気剣体一致の妙

 

古武道・居合:野送り 2010.1.15

 
 

 
 

野送りの動きはシンプルですが、実に奥深い要素を秘めた居合の形です。
真っ向からの敵の刃を体捌きと受け流しで凌ぎ、かわす刃ですかさず敵の首をとります。
早く動き出せば追われ、遅ければ敵の刀を捌く事はかないません。

・抜刀と受け流し
敵の刃の間合いを見切り、膝全体を緩め右に重心を移動させます。移動した重心は右足を送ることで均等が生まれますので、同時に上体を右45度上に体を開くように抜刀し、切先をやや跳ね上げます。
ただし、動画で一部解説のように鎬で受けると言っても刀がフラットな状態で受けると、抵抗が大きくなり敵の刀は落ちません。受け流すという事であれば右傾斜した体に添うように刀を操作し鎬で敵の刀を落とすほうが、現実的です。
受け流しの稽古では、相手と自分の刀の交点を抵抗なく落とす刀操作を身につけます。

・ 斬り
右傾斜した体軸を垂直に戻しつつ、刀の物打ち部分を敵の首に当てます。このとき右足を軸にすると体が回ってしまいますので、体軸を強く意識し刀を右手で振り回さないようにします。右拳が直線的に敵の首に向かうラインをイメージし、肘、肩さらに胸を使い体軸により近い部分で刀を扱うようにします。<

シンプルな動きだからこそ、ごまかしのきかない古武道らしい居合形と言えるでしょう。

 
   
     
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