居合:夢想返し・手の内 2009.4.21

後方の敵を斬る夢想返しの居合形で重要な事は、無駄な動きを究極までに削ることです。
柄頭から切先まで正中線の中にある事。そして切先が相手に直線的に向かってゆく動きです。
この動きを得る為には逆説的ですが、なにもしない事です。
指を開いた手の内のシーンを見ても分かるように、刀は反りがあることで本来体に添って作用するものです。
それを妨げているのは実は我が身です。手首を使ったり、振りかぶったりして折角の刀の道筋を壊します。
刀の重さを感じその道筋に従って体全体を使って表現することが、居合での早い動きを作ります。