居合指導員たちによる指導日記
トップページ
居想会とは
気剣体一致の妙
行事・稽古会
居合風景
居合・剣術の形
無外流の研究
指導員の一言
稽古日記
稽古日
稽古場所
居合の効果
会員ページ
居合稽古日記
居合指導部

平成24年4月15日(日)池袋 居合:尾又指導員


基本の素振りの後に壁抜きを稽古しました。
壁抜きとは、刀を真中で取った状態で柄頭を壁につけます。
その状態から右手は動かさずに左半身を引くことで抜刀します。

ついつい刀を右手だけで抜こうとしてしまいますが、右手だけでは抜けません。
左手の鞘引き、左半身の使い方でスムーズに抜刀ができるようになります。

この日は新人さんが多数参加されました。
新人さんにとっては次々にいろいろなことを学ぶので、頭も気持ちも
焦ってしまうかもしれません。
急ぐ必要はありませんので、ひとつひとつ身に付けていきましょう。


平成24年4月14日(土)錦糸町 居合:三澤指導員


やっと春らしくなったと思いきや、再び冷たい雨の降る週末となった本日、28名の方々とご一緒致しました。

基本稽古の後、本間師範のご指導にて、6月の演武会に向けた稽古を実施。

演武会は、現在の自分の修練具合の披露の場であることは元よりですが、当日自分に出来る最高の演武をするために、心身共に準備や努力をすることに意義があります。

ありのままの自分。

素直に受け入れるのは、努力と勇気も必要ですが、それは自己満足のみで終わらない居合稽古の一環でもあります。一人でも多くの会員の方々と、この稽古を乗り越え、また一つ上の段階を目指したいと愚考致します。

万障繰り合わせの上、皆様がご参加になれますことを祈っております。


平成24年4月8日(日)赤羽 居合:黒田指導員


基本素振りから形稽古に至るまで,切る敵・倒れた敵への目線に注意することに付け加えて、剣と身体の一致を意識して稽古を進めてゆきました。

今回行った形は、真・野送り・前腰・神妙剣の4本。
スペースにかなりの余裕がありましたので,走り懸りを多めに取り入れてみました。

回数を重ねて馴染んでいる形,今回の神妙剣のように回数をあまり多くこなせていないが故にまだまだ馴染み切らない形など、いろいろあると思いますが共通して重要となるのは「ゆっくり等速に動いて剣と身体を一致させること」だと思います。

ゆっくり動くというのは、ごまかしが効かなくなりますのである意味早く動くより難しいです。
しかし、難しいからこそ自分が出来ていない部分がはっきりとわかり、課題の発見につながります。
精度の高い動きに繋げてゆくためにも、「ゆっくり等速に動く」ことに重きを置いてみて頂きたいと思います。


平成24年3月24日(土)池袋 居合:金子指導員


基本の稽古から形の稽古まで自分の動き(位置)と敵の動き(位置)、間合いや敵と向きあっているときの呼吸のようなものを感じていただき、稽古を行いました。

居合形は向抜、響返し、玉光、夢想返しを行いました。
不利な状況でいかに早く相手を斬ることができるか、逆に攻勢に持ち込めるかなど瞬間的な動きの中で、ただ速く動くのではなく、自分と敵の状況をイメージすることで、無駄な動きをなくしたり、緩むことなどの具体的な体の動きの必要性が感じられたのではないでしょうか。
言葉にしづらいですが、稽古で体を動かしながら、頭の中でも想像をしてみてください。


平成24年3月24日(土)錦糸町 居合:三澤指導員


型は「右」「玉光」「陰中陽」を稽古。
特に左右の転回、捌きにおいては、抜刀前に不安定な体勢となりますが、軸を保つ制約の中で、バネが如くエネルギーを溜めるための体勢であり、足を踏み替えて安定させてしまうと、その効果がなくなってしまいます。
苦しい体勢ですが、何度も試み、身につけて参りましょう。

なぜそうまでして関節を緩める、軸を保つ、縦で動くことにこだわるのか。

もちろん、無駄な力みが身体の円滑な運用を妨げてしまうことが第一です。しかし、ある意味もっと大事で、残念ながら自分では分かり難いことがあります。
それは視覚的に自分の動きが察知されにくく、結果的に相手より先に刀が対象に届く、ということです。

自分で効果が分かりにくいのは、モチベーションの維持から言っても苦しいものですが、そもそも居合とは孤独なものです。
肉体的な苦しみもしかり、精神的な苦しみとも向き合い稽古を積み重ねて行きたいものです。



平成24年3月21日(水)水道橋 居合:平澤指導員


天気最近読んだ物の中で心に残ったこと、学ぶという語は(真似ぶ)まねぶに由来し真に似せることから真似ぶになったと考えられる。学びの精神は元はまさに真似る精神なのである。
世阿弥はどんな些細なことでも写実的に真似てみろと説く、写実とは目に見える優れた点を素直に学ぶことであり写実を行うことで本質が身についていくというの である。振り返って自分を見るとき真似ることすらできない自分にもどかしく。さらに演武する自分を冷静に見る自分が必要という離見の見に至っては遥か彼方 のことのように思われます。


平成24年3月4日(日)秋葉原 居合:三澤指導員


天気が不安定な日が続きますが、当日は28名の方々とご一緒させて頂きました。

基本稽古を一通り行った後、型は「右」「野送り」「陽中陰」「胸尽し」「前腰」を稽古しました。

なるべく多くの型を体感してもらうことが最近の目的です。
その中で押さえておいて頂くべきことは、

1.自分を中心に座標の意識を(自分を中心にして仮想十字を)。
2.目線は相手が倒れるまで前上方を。
3.力まない。
4.自分の身体を、相手に正対させて斬る。

というところでしょうか。
いつも言われているところの、運刀は腕だけでなく、身体で持っていく、というのは「力まない」動作の体現でもあります。
また、繰り返すようですが、稽古は場所を選ぶものではなく、日常の生活習慣の中に一つ一つ潜んでいます。

「居合」という非日常だけでなく、常に身体の状態を最適にするよう心掛けていきたいですね。


平成24年2月26日(日)秋葉原 居合:三澤指導員


小生の地元、茨城でも梅祭りが始まり、暖かくなりそうだなと思いきや、身を切られるような寒さが戻って来たりと体調管理が難しい時期かと思います。

さて当日は、体験の方一名を含む22名の方々とご一緒しました。
基本稽古で少し多めに振って頂き、型は「円要」「水月」「両車」「響返し」を稽古。

スペースの問題があるため比較的機会が少なくなりがちなものを、取り敢えず振ってみることが出来れば、と思っております。


平成24年2月19日(日)赤羽 居合:黒田指導員


今回は,切る敵・倒れた敵への意識,目線に気を付けることを重点項目としました。
基本素振りから形稽古に至るまで,回数を重ねるにつれ目線が下を向いたり,剣の動きに目を奪われる傾向が見受けられます。
本来の切るべき敵がどこにいるのか,倒れた敵はどんな状態でいるのか少しずつ明確にイメージしてゆきたいですね。

本日の形稽古は,お互いの間合いに気を付けて頂きながら走り懸りを取り入れました。
基本の二からそのまま前腰を稽古し,走り方を確認しました。
その後,真,腹抜きの稽古を兼ねて胸尽しを行い,最後に神妙剣を行いました。

神妙剣は動きが非常に難しい形ではありますが,前へ進む推進力を殺すことなく左方向への転身へ利用してゆくには,踏ん張って廻るのではなく「緩み」が重要な要素となってきます。
頻繁に行わない形ですので身体に馴染むまでが大変だとは思いますが
ひとつひとつ,自分の中に宿題を課しながら少しずつ出来てゆく過程を楽しみましょう。


平成24年2月18日(土)錦糸町 居合:三澤指導員


当日は24名の方々と稽古させて頂きました。

基本稽古の後、型稽古は「本腰」「野送り」「陰中陽」「前腰」
中心線に沿って行うもの二本、少し外して返すもの二本を行いました。

いつも自分の中心を意識していなければ、相手の中心を認識出来ず、逆に後者の二本の技を食らうことになります。型という稽古をしてると忘れがちですが、ここが稽古の大事で、苦しいところです。生活習慣の中でも忘れずにいきたいですね。

また、中心線を外すという行為は、大きな動きを必要とするものではなく、理論的には刀の身幅分、大きくても腕の直径分をさければ良いので、一般の「一歩」分の幅を必要としません。
足を出す勢いや抜く勢いに引きずられないように注意しましょう。
もっとも、「勢い(慣性、惰性)」というものは居合の基本においては生まれ得ず、振りと鞘引きの関係のように、作用を打ち消す反対側の作用を加えて、常に正中線上に居ることが必要です。

軸、緩み、作用と反作用・・・身体で感じ、自在に表現していきたいものです。


平成24年2月5日(土)秋葉原(1級以上) 居合:豊田指導員


<半身の入れ替え>
帯刀前の稽古の始めに行う、足の入れ替え、半身の入れ替えの確認。
疎かにしないようにしましょう。
準備運動な訳ではありませんし、間違っても素早く入れ替えられたらゴールというわけではありません。
刀を持ったときの全ての動きに通じる基本中の基本です。
中心を押さえる動きであることをよく説明しますが、その中で確認しながら動かしていただきたいのが下半身と上半身の一致。
(便宜的にわかりやすく言うと、骨盤のラインと肩のラインの一致)

全てに通じている中でも個人的にこれを意識的に利用して確認しているのが、振りかぶりから斬りへの一連の動きです。
半身から逆半身への稽古の動きをここで行い、腕と刀は無駄なく上下に動かすだけ。
さてこれを行うには、「刀の重心をよく理解し無理なく振りかぶれていること」が前提となってきます。
それがわかってきたら、上記の「上半身と下半身の動きが一致していること」の確認。
そしてまた、刀の動きの確認。。。
と繰り返され、延々と無駄のない動きを求めていきます。

初めはゆっくり順に動きを確認していきましょう。
股関節の緩ませ方、肘・肩の緩ませ方、半身の進ませ方、左手の合流のさせ方。。。
腕力で素早さを求めた時点で上記のループは途絶えてしまいます。

確認のループ。一緒に楽しみながら稽古していきましょう。


平成24年2月5日(土)秋葉原(2級以下) 居合:金子指導員


本日は、体の中心軸を意識した稽古を行いました。
中心を意識した抜刀、敵と自分の正中線をぶらさず、敵を捉え斬っていくことなど、中心や軸を意識することは、前にいる敵をどれだけイメージできているかということにもつながっていると思います。
 体の一部分の動きで斬るのではなく、動いていく体のすべてが、斬りにつながっていると意識を持ってみてください。
 慣れないうちは、ゆっくりした動きで構いませんので、正確な動きや手順を覚えていきましょう。


平成24年2月5日(土)赤羽 居合:黒田指導員


本日は稽古参加者11人と,赤羽のスペースに対し少々大人数であったことと
見学者の方もいらっしゃった為,各自の間合いに気を付けて頂きつつ稽古を行いました。

本日は基本稽古の後,腹抜きを集中的に稽古した上で左月,胸尽しを行いました。
腹抜きは,鞘引きをタイミングよく十分に行わなければ剣先が鯉口に引っかかってしまいます。
難しいことですが,右の抜きに頼らず,しっかり左の鞘引きを強く意識しましょう。

また,時間が経つにつれ目線が下の方に向いてしまう傾向が見られました。
自分の仮想敵がどこにいるのか,よく考えながら丁寧に動いて行きたいですね。


平成24年1月19日(木)秋葉原 居合:大隅指導員


本日は、基本稽古の後、真・胸尽し・水月の型稽古を行いました。
 最初のうちは、手順を覚えるところからで構いませんが、早く・力を入れて振らないで、ゆっくりした所作で、足の運び、刀を中心で取る、鞘送り、鞘走り、鞘引、刃筋、切り終りの位置、剣先の位置などなど、細かい点を含め確認をしながら身に着けていくようにしましょう。
 最初から上手に出来るものではありませんし、居合の奥深さを考えると、理合と正しい所作を少しずつでも身に付けていけるよう、焦らずお互いに稽古に精進していきましょう。


平成24年1月14日(土)池袋 居合:金子(毅)指導員


基本稽古の時に、左右の力を同じに使って横一文字と逆袈裟を
抜刀する稽古を行いました。ゆっくり動きながら、自分の体が
どのような感じで刀を抜き、前に進んでいるのかを今一度確認
いただきたいと思います。
軸をぶらさず、中心を意識することで最短、最速で相手に剣が
届くことをイメージしてみてください。そのなかで体の緩みや、
無駄な力を使わないといった様々な体の動きの要素があります
が、ひとつひとつ稽古で身につけたり、意識できるようにして
みましょう。

平成24年1月13日(金)九段 居合:深谷指導員


本日は「真」「水月」「胸尽し」「神妙剣」の型を稽古致しました。
基本稽古、型稽古を通して意識していただいたことは
  ・お腹、腰を意識し上半身を潰さない(軸を意識)
  ・手順の中で動きの「めりはり」を考え、そうしようと意識する
です。

まずは、体の力を抜きゆるんだ状態で等速で動く。
というところから始めていきますが、稽古にも動きにも慣れてきたら
刀を握りこむことによって「敵を斬る」という面にも意識を向けていきましょう。
ただし、「斬る」ためにやみくもに力をいれればよいわけではありませんし、「速く動ければうまそう」だから筋力で動けばよいものではありません。

基本は軸をたててゆるんだ状態。
動く際も同様です。
敵を斬るときに「柄を握りこむ」という力を加えるだけです。
抜刀の前、振りかぶりに力はいりません。

・・・・・・が理想です。
そういう自分も「肩におこりがみえる」とご指導いただいたばかりです。
精進精進。

平成24年1月7日(土)錦糸町 居合:三澤指導員


年が明けて早くも10日が経とうとしておりますが、改めまして今年も宜しくお願い致します。

さて、題記の稽古ですが、たくさんの方々がご参加になり、初段以上は宗家が稽古をつけて下さり、小生は1級以下の方々と稽古させて頂きました。

基本素振り後の型稽古は「真」「両車」「響返し」を稽古。

基本素振りではそれぞれを単独で行いますが、型稽古に於いて刀を振ることは、単純な足捌きに加えて、鞘引きや次に続く動作に意識が飛んでしまい、現在行うべき動作が比較的疎かになりがちです。
その中で特に、一刀目の振りが縮こまり、前方の相手に届いていない、若しくは充分な一撃を加えうる振りが出来にくい状態になり易いので注意が必要です。
一刀目あっての次の動作であり、斬り抜かぬまでも、充分な衝撃を与えての二刀目です。しっかり肘を伸ばし、前方の相手に打撃を加える心持ちを持ちましょう。

また、納刀は一気に刀身全部を納めるのではなく、刀身3分の1程度を納めて次に備え、相手の動きを見極めた後、引き続き監視しながら
静かに刀を納めていく動作が必要です。
初めは自分の確実に行える速度で3分の1を納め、その後はゆっくりと思うくらいの動きで納刀していくと宜しいかと思います。

稽古は刀が無くても、日常生活のあらゆるところで可能です。
自分の今までの感覚を再確認することも含めて、もう一度生活を見直してみませんか?
但し、不審者にならない程度にご注意を。

平成24年1月8日(日)赤羽 居合:黒田指導員

明けましておめでとうございます。

今回より,赤羽稽古場をメインに指導を担当させて頂きます。
良い稽古場になるよう精一杯努力してまいりますので,よろしくお願い致します。
まだ本年初稽古の方も多かった為,簡単なストレッチから始めてゆきました。

今回の稽古ポイントは,切る敵の方向・距離感を明確にイメージすることです。
実体がないものを想像しながら振るのは大変難しいことと思います。
しかし正確な動きを目指す上で非常に大事なことですので,自分と同じ体格の敵がどのように動いているのか考えながら斬れる動きを取ってゆきたいですね。

形稽古では,敵の位置を明確にイメージして振ることを目的とし,向抜・響返し・円要・野送りを行いました。
敵付けから納刀等の所作の面でも,意識が敵に最後まで向いているか
確認する習慣をつけてゆくのが良いかと思います。

本年も,怪我が無いよう気を付けながら稽古を楽しんでゆきましょう。
よろしくお願い致します。