課題を克服できた」、あるいは「ここが上達した」とかいうことをある瞬間に、明確に実感できたことはあまりなかったように思います。私の場合、個別の課題について、実感できたことと言えば「腹抜きがスムーズに出来るようになった」ということくらいでしょうか。審査を受けたり、普段の稽古で指導を受けたりするなかで、かけられる言葉から自身を見つめなおして再評価することで、「少しは出来てきたのかな」とか「ここが上手く出来ていないな」と思いながら稽古をしています。
人それぞれに始める動機や、居合に対する思いも感じることも違いますし、稽古に割ける時間もそれぞれ違いますので、一概に言えることではありませんが、続けることが大事だと思っています。居合は力やスピードを大きく要求されませんので、私自身若い人にも負けずにまだまだ上達できると思いますし、気負うことなく長く続けていきたいと思っています。

 

 

 
 ● 宮澤和敬 指導補

居合指導者・宮澤

小学校へ入学すると同時に、近所にあった剣道の道場へ通い始め、就職する頃には参段を取得していました。20代〜30代の頃は、仕事が忙しくて次第に道場から足が遠退いてしまいました。   剣への変わらぬ思いを抱き続けていた40代の半ばに大病を患い、入院、手術、リハビリを経験したことで人生観が変わり、もう一度、自分のやりたかった剣の道を目指そうと改めて決意しました。 有段者として経験のある剣道へ復帰する道も考えましたが、勝ち負けを競うスポーツ的な世界ではなく、自身の精神鍛練として日本古来より現代へ受け継がれている古武道の世界へ初心者として身を投じることを選びました。
居想会はホームページで知り、都内各所に稽古場があるので仕事帰りに会社から通える点と1年を通じて色々あるイベントの写真を拝見し、みんなが楽しそうな笑顔で参加している点が決め手となり、稽古場所の見学を申し込みました。 実際に見学した印象も想像していた通りで、稽古中の厳かな雰囲気、合間の休憩では年齢、性別関係なく、和気あいあいと仲良く談笑している和やかな雰囲気を感じたので、その日の内に入会申し込みの手続きを行いました。 入会して最初の稽古から20回位までは、周りのペースについていくのが精一杯でしたが、次第に身体が動くようになり、古武道の奥深さに悩みながら月に約15回前後のペースで稽古を続けています。 稽古は決して回数だけではなく、1回毎の稽古の質を高めながら積み重ねていくことが大切だと思います。その為にも周りのペースに合わせるのではなく、自分自身の目的と体力を考えて、無理なく稽古を続けていくことが肝心だと思います。
古武道の世界とは、普段の喧騒とした日常を離れて、稽古を通じて自分の心と向き合う時間でもあります。剣の道は奥が深く、到達点などありません。其れ故、それぞれのペースで長く稽古を続けていくことにより『心技体』が充実していき、うまくいかないことに悩みながらも、それまでより少しだけ出来るようになった実感が励みになると思います。 もし、入会に迷われている方がいましたら、先ずは稽古場へ見学に来られることをお勧めします。 百聞は一見にしかず。 居想会の雰囲気をご自身の目と肌で確かめていただくことが良いと思います。

 

 
 ● 鳥原景永 指導補

居合指導・鳥原

東京へ転勤異動となり、都会でしか出来ない(こと)を探しました。5W2Hが明確な「居想会」で「居合いとは何だろう」と体験稽古をお願いしました。

その時は、自分には難しいと思いましたが、友人から背中を押され入会させて頂きました。

良き指導者と良き稽古仲間に恵まれ今に至っています。(煙草を止めることが出来て、家族は喜んでいます)

宗家が仰る、「自分と向き合う」という難しく壮大な課題に苦慮しながらも、高みを目指して行きたいと思っています。

動機は10人10色ですから、興味が湧いたら覘いてみては如何でしょうか?

 

 
 
 





居合・トップページ
居合・居想会とは
居合・気剣体一致の妙
居合・行事・稽古会
居合・稽古場所
居合・稽古スケジュール
居合と剣術の形
居合・無外流の研究
居合の効果
居合・指導者の一言
居合・稽古日記
居合・engkish


居合・入会案内
居合・体験稽古