居合の形:破図味 2013.11.6

居合形・破図味の初動は陽中陰と同じである。陽中陰は敵の膝下を斬るために左半身を捌き腰割りの状態となるのに対して、破図味は飛び上がり敵を牽制することにある。 一つの体勢から状況に応じて対応できる体を作ることは武道の基本である。居想会の居合形は理合に添って20本で構成されているが、それぞれが独立した一本ではないということを念頭に置くべきである。 一本の形を丹念に稽古し、それを20本に積み上げることによって得られることとは、応用された動きである。20本の形が一つとして成ったとき、無限に対応出来る技が生まれてくるのである。 一つの形を独立させず、形の修練が進むに従って一つひとつを繋げてゆく想像力が居合の稽古にとって大切なことである。


居合形・破図味1スペース居合形・破図味2